記事ID24793のサムネイル画像

信州名物で有名☆ピリ辛高菜漬けの漬け方と高菜漬けを使ったレシピ

信州のおみやげでいただく事も多い高菜漬け。生の高菜が手に入れば自宅で高菜漬けを作る事もできちゃいます。美味しい高菜漬けの漬け方をご紹介します。日数はかかるけど意外と簡単な高菜漬けの漬け方。その高菜漬けを使ったレシピもご紹介!

高菜漬けについて

高菜とは

青々としてた高菜の様子

高菜はアブラナ科の植物で、からし菜の変種です。中国から伝わった野菜で、関西では「えどな」と呼ばれる事もあるそうです。

高菜漬けとは

高菜漬けの漬け方

高菜を塩で漬け込んで乳酸発酵させた物が高菜漬けです。信州地方の名物として有名な漬物です。チャーハンや近畿地方のめはりずしなど、高菜漬けを使ったレシピにも有名な物が多い。日本人に好まれる漬物のひとつです。

高菜漬けの漬け方

高菜漬けの漬け方

高菜漬けにする高菜は洗って干してから使います

天気が良く、風が適量吹いている日に高菜を干していきます。高菜は天日に干す事で、甘みが増し美味しくなっていきます。干す加減は、多少しなっとなればOK!高菜の干しは完了です。高菜漬けの漬け方でも漬けの作業に入っていきます。

高菜漬けの漬け方:漬け作業

高菜漬けの漬け方:漬け作業

高菜漬けの漬け方は、おけで漬けていくのが一般的です

キレイに洗って天日で消毒した桶を使用します。高菜、塩、高菜、塩とサンドイッチにして漬けていきます。高菜の根本と葉先の向きも互い違いにしたりして、高さが地面と平行になるように気をつけながら並べていきます。

高菜漬けの漬け方:漬け作業

ご家庭で漬ける時はビニール袋を利用しても

台所で少量だけ漬ける場合は、大きめのタッパでも高菜漬けは漬ける事が出来ます。要は漬け方さえ手順通りであれば漬ける容器は高菜の量に合わせてかまわない、という事のようです。しかし、その時に注意するのは重石を乗せられる大きさの物を選んでいただく事です。

高菜漬けの漬け方

塩をまぶした高菜に蓋をして重石を乗せる

重石を乗せたら涼しくて風通しの良い場所に放置して3日後に二度漬け作業に入ります。重石は市販の物もありますが河原で拾ってきた大きな石をキレイに洗って天日に干した物でも、ポリタンクに水を入れた物でも重さがある物で高菜漬け容器に乗る物なら何でもOKです。

高菜漬けの漬け方:二度漬けの漬け方

高菜漬けの漬け方:二度漬けの漬け方

3日漬けた高菜漬けを取り出して絞ります

二度漬け作業前に塩漬けした高菜から出た水分を軽く絞っておきます。この時にけっこう逃がそうな色の液体が出てきます。

高菜漬けの漬け方:二度漬けの漬け方

二度漬けの時には高菜漬けに塩以外の旨味や甘みをプラスします

高菜漬けの二度漬けの漬け方は、最初の塩漬け作業とほぼ同じです。高菜、塩、高菜、塩と重ねていく間に、昆布や鷹の爪も混ぜて挟んでいきます。ウコンや、市販の高菜漬けの素など入れて好みの味になるようにすると更に美味しくいただけるでしょう。

高菜漬けの漬け方:最終調整作業

高菜漬けの漬け方:最終調整作業

二度漬け作業が終わって数日の高菜漬けの様子

二度漬けを終え、3週間ほどそのまま風通しの良い場所で漬け込みます。涼しい地方ではこのまま冷暗所で漬けても良いのですが、安心のため冷蔵庫に移していきましょう。汁や鷹の爪や昆布ごと、密封できる容器に移します。

高菜漬けの漬け方:最終調整作業

冷蔵庫に入れて、時々つまんで食べてみてお好みの漬かり具合になったら完成です。だいたいの目安として市販の味に近くなるのは2ヶ月くらい漬け込んだ後になります。

高菜の漬け方:高菜料理レシピ

ここで、上手に漬かった高菜を漬かったレシピをご紹介します。簡単にサッと出来るおかずにピッタリな高菜漬け料理のレシピです。

高菜の漬け方:高菜料理レシピ

叩き山芋の高菜漬けあえ

高菜漬けの漬け方をマスターしたら、自作の美味しい高菜を漬かったレシピに挑戦してみましょう。簡単に作れる叩き山芋と高菜漬けの和え物をご紹介します。

高菜の漬け方:高菜料理レシピ

山芋は適当な大きさに切ってからポリ袋に入れ、麺棒で叩いて不揃いな形に砕きます。高菜漬けを刻んで砕いた山芋と混ぜるだけ。とっても簡単に出来ますがおかずに、お酒のおともに重宝するレシピです。

高菜漬けの漬け方 まとめ

高菜漬けの漬け方 まとめ

高菜漬けの漬け方のまとめいかがでしたでしょうか。高菜はアクが強いので、二度漬けが必須です。それでもアクが気になるようでしたら、三度漬けにしても。自宅で作った高菜漬けは好みの漬け具合にできて料理の幅も広がります。毎日の献立に、ぜひ活用してくださいね!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