2016/05/16
cucunya
チキンのトマトソース料理と言えばイタリア料理を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ピザと並んで日本人には馴染みの深いチキンのトマトソース料理。今回は、そんな人気のチキンとトマトソースを使ったレシピをまとめてみました。
チキンカチャトラ(チキンのトマトソース煮込み)
イタリアはトスカーナ地方のチキンのトマトソース煮込み料理です
よくカジュアルなイタリア料理の店にいくと「漁師風○○」や「狩人風xx」というメニューを見かけるでしょう。その両方ともこのカチャトラというトスカーナ地方の郷土料理の事です。漁師と狩人の違いは具材の違いなのだそうです。今回はカチャトラをチキンで作るレシピをご紹介していきます。
チキンカチャトラ(チキンのトマトソース煮込み)
上に書いたルールで言えば狩人風チキン煮込み
鶏肉は大きめにゴロッとカットします。エリンギやマッシュルームなど具材もゴロゴロとカットすると歯ごたえを楽しむ事が出来ておすすめです。厚手の鍋で具材をバター炒めしたら白ワインとワインビネガーを入れて煮こんでいきます。
オレガノ、ローズマリー、ブラックペッパー、レッドペッパーとトマト缶を入れ沸騰したら弱火にして20分ほど。お肉が柔らかくなったら器にもりつけイタリアンパセリをちぎって出来上がりです。
チキンの煮込み料理には赤ワイン
せっかくなのでイタリア産の赤ワインなどを選んでみては
材料さえそろえば簡単に作れてしまうチキンカチャトラ。イタリアでは肉にはワイン、ピザにはビールをあわせるそうです。チキンのトマトソース料理と合うイタリア産の赤ワインと一緒に召し上がれ
ヨーロッパでトマトを最初に食べたのはイタリア
トマトといえばスペインを思い出しますが意外な事実
新大陸からトマトがヨーロッパに渡って来た時、有毒植物と似ていたため観賞用にしか見られていませんでした。そんなトマトを最初に食べ始めたのはイタリアの貧困層。食べられるとわかってから爆発的にヨーロッパ各地に広がったそうです。
チキンのトマトソース煮こみレシピ
にんにくとワインの風味をきかせたチキンのトマトソース煮込み
皮付きの鶏もも肉は半分にカットしてフォークで穴を開けておきます。チキンの他にはシンプルに玉ねぎだけ。チキンは先に皮目を下にして両面ソテーして取り出してから煮込みます。にんにくの風味を付けたオリーブオイルで玉ねぎを炒めホールトマト、白ワイン、固形コンソメ、ローリエを加えます。
5分ほど煮たら取り出しておいたチキンを鍋に戻入れ、やわらかくなるまで中火で10分ほど煮こんでいきます。ソースが煮詰まった感じになっていなければチキンを取り出した後もう暫く煮詰めます。盛りつけたら粉チーズ、刻みパセリなどお好みでふりかけて出来上がりです。
粉チーズと言えばパルミジャーノ・レッジャーノ
イタリアを代表するチーズです
名前の由来はイタリアの地名から。イタリアでは様々な料理にこのチーズの塊をごりごりとすりおろして入れます。どんな料理にもコクと旨味がプラスされ、便利な事から「台所のハズバンド(夫)」と呼ばれているそうです。
チキンのグリル料理
グリルとは写真のような波型の鉄板で焼く調理方法のこと
ソテーとの違いは焼く鉄板が波型か平かというだけのもの。グリルの方が余分な油が落ちるという利点もあるのですが、最近はこのグリルパンを使わなくてもグリルと呼んだりソテーとの差があいまいになってきています。
グリルチキン~フレッシュトマトソース~
にんにくの風味のパリパリチキンのグリルにトマトソースをたっぷり
フライパンでにんにくの風味を移したオリーブオイルをあたため玉ねぎ、トマトのみじん切りをを加えローリエ、砂糖、塩コショウをして煮詰めてフレッシュトマトソースは出来上がり。
フライパンにオリーブオイルをあたため、チキンを皮目からパリッと焼いていきます。両面焼いた後に最後にキッチンペーパーで余分な油を拭き取り高温で皮を下にしてパリッと仕上げます。フレッシュトマトソースをたっぷりかけて、付け合せの野菜を添えて召し上がれ。
フレッシュトマトソースは果物のようなフルーティさ
ピザソースなどにもフレッシュなトマトソースが好まれます
缶詰のホールトマトが熟成された旨味なら、フレッシュトマトソースは果物のようなフルーティさが売りです。お好みもあるでしょうが料理によって使い分けられるようになるとイタリア料理の腕も達人級?
チキンのトマトソース料理 まとめ
チキンのトマトソース料理のまとめをお送りしました。いかがでしたでしょうか?イタリアの真っ赤な太陽とトマトを表現したCMがありましたが、イタリアとトマトソースは切っても切れない関係なのがよくわかりましたね。チキンとトマトソースの相性もバッチリでした。
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