2016/04/26
kento08
子供から大人まで幅広く支持を得るハンバーグ。意外と繊細な料理でお母さんは生焼け・パサパサと失敗をしていませんか?そんなハンバーグにもよりおいしく、より失敗しない為のコツがあります。コツを生かして、最高のハンバーグを作りましょう。
材料(2人分)
牛豚合挽肉約200g強
タマネギ1/4個
たまご1個
パン粉大さじ4
薄力粉大さじ1/3
ケチャップ小さじ2
塩少々
こしょう少々
【あれば】牛乳大さじ1
サラダ油大さじ1
●ケチャップ大さじ5
●ウスターソース大さじ5
●みりん大さじ3
牛乳でパン粉を5分ほどふやかします。(牛乳が無ければ、直接パン粉を③に入れましょう)
玉ねぎをみじん切りにする。
ボウルに牛・豚の合挽、塩コショウ、ケチャップ、卵、薄力粉、②の玉ねぎ、①のパン粉を入れます。
指の間から出るように握りながら、全体を30~50回こねます。
この時に注意点は粒が残る程度に軽く優しく混ぜる事です。この程度の肉の粗さを残してください。
タネを小判型にして、中央を少し窪ませます。
油を敷いたフライパンを熱し、小判型にしたタネをそっと置きます。
弱火の中火で約7分間程度焼き、片面がこんがり焼けたらひっくり返してください。
蓋をして弱火で7分ほど蒸し焼きにします。
表面がふっくらとしたら、焼き上がりです。(竹串を刺し、何もついて来ずに透明な肉汁が出たら、完成です)
焼けたハンバーグをお皿にとり、フライパンに残った肉汁に●の調味料を入れます。
弱火にかけて、ソースを混ぜ合わせます。軽くふつふつと煮立ったら、火を止めましょう。
お皿に盛ったハンバーグをソースに掛けて、完成です。
工程としては多いですが、立派なハンバーグが出来上がりました。
工程の多いハンバーグの中に様々なコツを織り交ぜるとよりおいしく、より失敗しないハンバーグを作りましょう。
挽き肉は塩でしっかりと練る事で挽き肉は粘り気が現れ、肉汁が逃がさないようになります。このコツを怠るとタネはまとまりがなく、残念な結果になります。
ハンバーグのつなぎにパン粉を使いますがこのパン粉を麩に変えるのが一つ目のコツです。麩は中は細かい網目になっていて、パン粉に比較して、保水力は1.5倍にあります。
この保水力が加熱時の肉汁を外に逃がさず、ハンバーグ内で水分が保たれるのでジューシーなハンバーグに仕上がります。
ハンバーグのつなぎとして、もう一つの玉ねぎを飴色玉ねぎに変える事が二つ目のコツです。
玉ねぎを加熱すると辛味成分の硫化アリルが抜けて、玉ねぎの甘味が現れます。玉ねぎを飴色にする時間が長いと玉ねぎの水分が抜けて、旨味はより凝縮されて、最高の調味料になります。
注意としては玉ねぎは焦げやすいので注意しながら、作るのもコツです。
玉ねぎ1個をみじん切りまたはスライスして冷凍庫で凍らしておく
フライパンに凍った玉ねぎを入れる。
火を点けて、しばらくすると水分でてきます。
水分が少し飛んだら、油を大さじ1入れる。
火を止めて、さらに炒めると色がついてくる。好みの色になったら、完成です。
細かくした玉ねぎを冷凍させる事がコツです。凍らすと玉ねぎの繊維は破壊されて、加熱する時に水分が蒸発する量が増え、時短になります。
ハンバーグのタネに細かき刻んだ牛脂を入れる事が3つ目のコツです。牛脂を入れる事でハンバーグにジューシーさが大幅に増え、切った時に肉汁が溢れるでしょう。
このコツで最も重要な事は牛脂は可能な限り、贅沢なものを使いましょう。高級牛の牛脂を使うと味は格段に上がります。
肉と脂が混じった挽き肉は加工前の肉よりも脂が溶けやすく、手の体温で溶け始めます。ここで脂を逃がさずに調理をするコツとして、氷水で手の温度を下げましょう。
冷えた手で素早くこねる事で脂は溶けず、肉汁を保てます。
ハンバーグの生地は完成したのでハンバーグを形成しましょう。ここではリズミカルにキャッチボールをするように交互に手のひら打ちつけ、空気を抜くことがコツです。
空気を抜かないとハンバーグをひっくり返す時に真ん中から割れ、最悪の形になってしまいます。
少量の油で予熱したフライパンの上にくぼんだ面を上にタネを置きます。両面を焼き目がつくとここで最後のコツです。少量の熱湯を入れ、蒸し焼きにします。
お湯を入れる事で大量の水蒸気が発生します。水蒸気はハンバーグに触れるとお湯に戻ります。この時に水蒸気の熱はハンバーグの中へ伝えます。
蒸し焼きのコツを生かせば、表面はキレイな焼き目で中まで火が通っていて、安心です。
ハンバーグを失敗しない為に様々なコツがあります。繊細が故にこれほどのコツがあります。
そのコツを活用することでお子様に喜ばれるハンバーグとなり、お母さんの株は上がり、好きなメニューが増える事でしょう。
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