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冷蔵庫に余りがちな卵とほうれん草を使った美味しい特選レシピ集

いつでも安価に売られている卵。オムレツなどの卵をメインとした料理をしないと意外にあまりがちです。ほうれん草は色々な料理に使える万能食材。でも野菜が高くてセールをしている時にまとめ買いしがち。そんな冷蔵庫に余った卵とほうれん草を活用するレシピを紹介☆

卵は低価格高栄養食材♡

卵は一日一個までと意外にネガティブな背景がある食材です。それはコレステロールが高いと言われ続けた食材だからです。しかし最近の研究では、食材からとったコレステロールは、実際のコレステロールの数値とは関わりがないことがわかってきています。

卵のMサイズは1個50g位の重量でカロリーは75カロリー程度です。
その中で着目すべきはタンパク質の豊富さで、Mサイズでは卵は6.5gものタンパク質を含んでいます。そのアミノ酸スコアも100とアミノ酸のバランスが良い食品です。

夜小腹が空いたら、ゆで玉子を作りおきしておけば空腹を満たせます。「夜食を食べたら太る」と気になっている方、夕食をしっかりと食べていても、寝る前に何かお腹がすいたと思うのは、夕食時に足りていない栄養があって体が欲しているのかもしれません。もしかしてダイエットといって野菜ばかり中心の食事ではありませんでしたか?ダイエットをしていても適度なタンパク質は必要です。卵は低GI食品です。太りづらい食べ物なので安心して夜食として召し上がって下さい。

ほうれん草はメインにも脇役にもなる万能食材☆

ほうれん草はセールをやってたりすると1束100円程度になることも珍しくありません。そんな時、つい使わなくても手にとってしまいます。ほうれん草は用途が大いと思っていても、献立をしっかりとたてないと意外に使う機会が無いもので、冷蔵庫の片隅にほうれん草が残っていたりします。

ほうれん草の種類

ほうれん草には種類があるのはご存じですか?大別すると東洋種と西洋種に別けられます。その見分け方は葉の長さが長く先端が尖っているのは西洋種で、葉が短く先端が丸いのが東洋種です。私達が普段口にしているのは当然ながら東洋種が多いです。

ほうれん草の栄養

ほうれん草は鉄分が多い食材と思われていますが、鉄分は小松菜の方が多く、もし鉄分を効果的にとりたければ鉄鍋を使って炒めれば鉄分は補えます。ほうれん草は、βカロテンや葉酸が豊富に含まれています。

王道!!ほうれん草と卵のベーコン炒め

材料

ほうれん草 1束
ベーコン 2〜3枚
卵 3個
サラダ油 大さじ2
塩・胡椒 少々

作り方

(1)ほうれん草を塩を加えた熱湯でかためにゆでる。水にとって水気を絞り、3cm長さに切る。
(2)卵は半熟くらいのいり卵にする。
(3)ベーコンを5cm程度の大きさに切り、油で炒める。ベーコンが踊りだした頃に(1)と(2)を入れてさっと炒める。
(4)塩・胡椒で味を整えて提供する。

おすすめポイント

ほうれん草と卵だけのソテーはよくありますが、それに味わい深いベーコンを加える事で味が膨らみご馳走になります。ほうれん草嫌いの子供でも意外とたべれるかもしれません☆

ほうれん草と卵のコラボ☆千草焼き

材料

卵 Mサイズ2個
鶏挽き肉 60g
カニ缶 15g
人参 40g
玉ねぎ 60g
ほうれん草 60g
干ししいたけ 1個
油 小さじ4
砂糖 大さじ1
塩 少々
醤油 小さじ1弱
白ゴマ 小さじ1大
牛乳 30cc

作り方

(1)卵を割りボールに割り入れ、ホイッパーでほぐしておく。
(2)ほうれん草をさっとボイルし、細かく刻む。
(3)干ししいたけをもどして、あらみじん切りにする。
(4)人参、玉ねぎをあらみじん切りにしておく。
(5)油を熱し、鶏挽き肉と(3)(4)であらみじん切りにした野菜を炒め冷ましておく。
(6)(1)に(5)とカニ缶をいれ、(2)と残りの材料分の調味料等を入れる。
(7)型に(6)を流し入れて160℃のオーブンで40分焼く。食べやすい大きさに切り提供する

おすすめポイント

厚焼き玉子が大好きな子供は、千草焼きもお気に入りになること間違いなしです。鶏肉は胸肉の場合は熱湯をかけてアクを軽く抜くと臭みが軽減されます。鶏もも肉のひき肉があれば、そちらを率先して使用することをオススメします。

ほうれん草と卵の洋食♡ほうれん草のキッシュ

材料

冷凍パイシート(薄生地タイプ) 1枚
ほうれん草 200g
ベーコン 60g
とろけるチーズなどのチーズ類 50g
玉子 2個
生クリーム 1/2カップ
ナツメグ 少々
小麦粉(打ち粉  適量
バター 適量
塩・胡椒 適量

