ジュワッ!ジューシー!!脂ののった鯖の塩焼きアレンジレシピ5選!
2015/11/03
komumi
秋刀魚の塩焼きは、作るときは下ごしらえや後片付けが大変なように思ったり、食べるときは骨があったりパサついていたりと、敬遠する方もあります。それがこんなに楽ちんに秋刀魚の塩焼きができる、しかもこんなにおいしい!と改めて秋刀魚の塩焼きを見直せますよ。
秋刀魚は日本近海で多く獲れる魚で、日本人にとってとてもなじみの深い青魚です。近年青魚の持つ栄養素が注目され、わたしたちの健康や美容のために青魚の栄養素を積極的に摂取することが望ましいと言われています。
また秋刀魚は年によって漁獲量に多少の違いはあるものの、平均して手ごろな価格で市場に出回るため、毎日の食卓に利用のしやすい魚でもあります。
秋刀魚には刺身、かば焼き、煮付け、揚げ物などさまざまな調理法がありますが、中でも秋刀魚の塩焼きはもっとも好まれている調理法のひとつです。
旬の秋刀魚は脂の乗りが良いため、塩焼きにしてもパサつかず、フライパンでも簡単に調理ができるうえ、付け合わせの薬味を変えることによって飽きることなく食べることができます。
手ごろで安定供給され、理想的な栄養を持ち、バリエーションのある食べ方のできる秋刀魚の塩焼きをおいしく食べるコツを紹介します。
秋刀魚のうろこは水揚げの時にほとんどとれてしまっていますが、表面に青いうろこが残っていたら、包丁の先でなでるようにすれば簡単に取れます。
そのあと必要に応じてグリルやフライパンの大きさに合わせて、秋刀魚を切ります。
秋刀魚を塩焼きにするときの火の通りを良くするためや、見た目を良くするため、食べやすくするためなどの理由から、表面に切込みを入れると良いでしょう。
秋刀魚の塩焼きにはわたを残して一緒に食べる人もいますが、最近はわたが苦手な人も多く、きれいに取ってしまうことがほとんどです。
おなかを開いてわたを取り除いてもいいのですが、簡単に取れる方法があります。
包丁の先を中骨の位置に合わせて入れ、中骨を切ります。
そのあと肛門の手前あたりにも包丁の先で切込みを入れておきます。
秋刀魚の頭を持って、矢印の方向にねじり、中骨を折ります。
ゆっくりと矢印の方向に引っ張りましょう。わたがついて出てきます。
わたが途中で切れてしまった時は、切れた部分を包丁の先で押さえて引き出します。どうしても無理な場合はおなかを開きます。
あとは水でさっと洗います。
生の秋刀魚を塩焼きにする場合は、調理する30分くらい前に高い位置から薄くまんべんなく塩を振っておきます。調理前に秋刀魚の表面に浮き出てきた水分をキッチンペーパーでふき取り、もう一度表面に塩焼き用の塩をまんべんなく振ってから焼きます。
最初の塩は生臭みを取ることと、余分な水分を排出させることで身がしまり、うまみを凝縮させるために振ります。焼く直前に塩焼き用の塩を振るつもりで。
秋刀魚の塩焼きをグリルで焼く場合、グリルの網に油を塗っておくと秋刀魚が網にくっつきにくくなります。
キッチンペーパーでサラダ油をグリルの焼き網に塗り、網が熱くなるまで空焼きをしたところに秋刀魚を並べましょう。
グリルの種類やメーカーによって使い方が違う場合がありますので、説明書を読んだうえでこちらの記事を参考にしてください。
基本的に秋刀魚をグリルで塩焼きにするときは中火で焼き、約10分焼きます。
グリルが片面のものは、途中でひっくり返して両面を焼いてください。
秋刀魚をフライパンで塩焼きにする場合は必ず途中で返さなければいけませんので、くっつかないフライパンを使うか、クッキングシートを敷いて秋刀魚を並べます。
ふたをして火加減は中火以下です。5、6分焼いたら返しましょう。
返したらまたふたをして5、6分焼き、皿に取ったらできあがりです。
クッキングシートを捨て、フライパンをさっと洗ったら片づけられますので、フライパンで塩焼きをすると調理後が楽です。
まずは背骨に沿ってすっと箸をしっぽに向かって動かし、上半分の身を食べます。
表側を食べ終えたら、中骨を持ち上げ、頭の付け根で折って皿の向こう側によけておきます。このまま裏側の身も食べます。
秋刀魚の塩焼きを食べ終えた後はこのようにきれいに骨だけが残っています。
箸で秋刀魚の塩焼きの背と腹を挟むようにして、軽く挟む。これを全体に何度かしておく。
こうすることによって内部で骨と身が離れやすくなります。
しっぽの付け根を折って取る。
頭の部分を箸で持ち、ゆっくりと引っ張ると、中骨がついて出てきます。
秋刀魚の付け合わせは大根おろしが定番です。それも十分おいしいのですが、薬味をアレンジして、秋刀魚の塩焼きにバリエーションをつけましょう。
なめこ
ゆず、すだち、かぼすなど
納豆
まつおぶし
ねぎ
生姜の千切り
みょうが
カイワレ大根
うめぼし
大葉
秋刀魚の塩焼きと大根おろしの相性はとてもいいので、大根おろしにプラスする形でほかの薬味を挙げてみましたが、ほかにもしょうゆでなくポン酢にしたり、だししょうゆを使うだけでも違ったおいしさが楽しめますね。
魚料理はおいしいものですが、子どもから敬遠されると言われる方もあるようです。
子どもたちが苦手にしているのは、魚料理の骨の処理や、うまみのある脂を生かし切れていないこともあります。
旬の脂ののった秋刀魚を骨や内臓の処理をきちんとしておいしい塩焼きにしてみましょう。みんな喜んで秋刀魚の塩焼きの大ファンになりますよ。
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