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赤ちゃんのはじめての肉類!手軽な鶏ひき肉の離乳食レシピまとめ

離乳食が中期に進んでくると、鶏ひき肉が使えるようになります。肉類は赤ちゃんの血や筋肉を作り出すのに欠かせない食材です。中でも鶏ひき肉は低脂肪で、離乳食で肉類を与え始めるのに最適です。パサパサしがちな肉類を美味しく手軽に食べさせられるレシピをまとめてみました。

鶏ひき肉が使えるのは離乳食中期から。

離乳食が7~8カ月ごろになると、肉類が使えるようになります。離乳食初期の頃はまだ未発達だったタンパク質を消化、分解する酵素が、離乳食中期になると発達してきます。しかし、脂肪を消化、分解する酵素は後期以降なので、肉類の中でも比較的脂肪分の少ない鶏ひき肉から食べさせていきましょう。

離乳食は鶏ひき肉が便利

離乳食中期では鶏ひき肉を選ぶ際には、低脂肪のむね肉やささみの鶏ひき肉を選びましょう。買ってきた鶏ひき肉をより細かく包丁でたたくと口当たりが柔らかになりますよ。ささみ肉を包丁でたたき、自家製の低脂肪の鶏ひき肉を作っても良いですね。

鶏ひき肉の栄養素

鶏ひき肉の中でも、離乳食で与えることができるささみと胸肉の部位は、ビタミンK・ナイアシン・ビタミンB6を豊富に含んでいます。主に粘膜や肌を保護する役割のある栄養素で、高たんぱく低脂肪なので、赤ちゃんの胃や腸にも負担をかけることなく与えることができますよ。

離乳食中期(7~8ヵ月)の鶏ひき肉レシピ はじめてのオムライス

子供たちが大好きなオムライス。細かくたたいた鶏ひき肉を入れたチキンライスを、ケチャップが使えない赤ちゃんでも、トマトと赤ちゃん用コンソメで優しい味にしあげてありますよ。

材料(2回分)

玉ねぎと人参(みじん切り)……茶こし1杯
プチトマト………3個
鶏ひき肉…………小さじ2
赤ちゃん用コンソメ…………スティック半分
おかゆ…………2回分

☆卵黄(全卵でも)……1個
☆赤ちゃん用コンソメ…………スティック半分
☆野菜のゆで汁……大さじ1

鶏ひき肉の離乳食レシピ はじめてのオムライスの作り方

① 玉ねぎと人参を柔らかく茹でます。この時のゆで汁大さじ1を取っておきます。
  鶏ひき肉は細かくたたいておきます。

② フライパンにプチトマトのみじん切りと、①を入れ、弱火で汁気がほとんどなくなるまで炒めます。

③ ②にコンソメとおかゆを入れて混ぜ、半分ずつ器に盛ります。ここでチキンライスの完成です。

④ ☆をよく混ぜ、フライパンにおとし、弱火で混ぜながら火が通るまで炒めます。
  半分ずつ③の上に盛ります。

鶏ひき肉の離乳食レシピ はじめてのオムライスのポイント

味付けされていない市販のトマトピューレを使用することで、より簡単に作れますよ。後期になれば、ケチャップも少量から使えるようになりますよ。

離乳食中期(7~8ヵ月)の鶏ひき肉レシピ 新じゃがと鶏ひき肉の肉じゃが風

新じゃがと鶏ひき肉を使って、しょうゆ味の肉じゃが風です。新じゃがの季節にはぜひ作ってあげたいですね。

材料(1回分)

新ジャガイモ………20g
ニンジン………10g
鶏ひき肉………20g
グリーンピース………5粒
だし汁………50cc
しょうゆ………1~2滴
水溶き片栗粉………少々

