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春の味を楽しもう!あなたは全部知ってる?山菜の天ぷらレシピ

春になると芽吹いてくる物を採って食べるのも楽しみな山菜。スーパーでもよく見かける物から、山に行かなければ手に入らないような物まで天ぷらにして食べられる山菜をご紹介します。旬の春の味を存分に楽しめる山菜の天ぷらレシピです。

天ぷらのコツ

天ぷらのコツ

天ぷらを美味しく揚げるコツ

天ぷらを上手に揚げるコツは3つあります。天ぷらが上手に揚げる事が出来ない人の多くは、①衣が粘ってしまう②カラッとしない③タネに火が通る前に焦げてしまう(中が生焼け)となってしまうようなので、その対策になります。

衣が粘ってしまう

衣が粘ってしまうのは、混ぜすぎが大きな原因になっているのではないでしょうか。その他気をつける事は、ボウルに水を先に入れる。ダマがあってもいいのでサラッと混ぜて終わりにする。になると思います。

天ぷらのコツ

衣に粘りが出ないようにするには、混ぜすぎない

カラッとしない・中が生焼け

カラッとしない原因は油の温度です。油の温度は具材を入れると下がってしまいます。油が少ないというのも温度が低くなってしまう原因になりますので、油はたっぷり、温度は180度まで上げてから天ぷらを投入します。中が生焼けは逆に温度が上がりすぎている場合です。

天ぷらのコツ

たっぷりの油を180度まで上げてから揚げ始める

天ぷらのコツはおわかりいただけたかと思います。これからご紹介する山菜の天ぷらもこのコツを参考にして美味しく作ってくださいね!

山菜の天ぷら ①

山菜の天ぷら ①

春の香りの山菜の天ぷらです。ふきのとうとタラの芽

天ぷらの衣は、通常の衣より薄めにします。ふきのとうは少し開いてつぼみを覗かせておきます。タラの芽は軸の硬い所は食感が悪いので切り取っておきます。170度の油で衣がカラッとしたらサッと上げてしまいます。山椒塩でいただくと美味しいですよ!

山菜の天ぷら ①

ふきのとう

春を告げる植物の代表として有名なふきのとう。これはフキのつぼみを食べるようになります。美味しいふきのとうの選び方は、葉でつぼみが隠れている(ちょっとつぼみが覗いている)程度のもの。触って確認できるのであれば固く締りがあるものが美味しいとされています。

山菜の天ぷら ①

タラの芽

タラの芽はウコギ科の低木。ご覧のように枝の先についた新芽を採って春の味として食用にします。枝には棘があるので採取する時はケガには注意してください。また山に生えている物は山の所有者の物です。勝手に他人の敷地に入って採取するのはやめましょう。

山菜の天ぷら ②

山菜の天ぷら ②

ワラビ・タラの芽・カンゾウ・筍・コゴミ・雪の下

山で捕れる山菜6種類の天ぷらの盛り合わせ。この中から珍しいコゴミと雪の下とはどんな山菜なのかご紹介していきます。

山菜の天ぷら ②

コゴミ

わらびやゼンマイより少し早めにたくさん芽吹いてくるシダの仲間の山菜です。ゼンマイに似ていますが、生えてくる時期が早い事と、ゼンマイは茶色い産毛に覆われているのに対し、コゴミは緑が濃く、葉の形も確認できる事で見分けます。

山菜の天ぷら ②

雪の下

雪の下は昔は薬草として使われていたそうです。ケガには火で炙り貼り付けたり、やけどには葉を揉んで貼り付けておくとあとが残らずキレイに治るとして使われていたそうです。小さな新しい葉をつんで天ぷらにして食す事が出来ます。

山菜の天ぷら ③

山菜の天ぷら ③

コシアブラ、タラの芽、リョウブ、タケノコ

コシアブラとリョウブという聞き慣れない山菜を天ぷらにした物がありました。コシアブラとリョウブとはどのような山菜でしょうか。

山菜の天ぷら ③

コシアブラ

タラの芽と同じウコギ科の高木の新芽です。まだそれほど育っていない新芽を採って食用にします。根本についているハカマは食べられないので取り除いて天ぷらにします。木は日当たりの良い場所に多く見られます。

山菜の天ぷら ③

リョウブ

漢字で「令法」と書くのは、リョウブの新芽が飢饉の備えとして法令で定められ、備蓄され配給された事に由来します。小さな新しい葉をとって天ぷらや炊き込みご飯の具として使われます。

山菜の天ぷら ③

リョウブご飯と山菜のおかずの献立

春の香りのする山菜の天ぷらをご紹介してきました。この他、わらび、フキの茎やたけのこなども山菜として美味しく天ぷらにしていただけます。山菜はアクの強い物が多いので、アク抜きが必要になる物もありますが、苦味も天ぷらなら美味しいとそのまま食べる方も多いようです。

山菜の天ぷら まとめ

山菜の天ぷら まとめ

秋のきのこと並んで、季節を感じる食材として天ぷらにして食べられる事も多い山菜。野草はアクが強い物が多く、苦味があるので子供の頃はあまり美味しく感じない物ですが、大人になるとこの苦味が春の味と感じるようになるのから不思議ですね。

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