2016/03/21
o-chandesu
子供から大人まで大好きなとろろ。大和芋で作ったとろろってご飯にかけて食べるとすごく美味しいですよね。しかしとろろに含まれる栄養分って知ってましたか?大和芋の保存方法や手が痒くならない方法など大和芋で困ってる事、大和芋を使ったレシピをまとめました。
大和芋の皮を剥いてすりおろします。
ボウルに移して水でのばします。ダシを加えてまぜあわせればとろろが完成です。
(ダシ汁でのばしても美味しくできあがります)
大和芋にはジオスゲニンという成分は含まれており、体内で若返りホルモンDHEAに変わります。
山芋の種類は沢山ありますがジオスゲニンなど他の栄養素が含まれているのに違いはありません。
大和芋の主成分はたんぱく質ですが、高血圧や生活習慣病の予防に役立つカリウムが含まれています。
他にもスタミナの強化に効果的なビタミンB1や整腸作用のある食物繊維が含まれています。
大和芋にはシュウ酸カルシウムという成分が含まれていてこれが痒みの原因になります。
大和芋以外の種類の山芋にも含まれています。
先のとがった針のような形の結晶で大和芋の中に沢山含まれています。
でんぷんをたっぷり含んでる細胞と殆どでんぷんが含まれてない針が集まってる結晶細胞という特殊な細胞があります。
鉛筆の束のように集まっています。
皮を剥いたり、摩り下ろしたりすると特殊な細胞が崩れて針の束が外にでてバラバラになります。
これがあっちこっちに刺さり痒みの原因になります。
痒みの強さは個人差ありますが、酢やレモン汁をかけて下さい。
酸の力で結晶がとけて、痒みや痛みが軽くなります。
摩り下ろす前に大和芋を酢水にさらすのもオススメです。
冷凍するとシュウ酸カルシウムが水分と一緒に凍るため、触れても痒みを感じることはなくなります。
焼いても煮てもおいしい大和芋ですが一番人気なのが大和芋を摩り下ろして作るとろろをご飯にかける食べ方です。
実はこの摩り下ろしてネバネバさせることで食物繊維の働きを活発化させます。
ネバネバに豊富なムチンはたんぱく質の吸収の促進したり、老化防止、美肌効果があるそうです。
とろろごはん美味しいのでいくらでも食べれますね。
美味しくて食べ過ぎても、でんぷん分解酵素アミラーゼが大根以上に含まれているので消化吸収を助けもたれる事はありません。
生殖能力を高めるアルギニンというアミノ酸が多く含まれています。
「とろろを食べると精が出る」とはそういうことみたいです。
大和芋(山芋)は長くて冷蔵庫に入らないことやご近所や親戚から沢山の量をもらうことがあります。
とろろにしてもどう保存していいのかわかりませんよね。
そんな時食べきれなかったりして保存方法に困ることがあります。
大和芋丸ごとの場合は常温保存が可能です。
大和芋が重ならないように並べて新聞をかけ、風通しの良い冷暗所に保管してください。
保存期間はおよそ2週間です。
乾燥を避けるためにペーパータオルや新聞紙で包んで袋に入れて野菜室で保存してください。
カットした物はラップやキッチンペーパーで包み、袋に入れて野菜室で保存してください。
どちらも保存期間は1~2ヶ月です。
皮つきのままでも保存は可能ですが、調理の手間を考えると皮を剥いてからをおすすめします。
皮をむいた後でお好みの調理方法に合う大きさに切り分け、変色と痒みを防止するのにしばらく酢水にさらしておきましょう。
その後、水気をよく切り冷凍保存袋に入れて保存しましょう。
保存期間はおよそ1ヶ月です。
皮をむき酢水にさらしてすりおろしとろろ状にした後、冷凍保存袋に平らにしながら入れてください。
酸化による品質低下を防ぐため中の空気を抜いてください。
菜ばしで袋の上から後をつけると使用する際割りやすくなります。
とろろの解凍は自然解凍です。
とろろにした場合の保存期間は1~2ヶ月です
①適量の大和芋の皮を剥いて短冊切りします。
②小皿に移しきざみ海苔と醤油をかけ出来上がりです。
お好みで梅肉をのせて頂くのもおいしいです。
夏の暑い日食欲がなくてもつるつると食べられます
①大和芋をすりおろしとろろ状にします。醤油をまぜてお好みの味にしてください。
②油を引いたフライパンにスプーンで落として両面焼いてください。
海苔をまけば出来上がりです。
お子さんのおやつ、ちょっとした空腹にオススメです。
①大和芋を摩り下ろしとろろ状にします。
②熱したフライパンにとろろを流し巻いて焼き上げます。
お弁当のおかずにぴったりです。多めに作ってストックしておくのもいいですね。
①卵、だしの素(お好みで納豆、ねぎ)をボールで混ぜ合わせます。
そこにとろろを合わせてさらにかき混ぜます。
②熱したフライパンに混ぜ合わせた物を流しいれ両面焼き上げます。
③お好みのトッピングを乗せたら出来上がりです。
ビールのおつまみや昼食などにオススメです。
お子さんと半分こして食べるのもいいかもしれません。
子供から大人まで大好きなとろろご飯はいろんな栄養が含まれてることがわかりました。
おいしくて食べすぎには気をつけた方がいいですね。
とろろ以外にも色んな食べ方がありました。
保存方法もきちんとすれば1、2ヶ月持つこともわかりましたね。
とろろもご飯にかけるだけじゃなく、とろろそばなどの食べ方もあります。
焼いてとろろ焼きにするのもヘルシーで美味しいです。
大和芋は大きくてそんな簡単に食べきれないサイズです。
とろろなど工夫しておいしく大和芋を食べましょう。
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