2016/03/21
o-chandesu
大和芋を使ったとろろご飯、食欲のない時でもスルスルとした喉越しでいただけてしまいます。また滋養も豊富で元気のない方にもしっかりとした栄養をとってもらえるとろろご飯。今回は大和芋を使ったとろろご飯の色々なレシピをご紹介していきます。
大和芋とは
奈良県産の大和芋は黒く丸いじゃがいものような形をしたもの
関東ではいちょう芋の事を大和芋と呼んで親しんでいますが、古くは江戸時代から奈良県の人に守られて作られ続けている伝統野菜です。色の白い物は伊勢芋と呼ばれていますが中身は同じ大和芋です。
大和芋とは
関東の人にはこの形が馴染みが深いものではないでしょうか
すりおろすと非常に粘りが強いとろろとなり、だし汁などで伸ばして食用にする事も多い食べ物です。栄養素はほぼ炭水化物とタンパク質になっており、カリウムと銅が多く含まれる食品です。
大和芋のとろろレシピ:基本のとろろご飯
大和芋をすりおろしたとろろをだし汁でのばしたシンプルなとろろご飯
大和芋はよく洗って皮をむきます。全てむいてしまわずに手で持つ部分は皮を残しておくとすべらず持ちやすいでしょう。大和芋はおろし金で使用する量をとろろにした後、当り鉢で当たっておくとなめらかなとろろに仕上がります。
大和芋のとろろレシピ:基本のとろろご飯
当り鉢でなめらかにしたとろろにだし汁など加える
粘りが非常に強い大和芋のとろろ。このままだとボタッとした食感なので適量のだし汁、卵黄をといたものを加え食べやすい濃さに調整します。だし汁を入れるのは味付けだけでなく濃度調整の意味もあったんですね。
大和芋のとろろレシピ:基本のとろろご飯
すりおろし、だし汁などでのばしたとろろは麦飯などに乗せて
ふわふわでなめらかなとろろを麦飯などの上に乗せ、お好みで青のりや醤油を加えていただきます。お手軽おいしいとろろご飯の出来上がり。
とろろ芋を食べると口のまわりが痒くなるのは、大和芋などに含まれるシュウ酸カリウムのせい。たくさんの針のような形をした繊維で口の周りに刺激を与えるからです。お酢で拭くと早く収まります。
大和芋のとろろご飯:プラスアルファして
マグロをプラスした大和芋のとろろご飯
基本の作り方で作ったとろろにマグロをプラスして。まぐろととろろは日本人が大好きな食材の組み合わせです。マグロの山かけだけでお酒のおともにも。あっさりとした口当たりで、どんな料理とも相性の良い定番レシピです。
大和芋のとろろご飯:プラスアルファして
大和芋のとろろ明太のっけご飯
基本の大和芋のとろろに、博多名物めんたいこを乗せて。見た目も綺麗で、ピリ辛が食欲をそそります。とろろは蛋白な料理なので味付けの濃いものと相性が良いです。お好きな食材と合わせて新しい丼メニューを考えてみては?
大和芋のとろろご飯:プラスアルファして
大和芋にオクラを合わせてダブルねばねばとろろご飯
麦飯の上にまぐろの赤身、オクラは軽く熱湯に通して細かく輪切りにして。だし汁で伸ばした基本のとろろをまわしかけていただきます。ねばねばした食べ物は体に良いと言われていますね。さっぱりと食べられるので夏のメニューにおすすめ!
大和芋のとろろご飯:肉と合わせて
ハンバーグととろろのご飯
味噌が入った和風のデミグラスソースのハンバーグをとろろご飯に乗せたカフェごはん。とろろはお肉とも相性が良さそうです。和と洋のコラボレーション。とろろの下にソテーしたズッキーニも乗っています。
大和芋のとろろご飯:肉と合わせて
大和芋のとろろとローストビーフ
ローストビーフをお醤油でいただくのもオツなものです。とろろと合わせて丼にしてしまった贅沢な一品。もみ海苔と卵黄を加えて。
大和芋のとろろご飯:肉と合わせて
鶏肉の照り焼きととろろのコラボ
甘辛く味付けをした鶏肉の照り焼きもとろろとよく合う料理です。ご飯がモリモリすすんで食べ過ぎ注意ですよ!
大和芋のとろろご飯:肉と合わせて
とろろとお肉と言えば、忘れてはならないのが牛タン
麦飯ととろろと牛タン。あまり食欲がない時でも不思議と食べられてしまう献立です。ご飯の上に乗せて丼にしてもよし、別々に食べてもよし。みんなだいすき麦とろろ牛タンご飯です。
大和芋のとろろご飯 まとめ
大和芋のとろろご飯のまとめいかがでしたでしょうか。基本のとろろの作り方は至って簡単でしたね。とろろに合わせるご飯、乗せる具材を替えるだけで色々な味が楽しめるのもおわかりいただけたのではないでしょうか。食欲のない時はスルスルっと食べられるとろろご飯いかかですか?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局