鶏ひき肉の離乳食レシピ 新じゃがと鶏ひき肉の肉じゃが風の作り方

① 新ジャガイモとにんじんはやわらかくゆでて、3mm角のみじん切りにします。

② 鶏ひき肉はさっとゆでて、ほぐしておきます。

③ グリーンピースはやわらかくゆでて、外皮をむいておきます。

④ ①~③をだし汁で煮て、しょうゆを落とし、最後に水溶き片栗粉を入れ、とろみをつけます

鶏ひき肉の離乳食レシピ 新じゃがと鶏ひき肉の肉じゃが風のポイント

だし汁を赤ちゃん用の粉末だしを使うことで、より簡単に作れますよ。あまり味を濃くせず、鶏肉と野菜の味を活かして作りましょう。

離乳食後期(9~11ヵ月)の鶏ひき肉レシピ あっさり麻婆丼

トマトで味つけしたのあっさりとした麻婆丼です。

材料(1回分)

絹ごし豆腐………50g
鶏ひき肉………30g
長ねぎ………3cm
トマト缶(ダイス)………1/2cup
水溶き片栗粉………少々
ごま油………少々

鶏ひき肉の離乳食レシピ あっさり麻婆丼の作り方

① 豆腐は2cm角くらい、長ねぎはみじん切りにしておきます。
② フライパンにごま油を熱し、鶏ひき肉を炒めます。そこに長ねぎを加え軽く炒めます。
③ ②にトマト缶、豆腐を加え少し煮込みます。
④ ③に水溶き片栗粉を入れ、とろみがついたら、おかゆ(もしくはごはん)をのせた器に盛ります。

鶏ひき肉の離乳食レシピ あっさり麻婆丼のポイント

シイタケなどのキノコ類や、野菜をたっぷり入れて、栄養価満点にしても良いですね。離乳食後期から完了期、調味料を加えて幼児期まで使えるレシピです。

離乳食後期(9~11ヵ月)の鶏ひき肉レシピ れんこんつくねバーグ

赤ちゃんでは食べにくい、歯ごたえのあるれんこんを、すりおろしてふわふわのつくねにしたレシピです。

材料(大人2人、子供1人分)

鶏ひき肉………200g
れんこん………200g
塩………少々
片栗粉………適量

鶏ひき肉の離乳食レシピ れんこんつくねバーグの作り方

① レンコンをすりおろして鶏ひき肉とまぜ、よく捏ねます。塩を少々入れます。
② 8等分して丸く形を整えます。表面に片栗粉をまぶします。
③ フライパンで両面を焼き、ふたをして蒸し焼きにして中まで火を通します。

鶏ひき肉の離乳食レシピ れんこんつくねバーグのポイント

大人用と離乳食用と一緒に作り、大人用はたれを絡めて味付けすると良いですね。離乳食用の味付けはそのままで手づかみでも食べれますよ。

離乳食完了期(1才~1才半)の鶏ひき肉レシピ かぼちゃカレー

少量のカレー粉とかぼちゃの甘味が引き立つ離乳食でも食べられるカレーライスです。

材料(1回分)

冷凍かぼちゃ………1個
トマト………1/8個
鶏ひき肉………大さじ1
水………大さじ2
カレー粉 ………ひとつまみ

鶏ひき肉の離乳食レシピ かぼちゃカレーの作り方

① 耐熱容器にかぼちゃ、ひき肉、水を入れ、電子レンジで1分30秒程加熱します。
② 柔らかくなったかぼちゃをつぶします。
③ 皮をむいて種を取り除いたトマトをみじん切りにします。
④ ②にトマトとカレー粉を入れて電子レンジで1分加熱します。トロッとしていたら完成です。

鶏ひき肉の離乳食レシピ かぼちゃカレーのポイント

鶏ひき肉にしっかりと火が通るように電子レンジで加熱してくださいね。
色んな野菜を入れることで、アレンジの幅が広がりますよ。

鶏ひき肉の離乳食レシピのまとめ

鶏ひき肉は便利でヘルシー、そして安価なので、食卓に上ることが多い食材です。大人用と離乳食用と同じメニューや食材を共有することも、赤ちゃんが食事をする楽しみになります。是非、便利な鶏ひき肉を離乳食メニューに取り入れてあげてくださいね。

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