作り方

(1)冷蔵庫で解凍したパイシートを打ち粉をふりながらめん棒で薄くのばし、型にはりつけて冷蔵庫に入れる。
(2)ほうれんそうはサッとゆでてざるに上げ、冷まして水けを絞る。3~4cm長さに切る。
(3)フライパンにバター少々を溶かして、短冊に切ったベーコンをゆっくり炒め、バターを少したして(2)のほうれんそうを加えて炒める。塩・こしょう各少々で味を調える。
(4)(1)のパイシートの中に(3)を敷き、チーズを散らす。ボウルに卵を入れて溶き、生クリームを加え混ぜて塩・こしょう・ナツメグ各少々をふり、チーズの上から流し入れる。
(5)(4)を200℃に温めたオーブンに入れて20~30分間、上部に焼き色がつくまで、様子を見ながら焼く。

おすすめポイント

チーズを分量よりたっぷり入れれば、ほうれん草が苦手な子供でもチーズの味が濃厚になり食べれるようになるかもしれません。お店で販売されているキッシュはチーズが少なめでさらっとした味が多いので、濃厚な味が好きな方はチーズを増やしたり卵も卵黄のみを追加することもできます。お店で買うのもいいですが、是非とも自分で作ってみてください。

ほうれん草と鶏肉の卵とじ

材料

ほうれん草 100g
しめじ 1/2パック
鶏胸ひき肉 100g
卵 2個
(A)
出汁 2/3カップ
醤油 小さじ1
砂糖 大さじ2/3
酒 小さじ1/2
塩 小さじ1/3

サラダ油 大さじ1

作り方

(1)ほうれん草は塩を加えた熱湯でゆで、冷水にとって冷まし、水気を絞って長さ3cmに切る。しめじは石づきをとって小房にわける。
(2)小さめのフライパンに油を熱してひき肉を炒め、そぼろ状になったら、しめじを加え全体に油がまわったらAを加え、煮立ったらほうれん草を加えてひと煮し、卵を割りほぐして流し入れ、スプーンで大きくかきまぜ半熟状に仕上げる。

おすすめポイント

材料は鶏胸ひき肉となっていますが、鶏もも肉を細かく切って使用することで、鶏胸肉が苦手な人でも美味しくいただけます。卵は余熱も計算しながら作ると仕上がりが上品になります。自身がない場合、火を弱めにしておくことで時間はかかりますが上手に仕上がりますのでお試し下さい♡

ほうれん草の白和え

材料

木綿豆腐 1/2丁
ほうれん草 1/4束
人参 1/4本
こんにゃく 50g
しめじ 1/2パック

(A)
白煎りゴマ 大さじ1/2
薄口醤油 小さじ2/3
砂糖 大さじ1/2
みそ 小さじ2/3
塩 ひとつまみ
(B)
だし汁 100ml
薄口醤油 小さじ2と1/2
みりん 小さじ2と1/2

作り方(下ごしらえ)

(1)豆腐は木綿豆腐を使用し、キッチンペーパーやタオルで包んでバットにのせ、上から重しをして20~30分水切りをします。
(2)ほうれん草は下ゆでして氷水に取り、色止めをした後にしっかり水気をしぼって3㎝幅に切ります。切ったあとにもう一度水気をしぼっておきます。 しめじは1本1本バラバラになるように切ってほぐし、同じく塩ゆでして冷ましておきます。
(3)にんじんは3~4㎝長さの少し太めのせん切り、こんにゃくは短冊切りにします。短冊切りにしたこんにゃくは、臭みを抜くために塩もみしてからさっと下ゆでをして、ざるに上げます。 鍋にBを合わせて沸かし、こんにゃくとにんじんを入れ、にんじんに火が通るまで炊いたあと、汁ごと冷ましておきます。

作り方(和え衣〜完成)

(4)すり鉢に豆腐白炒りごま入れ、粒がなくなるまでよくすり、豆腐とごま、残りのAの調味料をだまがないようにしっかりと混ぜ合わせます。
(5)下味をつけていたにんじん、こんにゃくをざる上げして、汁気をふき取り、和え衣と具材を混ぜ合わせます。 しゃもじなどでさっくりと全体を混ぜ合わせ、器に盛って完成です。

おすすめポイント

今回は卵とほうれん草ではなく、豆腐とほうれん草を使った料理を紹介しました。手を惜しまず、手作りすることで上品に美味しくなる代表的な料理です。
和え衣に使う豆腐は裏ごしして使うと、口当たりがなめらかで美味しくなります。白煎りゴマではなく、練りゴマを使うことで手間を減らすことができます。

もし、卵が余っていたら炒り卵にして入れても意外と相性は良いです☆

卵とほうれん草のまとめ

卵とほうれん草を使ったレシピはいかがでしたでしょうか?一般的な家庭料理でも手間を惜しまず、下味をつけておくことで、家庭でも非常にクオリティの高い料理ができます。是非お試し下さい。

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