2016/04/26
kento08
2016/05/14 更新
子供も大人も大好きなハンバーグ。でもお家で作るとお店の様にふっくらしていない、パサパサしている、肉汁が出ないなど、思うように作れない方も多いのでは?そこでとっておきのコツを伝授します!コツさえ覚えればあなたのハンバーグも劇的に美味しくなる事間違いなし!
まずは基本のハンバーグの作り方をおさらいしてみましょう。
基本のハンバーグ
◎材料 (4人分)◎
合いびき肉 400g
玉ねぎ(小) 1個
ベーコン 2枚
パン粉1/2カップ
溶き卵(Mサイズ) 1/2個分
あればナツメッグ 少々
サラダ油
塩
こしょう
①ひき肉は10分ほど室温に置いておく。玉ねぎはみじん切りにする。ベーコンは粗みじんに切る。
②フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、玉ねぎを入れてゆっくりと炒める。色づいてきたらバットにあけ、そのままおいてさます。
③ひき肉をボールに入れ、手でよく練る。粘りが出てきたら炒めた玉ねぎ、ベーコン、パン粉、溶き卵を加え、肉の繊維が出てくるまで、さらによく練り混ぜる。最後に塩小さじ1/3、こしょう、あればナツメッグ各少々を加え、全体を混ぜる。
④手のひらにサラダ油少々を塗り、たねの1/4量を丸くまとめる。両手でキャッチボールをするように、数回手のひらに勢いよく打ちつけて中の空気を抜いてから小判形に形を整え、中心を少しくぼませる。残りも同様にする。
⑤フライパンにサラダ油大さじ1を入れて強めの中火で熱し、たねを並べ入れる。焼き色がついたら裏返してふたをし、全体がぷくっとふくれるまで弱火で6~7分焼く。中心を指で押すと弾力があり、竹串で刺してみて澄んだ肉汁が出ればOK。
基本のハンバーグ
あなたの作っているハンバーグと比べてどうでしょうか?
作り方としてはみんなそれほど大きな差はないと思います。
つまり違いはちょっとしたコツなんです。
そのコツさえ覚えればずっと美味しいハンバーグになりますよ。
コツ1つめはコネ!
まずはしっかりと挽肉をこねる事です。
まずは挽肉をボウルに入れ塩を少々入れてよーくこねてください。
なぜよくこねるといいの?
それは一緒にこねる塩に秘密があります。
塩を入れて挽肉をこねると「ミオシン」というタンパク質が溶け出すので、肉汁が逃げ出さずふっくらジューシーなハンバーグになるのです。
挽肉の粒が完全になくなり、粘りが出て色が薄いピンクになるまで。
こうしてちゃんとこねるだけでも出来上がりは大きく変わりますよ。
でも温度には注意!
しっかりこねるのは大事ですが、肉や器具の温度が高いと、こねている時に脂肪が溶け出しパサつきの原因になります。
特に夏場は温度が上がりやすいので氷を張ったボウルに重ねてこねるのもコツです。
コツ2つ目はたまねぎ!
たまねぎを炒めず生のまま使う方もいるのでは?
生のままのたまねぎを使うと、たまねぎの食感が残っていいですよね。
だけど生のまま使う際には水分に要注意!
水をしぼる
たまねぎは思っている以上に水分が多いです。
そのまま使うと水っぽくべちゃっとしたハンバーグになってしまうので、軽く水を切ってから使うようにしましょう。
新たまねぎは特に水分が多いので気を付けましょう。
これでだいぶふっくらとしたハンバーグになりますよ。
コツ3つ目は厚み!
ハンバーグの厚みに気を付けて。
ハンバーグは薄すぎると肉汁が中にとどまることができずにパサパサに。
逆に厚すぎると中までなかなか火が通らず、結果周りが焼き過ぎとなり肉汁が逃げ出してパサパサになってしまいます。
ハンバーグの厚みは薄すぎず・厚すぎず。
なので大体2~3センチくらいまでにしましょう。
コツ4つ目は牛脂!
スーパーで無料で置いてある牛脂です。
これをハンバーグを成形する際に細かく切って包んでみてください。
牛脂を包む
焼き上がりに半分に割ってみると驚くほど肉汁がドバーっと出てきますよ。
包む際は中心にしっかりとくるんでください。
じゃないと焼いている途中でドンドンと流れ出てしまいます。
牛脂が手に入らなかった場合はコンソメスープをゼラチンで固めて同じように中に包むといいです。
ゼラチンは牛や豚の骨・肉・皮を煮出して抽出したコラーゲンを分解したものなのでハンバーグに入れてもとっても美味しいです。
コツ4つ目は空気!
成形する際にはしっかりと空気を抜きましょう。
空気を抜く事で焼いている時のひび割れを防ぎます。
空気がちゃんと抜けていないと、ひび割れからせっかくの肉汁が逃げてしまいます。
両手でハンバーグをキャッチボールしてしっかりと空気を抜きましょう。
ひび割れは火の通りを均一にするのにも有効です。
コツ6つ目は火加減!
火加減はずっと弱火!
火が強いと周りだけ焦げて、中身は生焼けになってしまいます。
なのでハンバーグは弱火でじっくりと焼くのがコツです。
焼くときは最初から最後まで弱火でじっくりと!
コツ7つ目は蓋!
焼きあがったと思っても蓋をすぐ開けてはいけません。
ハンバーグは片面に程よい焼き色が付いたら、ひっくり返して蓋をして蒸し焼きにします。でも焼きあがった後すぐに蓋を開けると、肉の中の水分が飛んでしまい肉汁がなくなってしまいます。
焼きあがったと思って火を止めたあと、40秒くらいはそのまま蓋を開けずに置いておきましょう。
焼き加減は蓋の上から、肉汁の色で判断すればOKです。
このコツさえ覚えればお家のハンバーグもお店みたいに、とってもジューシーで美味しくなります。
ぜひお試しください。
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