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バジルのパスタといえばこのグリーンのパスタが思い浮かびませんか?

バジルの収穫期は6月〜10月。フレッシュなバジルが店頭に並らびはじめた頃です。フレッシュなバジルを美味しく味わうのにはパスタが一番。バジルを使ったパスタの中でも有名なのが、ジェノベーセ・ペーストのパスタ。涼しげなグリーンの色合いとバジルの香りが初夏にぴったり。

バジルのパスタでイメージするのはやはりジェノベーゼペースト。

フレッシュバジルで作るジェノベーセペースト

バジルの収穫期は初夏から秋まで。家庭菜園やプランターでも気軽に育てられるハーブです。
綺麗なグリーンと爽やかな香りが食欲をそそります。
スーパーなどでも気軽に瓶詰めのバジルペーストを購入することはできますが、自分で育てたフレッシュバジルを使って自家製ジェノバソースを作ることも意外と簡単です。

バジルのジェノベーゼペースト、材料は至ってシンプルです。

・バジルの葉
・松の実
・にんにく
・チーズ(ハードタイプ、粉チーズでも)
・エクストラバージンオリーブオイル
・塩
・コショウ
これらの材料をフードプロセッサーに入れてペースト状にするだけです。
バジルの爽やかな香りが印象的なパスタソースが出来上がります。

火を使わないので、これからの暑い季節にいいですね。

イタリア語ではペスト・アッラ・ジェノベーゼ(pesto alla genovese)

バジルペーストのパスタにはリングイネがぴったり。

“小さな舌”と言う意味の、スパゲッティを少々平たくした2~3mm幅のパスタ。
断面は楕円。するっとした食感とコシが強いのが特徴で、濃厚なソースがよく合うパスタです。

バジルは熱や刃物で酸化して黒ずんでしまうので、ちょっとした注意が必要です。バジルは使う直前まで冷蔵庫で冷やし、ミキサーは必要以上に回さないことがポイントです。
パスタと和えるときは、温めすぎないように気をつけましょう。

乾麺ならば、太めの1.8mmがオススメ。

ソースがよく絡む太めのパスタ。
ソースにひと工夫して、ジャガイモやインゲンを加えても、美味しいパスタに仕上がります。
また、エビを加えてもグリーンのソースにエビの赤が見えかくれして、色鮮やかなパスタに。

バジルをそのまま使っても

トマトとバジルの冷製パスタ

夏の冷たいパスタの定番。
トマトの冷製パスタ。そこにもバジルが登場します。
トマトとバジル。最高の組み合わせです。
ここではバジルはどちらかと言うと、名脇役です。
トマトが主役なので、糖度の高いフルーツトマトを使うのがオススメです。

トマトの冷たいパスタ。作り方も簡単。

・二人分
フルーツトマトまたはプチトマト…350g(湯剥きしてくし切り)
フレッシュバジルの葉…6枚+飾り用
にんにくのすりおろし…小さじ1/3
エキストラバージンオイル…大さじ3
バルサミコ酢…小さじ1
塩・こしょう…少々

これらを混ぜて、冷蔵庫で2,3時間冷やしておくと美味しく仕上がります。

ここでもバジルは刃物を使ってしまうと黒ずんでしまうので、手でちぎるようにするといいでしょう。

こちらのパスタはトマトジュースを使っています。
トマトジュースにモッツァレラチーズの角切り、おろしにんにく、塩、コショウを加えて混ぜます。
そこに茹でて氷水で冷やし、水分を切ったカッペリーニを混ぜます。
仕上げに、バジルを飾り、風味づけにエクストラバージンオリーブオイルをかけるだけです。
トマトジュースの赤にバジルのグリーンがよく映えます。
簡単だけど、おもてなし料理にも出来そうな、見栄えの良いパスタですね。

手軽に試すなら、ペーストの瓶詰めを。

こちらはこだわりの品揃えで、人気の「成城石井」のジェノベーゼペースト。大分産のバジルを使用し、化学調味料無添加(さずが、成城石井です)。その他の食材もイタリア産のパルミジャーノ、スペイン産のエクストラバージンオイルとこだわりが。
お値段もお高めの税込972円。成城石井の店舗やオンラインストアはもちろん、Amazonでも取り扱いがあります。
ちょっと本格的な味をご家庭でも、というときにはオススメです。

もっと手軽に。

国産バジルに、小海老入りのクリームソース。

銀座「ラ・ベットラ」落合務シェフ監修のパスタソースです。国産バジルに、チーズ、松の実などの厚みを加えたバジルソースに、小海老入りのクリームソースを合わせています。
茹でたパスタに和えるだけで、手軽にあの予約でいっぱいの店のようなパスタが味わえます。

もっとお安く、お手軽に、と言うならこちらのパスタソースを。
S&Bの抜群の香り立ちが楽しめるバジルソース、です。

茹でたてパスタにパウチから絞り出して混ぜるだけのお手軽パスタソース。国産バジルを使用した香りと、松の実とチーズの深いコク。自然な色合いと香り立ちが特徴のジェノベーゼタイプのバジルソースです。

パスタと相性抜群のバジル。やっぱりジェノベーゼペーストが最高。

私の思うバジルのパスタは、やはりジェノベーゼペーストのパスタ。
バジルの香りを思いきり楽しむには、フレッシュバジルを使って自分でペーストを作りたいですね。
大人の味かな、と思っていましたが、意外と子供たちも喜んで食べてくれます。
バジルはピザにものっているので、親しみやすいのかもしれません。

夏が旬の自家製バジルソースを冬でも楽しむには、冷凍保存が手軽です。
ジップロックなどの冷凍用保存袋に入れて手軽に保存できます。
これで、一年中ジェノベーゼペーストのパスタが楽しめますね。

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