2016/06/08
mkei1
おひたしや和え物など、和食にはかかせない小松菜の茹で料理。小松菜をゆでる時、きちんと茹で時間を意識していますか?なんとなくゆでて、なんとなく毎回茹で時間が違う...これでは安定した美味しい料理をつくることはできません。小松菜のベストな茹で時間を覚えましょう!
小松菜の茹で時間
茎・葉の部分を合わせて1分以内
結論からいうと、小松菜は思っているよりも火が通りやすい葉ものです。
既にしっかりと沸騰しているお湯での茹で時間であれば、サッと茹でる程度で十分です。
火が比較的通りにくい茎の部分、あっという間に火が通る葉の部分、両方合わせても茹で時間は1分以内がベスト。
大量の小松菜を同時に茹でる場合や、お湯の温度が沸騰まで上がっていないということさえなければ、大抵は1分の茹で時間があればほどよい茹で加減になります。
小松菜を正しい茹で時間で茹でる①
【下準備】
茹でる前に、小松菜の下処理をしておく。
小松菜を流水でよく洗い、汚れを落としてから包丁で根元に切込みを入れる。
根元の部分は土が残りやすいので、しっかりと洗う。
根部分の硬い軸を包丁で切り落としたら、十字方向に切り込みを入れる。
小松菜を正しい茹で時間で茹でる②
鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、塩を加える。湯2リットルに対して小さじ1を目安に塩を加える。
小松菜の葉を持ち、固い根元の部分から湯に沈める。
小松菜を正しい茹で時間で茹でる③
茎の部分を5〜10秒茹でたら、葉も湯に沈める。このあとの小松菜の使用用途や、量・茎の太さにより、時間は多少調整する。
小松菜を正しい茹で時間で茹でる④
さらに10〜20秒ゆでる。小松菜の葉の色が鮮やな緑になったら湯から引き上げ、冷水を張ったボウルにとる。
完全に小松菜が冷めたら、水からひき上げる。
手で水気をしぼり、水をきる。このとき長時間水にさらしすぎると小松菜のせっかくの栄養分も流れてしまうため、さらしすぎないよう注意。
小松菜の茎部分は火が通りつつもシャキシャキ感があり、葉の部分は柔らかくゆであがるのが理想的。
材料(2人分)
小松菜1/2束
チリメンジャコ大さじ1
<浸しダレ>
だし汁大さじ1.5
酒大さじ1/2
しょうゆ小さじ1
ゴマ油小さじ1
茹で時間意識レシピ手順①
【下準備】
以下の通りに、小松菜とタレの材料の下準備をしておく。
小松菜:熱湯で根元から順にゆでる。茹で時間は1分ほど。
茹でたら水にとり、粗熱が取れたら水気を絞る。根元を包丁で切り落とし、3~4cmほどの長さにカットする。
<浸しダレ>の材料をボウルに合わせ、混ぜ合わせておく。
茹で時間意識レシピ手順②
<浸しダレ>のボウルに小松菜を加える。全体に味をからめるように和え、器に盛る。
仕上げにチリメンジャコをのせてできあがり。
小松菜の茹で時間意識レシピ完成!
茹で時間が重要な小松菜レシピといえば、やっぱりおひたしです!
おひたしを作る際は、小松菜の茹で時間が美味しさの決め手と言っても良いくらい、重要です。
茹ですぎるとせっかくのシャキシャキ食感が失われてしまいますので、くれぐれも茹で時間には注意して作りましょう。
材料(2人分)
小松菜(約8株)1袋
ミニトマト7個位
○塩麹 / すりゴマ各大さじ2
○ニンニク(お好みで)チューブ2cm
○ごま油大さじ1
茹で時間意識レシピ手順①
小松菜を、茹で時間を意識しながら茹でる。
鍋にたっぷりの水と、分量外の塩を入れ沸騰させる。
小松菜を加え、サッと茹でます。茹で時間は固い茎の部分をまず15秒、それから葉まで入れて10秒位。鮮やかな緑色になったらザルに上げ、冷水にさらして冷ます。
小松菜の水気を絞り、包丁で3-4cmに切る。
茹で時間意識レシピ手順②
ボウルに茹でた小松菜と、○の調味料を加える。
茹で時間意識レシピ手順③
ボウルに半分に切ったミニトマトも加える。
全体をざっくりと和えて味をなじませたらできあがり。
小松菜の茹で時間意識レシピ完成!
おひたしの次はもう一手間加えて、和え物代表小松菜ナムル♪
緑と赤が鮮やかな、彩りナムルのレシピをご紹介しました。
小松菜を茹ですぎずみずみずしく保つことが、美味しいナムルを作るポイントです。
いかがでしたか?
小松菜はやっぱり、茎はシャキシャキ、葉はみずみずしく柔らかい茹で具合が最高に美味しいです。サッと作れて簡単な副菜だからこそ、小松菜の茹で時間だけにはこだわって美味しく作りたいですよね!
普段から茹で時間を意識して、美味しい小松菜の茹でレシピを作ってみてくださいね♪
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