夕ご飯のおかずに！手羽中の旨味大根に染み込む！煮込み料理の作り方

手羽中とは、鶏の翼部分の肉の一部です。翼は大きく「手羽元」と「手羽先」に分けられ、手羽先の先端部分を切り落としたものを「手羽中」といいます。ゼラチン質を多く含んでおり、コクがあるため水炊きやカレー、唐揚げなどに向いていると言われています。

手羽中と大根はとっても相性がいいことでも知られています。特に煮込み料理に威力を発揮します。手羽中と大根を一緒に煮こむと、手羽中の旨味が大根にたっぷりと染み込んで、一口ほおばると鶏の旨味が口いっぱいに広がり堪らない美味しさです。

今回は、手羽中と大根を使ったレシピをご紹介します。

鶏手羽中　6本
大根　300g
豆板醤　小さじ1/4
八角　1/8個
しょうゆ　
酒　
ごま油　
砂糖
　

1.　手羽中はフォークで全体を刺し、骨にそって縦に１本切り込みを入れる
2.　しょうゆ、酒をからめて10分おく
3.　大根は皮をむき、乱切りにする

4.　フライパンにごま油を入れて強火で熱し、手羽中を入れて全体を焼く
5.　大根を加えて炒め、油がなじんだら酒、水、醤油砂糖、豆板醤、八角を加え、
　　煮立ったら中火にしてアクを取る
6.　落としぶたをして煮る。汁けがなくなるくらいまで煮て出来上がり！

手羽中と大根を中華風に味付けして甘辛く煮込んだレシピ。八角と豆板醤がアクセントになっています。味のしみた大根は柔らかくて美味しいですよ！鶏ガラスープの素、オイスターソース、酒、みりんで味付けて煮込み、片栗粉でとろみをつけても◎

とり手羽中…６本
油揚げ…１枚
大根…６cm
絹さや…６～８本
しょうがの薄切り…1/2かけ分
だし汁…3/4カップ
・サラダ油、カレー粉、みりん、しょうゆ

1.　大根は角切りに、絹さやは斜め半分に切る。油揚げは縦４等分に切り、さらに斜め半分に切る
2.　鍋に油小さじ１を中火で熱し、手羽中を並べ入れて焼く
3.　表面にこんがりと焼き色がついたら、大根を加えてさっと炒める
4.　しょうが、カレー粉を加えてさっと炒め合わせる

5.　だし汁、みりんを加えて落としぶたをして約５分煮る
6.　しょうゆ、油揚げを加えてさっと混ぜ合わせ、さらに煮る
7.　大根がやわらかくなったら、絹さやを加え、煮汁がなくなるまで煮て出来上がり！

ダシ汁の効いたソバ屋のカレー風煮込み。カレー粉はだし汁を入れる前に加えて香りを出します。加熱し過ぎるとカレー粉から苦みが出るそうなので煮込み過ぎに注意して下さいね。油揚げの代わりに厚揚げを使うと一層ボリューム感がアップします。ピーマンを入れてもいいですね。

■鶏手羽中 6本
■大根 15_(300g)
■カゴメトマトケチャップ 大さじ2
■めんつゆ（ストレート） 50cc
■サラダ油 大さじ１
■絹さや 4枚

1.　大根は皮をむき、乱切りにする
2.　油を熱した鍋で大根を炒め、まわりが透通ってきたら手羽中も加えて炒める
3.　水１カップを加えて10分程大根が柔らかくなるまで落しぶたをして煮る
4.　落しぶたを取り、めんつゆ、ケチャップを加えて汁気がなくなり艶が出るまで煮詰める
5.　茹でた絹さやを盛って出来上がり！

手羽中と大根のケチャップ煮のレシピです。大根も手羽中もしっかりと表面を焼き付けると煮崩れしにくく、見た目にも食欲をそそります。大根と手羽中は艶が出て、テリテリまでしっかりと煮詰めましょう。ケチャップの甘めの味付けで子どもにウケそうですね。

手羽中と大根の煮込みのレシピを紹介しました。
今回は中華、カレー、ケチャップ味をピックアップしましたが、オーソドックスな味付けが好みでしたら、醤油、酒、みりん、砂糖で調理してみてくださいね。汁気がなくなりまでよく煮詰めるのも美味しさのヒケツです。ダシと旨味が染み込んだ大根と手羽中の煮物、今夜の晩御飯のおかずにいかがでしょうか。