自家製無添加の美味しい『たくあんの漬け方』特選レシピご紹介!
2016/06/26
巴瑞季
漬物の定番、「たくあん」。自分で漬けるのは難しそうなイメージですが、簡単に漬ける方法もありますよ♪もっと気軽にたくあんを作ってみませんか?昔ながら漬け方、時短の漬け方、たくあんの煮物レシピ等々、たくあんの漬け方3つ&たくあんのアレンジレシピ2つを紹介します。
材料 ( 漬物樽20号1つ分 )
小さめ大根(30㎝) : 21本
※乾燥時に合計6kg程度
生糠 : 干した大根の15%
粗精糖 : 干した大根の4%
粗塩 : 干した大根の4%
干した柿ミカン皮 : たくさん
鷹の爪(国産) : 3本
昔ながらのたくあんの漬け方①
大根はよく洗い、葉は切らずに数本ずつ縛って干す。スズランテープで2本ずつ縛って干してもOKです。
昔ながらのたくあんの漬け方②
大根が干し上がって、くの字に曲げられるくらいになれば大根から蜜(?)が出始める。※この時期はカビやすいので注意して下さい。
昔ながらのたくあんの漬け方③
念のため大根をウイスキーなどのアルコール度数が高い酒で拭く。大根以外の材料を大きな容器でまんべんなく混ぜておく。
昔ながらのたくあんの漬け方④
漬物樽に漬物袋(一斗用)を入れて糠、大根、糠、大根と、交互に敷き詰める。大根は必ずキッチリと詰める。最後は糠でしっかり封をする。
昔ながらのたくあんの漬け方⑤
水がしっかりと上がるまで重石をし、約1ヶ月漬けておけば出来上がり。
昔ながらのたくあんの漬け方です。
大根を干す時は、雨に濡らさないように気をつけて。
天気が続くようであれば、夜もそのまま干し続けてもOKです。
慣れてくればこの漬け方に、お好みでウコンの粉末やザラメ糖をプラスしても♪
材 料(大根1本分)
大根 : 1本
塩 : 45g
水 : 100cc
砂糖 : 70g
みりん : 大さじ1
酢 : 大さじ1
① 大根を半分の長さに切る。
大きい場合は更にたて半分に切って、袋に入る大きさにする。
② ジップロック等の密閉できる袋に、水と塩を入れてなじませる。
③ ②に大根を入れる。
空気をしっかりと抜いて口を閉じて、塩水が全体になじむよう揉んで、冷蔵庫で保存する。
④ 1日に1回、全体をもんでなじませます。
⑤ 漬けてから3日たったら袋から大根を取り出し、水で洗う。
袋の中の塩水も捨て、水で軽くすすぐ。
⑥ ⑤の袋に、酢、砂糖、みりん、⑤を入れ、全体をもんで砂糖をなじませる。
⑦ このまま3~4日間程、冷蔵庫で寝かせる。
※1日に1回全体をもんで、味をなじませると良いです。
⑧ 3日後、大根を取り出して味を見る。
※まだ塩加減が強ければ、更に1,2日ほど漬ける。
もっと甘いほうがよければ更に砂糖を10g程加える。
⑨ 好みの漬け加減になればいただく。
塩漬けすることで干す手間を省いた、お手軽たくあんの漬け方です。
糠ではなく調味液に漬けることで、自分好みに味を調整しやすいのも嬉しいですね。
この漬け方にゆず皮や、唐辛子をプラスしても美味しく漬かりそうです。
材料 ( 作りやすい分量 )
大根 : 1/2本
酢 : 小さじ5
酒 : 小さじ1
塩 : 大さじ1
砂糖 : 大さじ7
お好みでゆず皮・赤唐辛子 : 適量
大根を洗い、皮つきのまま縦に半分か1/4に切る。
時短たくあんの漬け方②
①その他全ての材料を保存袋に入れ、2日ほど冷蔵庫に置く。食べやすい大きさに切っていただく。
時短たくあんの漬け方(応用)
夏は同様にゴーヤを漬けても楽しめます。
干す手間も下漬けの手間も省いた、時短たくあんの漬け方です。
野菜から水分が出てきたら、時々袋の置き方を変えるとムラなく漬かります。
この漬け方なら、漬け時間が短い分フレッシュな食感を楽しめそうですね。
材料(4人分)
古漬けのたくあん : 1本
大豆水煮 : 1パック
出汁 : 400cc
醤油 : 大さじ1
みりん : 大さじ2
塩 : ひとつまみ
蓮根、人参、ちくわなど : 適量
※お好みの具材でOK
① 古漬けのたくあんを1cmの厚さに切り、水につけ塩気を抜く。
② 圧力鍋に水、たくあんを入れて3~4分圧力を加えて煮る。
③ 別の鍋に出汁、醤油、みりん、塩を入れ、②、大豆水煮を加えて約10分煮る。
古漬けになったたくあんを使った滋賀の郷土料理、「贅沢煮」のレシピです。
たくあんに飽きた時、固くなり過ぎた時にぜひお試し下さい。
漬け方にもよりますが、たくあんが固くなければ②を省いてもOKです。
材料(4人分)
古漬たくあん : 400g
サラダ油 : 大さじ2
酒 : 大さじ2
しょうゆ : 大さじ2
赤唐辛子 : 小さいもの1/2本
① 古漬たくあんは5mm位の輪切りにし、太いたくあんの場合は半月切りにする。
一昼夜水の中で塩抜きする。※時々水をかえて下さい。
② 鍋に①と水を入れて煮る。
ざるに打ち上げ、もう1度水を加えて柔らかくなるまで煮る。
※たくあんの匂いと塩気を十分に除いておく。
③ ②をザルに打ち上げ、水気を切る。
④ 鍋にサラダ油を熱し、③を軽く炒め、しょうゆ、酒を加えて煮る。
この時、お好みで煮干しだし少々を加えてもよい。
⑤ 赤唐辛子を種を除き小さく輪切りにし、④に加える。
古漬けになったたくあんを使った香川の郷土料理、たくわんのきんぴらのレシピです。
春から夏頃になると、冬に漬けたたくあんの風味も変わってきたり、固くなったりしがち。
そんな時にはこのレシピがオススメです。
お好みで甘味をプラスしても、美味しくいただけそうですね。
●昔ながらのたくあんの漬け方
●手間なし!お手軽たくあんの漬け方
●漬け時間2日でOK。時短たくあんの漬け方
●古漬けたくあんの煮物レシピ
●古漬けたくあんのきんぴらレシピ
たくあんの漬け方3つ&たくあんのアレンジレシピ2つを紹介しましたが、いかがでしたか?
たくさん大根が手に入った時は、本格的な漬け方にチャレンジするもよし♪
中途半端に余った大根で、簡単に楽しむもよし♪
余った「たくあん」に一手間加えて、更に美味しく楽しむもよし。
食卓にあるとやっぱり嬉しい「たくあん」を、シーンに合わせて楽しんで下さいね。
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