2016/06/16
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陽の時間が最も短くなる冬至でじゃかぼちゃを食べるという昔の習慣がありますが意外と冬至にかぼちゃを食べる理由は知られていません。今回は冬至にかぼちゃを食べる理由と冬至に備えてかぼちゃの美味しいレシピを紹介します。これで冬を乗り越えましょう。
日本では冬至を「死に近い日」という意味を持ち、その厄を払うためにかぼちゃを食べます。昔は現在のような農業技術や寒さをしのぐ丈夫な家は少なく、冬を越すのも一苦労でした。
そんな中で保存の効くかぼちゃを冬に食べると体を温める効果・免疫力を上げる効果があるので冬至の時期から重宝されました。
昔の冬至は名前に「ん」がつく食べ物を食べて、縁起を担ぐ言い伝えがあり、「冬至の七種」と呼ばれ、かぼちゃは漢字で南瓜(なんきん)と「ん」がつくので冬至にかぼちゃを食べる理由でもあります。
材料(4人分)
かぼちゃ 1/4個(約450g)
ゆであずき(缶詰・加糖) 150~200g
砂糖 塩 しょうゆ
かぼちゃはわたと種を除き、ところどころ皮をむいて一口大に切る。
鍋にかぼちゃを入れて水150~180mlを加え、砂糖大さじ1/2~1、塩小さじ1/4を加える。
強火でひと煮立ちさせ、オーブン用シートで落とし蓋をし、弱めの中火で5~10分煮る。
かぼちゃが柔らかくなったら、ゆであずきを加え、しょうゆ小さじ1を入れてさっと混ぜ、3分ほど煮る。
いとこ煮はかぼちゃと小豆の煮込みでかぼちゃの運をつけ、小豆の赤い色で災厄除けをする北海道・福島県・山形県で食べられる料理です。
材料
かぼちゃ250g 種入り
玉ねぎ1/2ケ
クリームシチュールー2片
水500cc
牛乳200cc
こしょう 少々
わけぎみじん切り少
かぼちゃは種付きのままでラップをし、電子レンジに5分加熱。皮から削り取る。
フォークでカボチャをつぶし、玉ねぎは粗みじん切りする。
鍋に水と玉ねぎ、かぼちゃを入れて、材料が柔らかくなるまで弱火で10分煮る。
牛乳・ルーを加えて煮溶かす。わけぎをちらし、塩味を見て、完成です。
煮物が苦手な人には最適でシチュールウを入れる事で美味しく飲みやすいポタージュになります。
かぼちゃのポタージュはシチューにくらべて、ドロッとしてるので煮込みすぎて、鍋底が焦げるの気を付けましょう。
材料(4~5人分)
かぼちゃ1/4個
はちみつ大さじ3~4
みりん大さじ1~2
レモン汁少々
かぼちゃは洗って種を取り、一口大に切って鍋に入れる。
かぼちゃが浸る程度に水を入れたら、はちみつ・みりん・レモン汁を加えて火にかける。
灰汁取りシートをかぶせて、柔らかくなるまで煮る。
かぼちゃ・はちみつの甘みとレモン汁の酸味が相まったお菓子で皮を切っておくと食べやすくなります。
材料(2人分)
カボチャ180~200g
片栗粉30~40g
塩少々
菜種油大さじ1
<調味料>
砂糖大さじ1
しょうゆ大さじ1
みりん大さじ1
カボチャはワタと種を取り、一口大に切る。鍋にカボチャがかぶる位まで分量外の水を入れて、竹串を刺さるまで茹でる。
ザルに上げ、熱いうちにすりこ木でつぶし、片栗粉と塩を加える。生地がまとまったら、手で小判型に形成する。
フライパンを火にかけて菜種油をひき、②を弱火で焼く。まわりが半透明になって来たら裏返す。両面が焼けたら<調味料>の材料を入れ、よくからめる。
崩れにくくもホクホクとしたカボチャもちは冬至でもピッタリ!おやつにも使えるので冬至以外でもおいしく召し上がれます。
材料
かぼちゃ 180g
クリームチーズ 180g☆
ブラウンシュガー 80g
生クリーム 80g
牛乳 80g
卵黄 1個
卵 1個
バニラエッセンス 少々
カラメルソース 適量☆
かぼちゃは皮をむき、適当な大きさに切り、水にくぐらせてからラップをしてレンジで加熱
柔らかくしてつぶしておく。
ボウルにクリームチーズと砂糖を入れ、よく混ぜ合わせてカボチャペースト・卵・生クリーム・バニラエッセンスを加え、よく混ぜる。
カラメルソースを敷いた型に②をこし器でこしてから入れ、180℃のオーブンで40分焼く。
プリンのような見た目をするかぼちゃのチーズケーキは食後のデザートにはオススメでよく冷やしておくと美味しく食べれます。
冬至にかぼちゃを食べる理由・かぼちゃの美味しいレシピいかがでしょうか?夏野菜であるかぼちゃは冬の冬至から人々を助けるとても重大な存在でした。
冬至以外でもかぼちゃは食べれるのでかぼちゃレシピを実践してみてください。
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