2016/04/27
muhimuhi
山菜のこごみを知っていますか?こごみが成長した葉っぱはよく見かけている人がいると思います。山菜なのですが、灰汁があまり強くないので、下処理が簡単にできます。こごみの下処理を紹介し、保存方法とともに美味しいレシピを5選紹介します。
正式名は草蘇鉄(クサソテツ)です。この若芽をこごみとして食べます。
この葉っぱをよく見かけていると思いますが、いかがですか?
こごみの芽が出始めました。
少し茶色の綿毛のようなものをかぶっています。
渦巻状に丸まった幼葉(葉が開く前のもの)を採取してたべます。
こごみは5月上旬から6月中旬にとれます。
茶色い綿毛のようなものは手で簡単に取り除くことが出来ます。
ボウルなどに水を入れて洗います。くるんと丸まっている部分に塵などがついているので、2回くらいため洗いをします。
手でちぎることができます。もちろん包丁で切ってもいいです。
ゆで時間は、約1分くらいです。堅めにゆでたい人は40秒くらいで、柔らかめにゆでたい人は1分30秒くらいが大体の目安です。
水をかけて冷ましてもいいですし、そのまま冷ましてもいいです。
こごみ本来の味が楽しめる食べ方です。下処理が済んだらすぐにいただきたい食べ方です。
材料(4人分)
こごみ……………… 250g
鰹節 ……………… 適量
しょうが醤油……… 適量
作り方
①こごみの下処理をします。下処理の方法は上の「こごみの下処理の方法」を参考にしてください。
②こごみを3cmの長さに切り、鰹節をふりかけ、しょうが醤油で食べます。
下処理が済んだこごみを利用して、すぐに胡麻と和えて食べると味がしみ込んで美味しいです。
材料 (4人分)
こごみ150g
★白ゴマ大匙5(約40g)
☆砂糖大匙1と1/2
☆醤油大匙1と1/2
作り方
1 下処理をしたこごみの水気を絞り、食べやすい長さに切ります。
2 白ゴマをすり鉢ですります。8割程度のすり方が目安です。(ただしお好みで)
★出来れば白ゴマはフライパン等で炒って使うと香りがよい(省いても可)
3 ☆の調味料を2に加えて混ぜ、1のこごみを入れて混ぜ合わせて完成です。
≪材料≫ 4人分
こごみ 200g
マヨネーズ 50g
カラシ 適量
黒ゴマ 少々
≪作り方≫
①こごみは下処理をし、水気を絞り、食べやすい大きさに切ります。
②ボールにマヨネーズ・カラシを入れて(比率は8:2位・お好みで)混ぜます。カラシの代わりに、葉わさびの醤油漬けで辛味を加え、和えても美味しいですよ。
③器に盛る直前に①を②に入れて和えて、器に盛り、黒ゴマを手で潰しながら、飾ります。
材 料(3~4人分)
こごみ20本前後
薄力粉大さじ1
揚げ衣 (薄力粉1/2カップ、片栗粉大さじ2、卵(小)1個、冷水150cc)
揚げ油適量
香味塩、岩塩など適量
作り方
【こごみの下処理】水で洗ってゴミを取り除いた後、さっと熱湯を廻しかけ、水気を切ります。
残った水分は、キッチンペーパーで拭き取ります。
1ボウルで揚げ衣を作ります。ダマが残るくらいに、ざっくり混ぜ合わせます。
※衣は薄めです。
2天ぷら油を、170℃に温めておきます。
3こごみに、薄く薄力粉をまぶし、余分な粉をはたき、揚げ衣にくぐらせ、油でカラッと揚げます。
※揚げ過ぎないようにします。
4器に盛りつけて、岩塩や香味塩、香味塩などを添えて出来上がりです。
※香味塩・・塩大さじ1/2、粉山椒大さじ1を、混ぜ合わせて作ります。
材料 1人分
こごみ 3~4本
大葉 3枚
塩辛 大さじ1
生クリーム 50cc
牛乳 大さじ2
こしょう
パスタ 80グラム
作り方
1下処理したこごみを、茎は1センチに切ります。(くるくるの部分はそのままです。)
2大葉は千切りしておきます。
大葉(おおば)です。青じその葉です。
3パスタはたっぷりめの塩熱湯で指定時間の1分少なめにゆでます。
4フライパンに塩辛、こごみ、生クリーム、牛乳をいれ混ぜ、煮立たせないように温めソースをつくります。
5パスタが茹で上がったらソースに絡め、こしょうで味を整えます。
6皿に盛り付け、大葉をのせます。
塩辛によって、塩分濃度の差があるので味見しながら作ってくださいね(^^)
生クリームなど、濃いと感じたら、パスタのゆで汁ですこし伸ばして味を整えてください。
下処理したこごみ、いろいろな保存方法がありました。
《保存方法》
こごみの下処理をし、冷ましてから袋詰めにします。その時、約7分目まで水を入れ、真空状態にして冷蔵庫で保存します。水を入れないと、しなびて、解凍して食べる時シャキシャキ感がなくなります。
下処理の時の茹で時間を1分くらいの固茹でにします。茹でたこごみの水気を切って小分けして冷凍します。食べる時は、冷凍庫から取り出して自然解凍して食べます。
下処理したこごみを瓶詰保存します。もちろん、瓶の熱湯消毒の下処理と真空にすることは必要です。
下処理をしますが、茹でるときに硬めに茹でます。その下処理をしたこごみをバラバラにして乾燥させます。
乾燥こごみは、煮物などに使えます。
こごみは下処理が、他の山菜のワラビなどの下処理と違い、簡単な下処理で済みます。くせもないので食べやすい山菜だと思います。一般の野菜とおなじような下処理でいいのですから楽ですよね。
下処理の方法を覚えたので、今の時期に美味しく食べることができるこごみを食べてみませんか?
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