新米ママの応援レシピ!赤ちゃんがよろこぶバナナを使った離乳食
2015/10/27
かまりん
2016/04/27 更新
生ひじきを見たことはありますか?お店でも、旬のこの時期にだけ束の間出回るものなので、なかなか目にする機会はないのではと思います。実はこの生ひじき、食べるには下処理が必要です。少し手間は掛りますが、せっかくの旬。自分で下処理をし、春の味を堪能してみませんか?
普段スーパーで見かける乾物のひじきは、もちろんひじきを乾燥させたものです。しかし、乾燥させるまでにも下処理がなされているって知っていましたか?
生ひじきは本当に生のそのままだとアクは強いし固いしでとても食べられたものではありません。そこで下処理の必要が生まれてきます。さて、どのように下処理をすれば固い生ひじきをいつもの美味しいひじきに出来るのでしょうか。
ひじきは通常,3月から5月の大潮の干潮時に収穫します。そう、 まさに今が旬です!生ひじきは普段見ているひじきと違い、いかにも海藻めいた色をしており、全体にぷっくりとしています。この時期を過ぎたひじきは固くなってしまい食用には向きません。
こんな嬉しい効果も期待できる食材です!
茎のような部分が、長ひじきと呼ばれていて、葉っぱのような浮袋の部分は、芽ひじきと呼ばれています。
やはり、何といっても美味しいのが魅力です!お惣菜の大定番・ひじきの煮物は、みなさんのご家庭でそれぞれレシピがあるのではないでしょうか。
生ひじきの下処理の方法①
まずは生ひじきをよく洗います。
海から採ってきたものであれば、ゴミや見慣れない海藻がくっついていることがあるので慎重に洗ってください。
生ひじきの下処理の方法②
生ひじきを鍋に入れて茹でます。少し茹でると写真のような鮮やかな緑色になりますが、まだまだ固いです。
生ひじきの下処理の方法③
またしばらく煮続けると、ひじきの色が再び茶色っぽくなってきます。
白茶の泡が大量に出てくるので、しばらく熱したらザルにあけ水で洗い、再びキレイな水で茹でなおします。
生ひじきの下処理の方法④
茹で汁は赤茶色になります。まだまだ茹でます。
生ひじきの下処理の方法⑤
30から40分茹でると茎(いつもの長ひじき部分)から浮き袋(いつもの芽ひじき部分)が自然にはずれるようになるので、そうなったら加熱終了です。
生ひじきの下処理の方法⑥
この方法で下処理をすると、茎の部分は結構柔らかくなるので、固めがお好きな方は、最初に茎と浮袋を分けて煮ることをオススメします。
下処理をした生ひじきは、乾燥させるか冷凍保存で保存してください。
生ひじきの下処理の方法①
先端から5㎝位のところを持って、逆向きに爪でしごきます。こうすると先端と芽ひじきと長ひじきに分けることができます。
分け終わったらそれぞれよく洗ってください。
生ひじきの下処理の方法③
沸騰したお湯に入れると、サアァーっと鮮やかな緑色になります。10分ほど茹でます。
生ひじきの下処理の方法④
10分湯がいた長ひじきです。10分茹でたものはコリコリ感を楽しめます。
生ひじきの下処理の方法⑤
軟らかくするために、6時間茹でこぼした芽ひじきがこちらです。乾物で売っているのはこれを天日干しにしたものです。(乾物の長ひじきも長茹でにしたものを干してあります)
こちらの下処理レシピは一番歯ごたえを残して仕上げたものです。1の方法でも歯触りは十分楽しめるので、さらに自分で下処理をする醍醐味を味わいたい方向けレシピになっています!
生ひじきの下処理の方法①
鍋に水を沸かし生ひじきを入れます。そのままふきこぼれないように火を調整し、4時間煮ます。
ザルにひじきをとり、水気を切ります。
このままゆでひじきとしても食べられます。これを数日かけてからからに干すと、見慣れた乾物のひじきになります。
この方法で下処理をすると、私たちが普段食べているひじきに近い触感のものになります。
1・2の方法で下処理をすると生ひじきがシャキシャキに仕上がります。3の方法だと柔らかく仕上がります。お好みだとは思いますが、ご家庭でしかできないシャキシャキ仕上げの下処理でまずは食べてみることをオススメします。旬の生ひじき独特の風味が楽しめます!
茹でたてのひじきに醤油をひとまわしして食べたり、煮物にして食べてみてください。旬の美味しさにびっくりしますよ!
カルパッチョに生ひじきをのせて食べるのもオススメです!白身の魚に生ひじきがとてもよく合いますよ!
少し手間は掛りますが、この時期だけの楽しみです。ぜひお試しください!
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