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そうだったのか!?季節によって変わる「ごまさば」のレシピ。

ごまさばのレシピをご紹介します。秋から冬にかけてが旬と言われる真サバに対し、一年を通じてあまり質が変わらないごまさば。だから店頭で見かける時期もずれ、レシピも時期に応じて変えた方がいいのです。では「ごまさば」のレシピを見ていきましょう。

ごまさばのレシピ①その名も「ごまさば」

材料(2人分)

真さばまたはごまさば(生食用)・・・100g
•青ネギ・・・適量
•すりごま・・・大さじ1(A)
•醤油・・・大さじ2(A)
•酒・・・小さじ1(A)
•みりん・・・大さじ1(A)
•すりおろし生姜・・・小さじ1/2(A)

「ごまさば」レシピ①

さばを1cm幅に切る。青ネギは小口切りにりする。Aは混ぜ合わせておく。

「ごまさば」レシピ②

さばをAに漬け半日ほど冷蔵庫におく(そのまま食べてももちろん美味しいですが、少し置くと味が馴染んでより一層美味しいですよ)。

「ごまさば」レシピ③

2を皿に盛り、青ネギを散らす。このようにご飯にのせて食べても、ここに出汁をかけてお茶漬け風に食べてもとても美味しいです。

ごまさば

ごまさばは新鮮なさばが手に入る福岡の郷土料理です。しかし生食できるサバが手に入りにくいのも事実です。石川県から長崎県の日本海側で獲れるサバには寄生虫アニサキスが肉質部まで達しているものがほとんどないのに対し、太平洋側で獲れるサバはアニサキスの種類が違い、肉質部にまでアニサキスが達しているサバが相当数います。このため日本海側の地域の方でないと、自宅で作るのはなかなか難しいかもしれません。

ごまさばのレシピ②ごまさばの味噌焼き

材料 (4人分)

ごまさば 1匹
★味噌 大さじ3
★料理酒 大さじ3
★みりん 大さじ3
★砂糖 大さじ3
白ゴマ 少々

「ごまさばの味噌焼き」レシピ①

★をすべて混ぜて、タッパーに半分だけ入れる。

「ごまさばの味噌焼き」レシピ②

ごまさばは、薄く切りタッパーに並べる。

「ごまさばの味噌焼き」レシピ③

残りの★タレを上からかけて30分漬け込む。

「ごまさばの味噌焼き」レシピ④

フライパンで両面を焼き(3~4分)上にゴマをかけて出来上がり。

ごまさばの味噌焼き

お弁当用に薄く切りましたが、すぐに食べるなら、大きめにカットして、1時間漬け込めばOK !1つずつラップで包み、冷凍しておけば、朝はそのまま解凍せずにお弁当箱に詰めるだけです。

ごまさばのレシピ③さばの煮付け

材料(4人分)

ごまさばまたは真さば(三枚おろし) 1尾分
ごぼう 1本
あさつき・または万能ねぎ 適量
A (酒 1/2カップ 、 しょうゆ 大さじ3、 みりん 大さじ3、 砂糖 大さじ1、 しょうがの薄切り 1かけ分、 水 大さじ3 )

「さばの煮付け」レシピ①

さばは1枚を半分に切る。

「さばの煮付け」レシピ②

ごぼうは洗って、皮つきのまま5~6cm長さの短冊切りにし、5分ほど下ゆでする。

「さばの煮付け」レシピ③

あさつきは15cm長さに切る。

「さばの煮付け」レシピ④

浅鍋にAを入れて煮立て、(1)のさばを皮を上にして入れる(一度に入れず、調味料がフツフツとしているところに、1枚ずつ入れていく)。

「さばの煮付け」レシピ⑤

鍋の片側にさばを寄せ、(2)のごぼうを入れる。時々さばに煮汁をかけながら、さばにしっかり火が通るまで中火で煮る。

「さばの煮付け」レシピ⑥

器に盛り、(3)のあさつきを添える。

さばの煮付け

味噌煮もいいですが、さっぱりした煮付けも美味しいですね。真さばが出回らない時期にどうぞ。

ごまさばのレシピ④ごまさばのみぞれ煮

材 料(4人分)

ごまさば半身 3枚
大根 1/3本
片栗粉 大さじ5
塩コショウ 適量
酒 50ml
みりん 15ml
酢 15ml
だし汁 250ml(大根の汁の量で変動)
生姜 小さじ1
飾りのネギ&スダチ お好みで
醤油 5ml

「ごまさばのみぞれ煮」レシピ①

半身のごまさばの血合いをきれいにしたら、3等分に切って水気をキッチンペーパーでふき取ります。塩コショウし、片栗粉を両面に軽くつけます。

「ごまさばのみぞれ煮」レシピ②

なじませている間に、大根をおろし、その中に醤油、酒、みりん、酢、生姜、だし汁を入れて混ぜておきます。

「ごまさばのみぞれ煮」レシピ③

フライパンを熱して油をひき、ごまさばの皮目を上にして中火で焼きます。焦げ目がついたら裏返し、皮目も焦げ目がつくまで焼きます。

「ごまさばのみぞれ煮」レシピ④

焦げ目がついたら、調味料と合わせた大根おろしを流しいれます。ひたひたにならなければだし汁を足してください。
蓋をして煮て、10分したら優しく返し、火を止め蓋をして蒸らします。

「ごまさばのみぞれ煮」レシピ⑤

3~5分して味がなじんだら盛り付けます。上にスダチやネギを飾るとおしゃれです。

ごまさばのみぞれ煮

ごまさばを揚げるのではなく炒めるのがミソですね。

ごまさばのレシピ⑤さばの高菜煮

材料(2人分)

ごまさばまたは真さば(三枚おろし) 1/2尾分
高菜漬け 100g 、赤唐辛子 1/2本、しょうゆ 少々、みりん 少々、 小麦粉 少々
サラダ油 大さじ1 、 ごま油 大さじ1

「さばの高菜煮」レシピ①

さばは腹骨を取って5cm幅に切り、軽く小麦粉をはたく。

「さばの高菜煮」レシピ②

高菜漬けは1cm幅に切り、さらにザクザクと包丁を入れて鍋に入れ、水1と1/2カップ、しょうゆ、みりん、赤唐辛子を加えて10分くらい煮る。

「さばの高菜煮」レシピ③

フライパンにサラダ油とごま油を入れて熱し、(1)を入れて両面をこんがり焼く。

「さばの高菜煮」レシピ④

(3)に(2)を注ぎ、煮汁を煮詰めるようにして、つやよく煮上げる。

さばの高菜煮

こちらのレシピもさばに粉をまぶしてフライパンで炒めます。その方が調味料が絡みやすくなります。高菜はそれ自体に味がついていて、しかも色よく仕上がります。

ごまさばのレシピ⑥ごまさばの塩焼き

材料 ( 4 人分 )

ごまさばまたは真サバ(切り身)4切れ
塩少々
スダチ2個
サラダ油少々
<キュウリの酢の物>
キュウリ1本
セロリ1/2本
塩少々
作り置き甘酢大1 作り方 >>
しょうゆ小1/2

「ごまさばの塩焼き」レシピ①下準備

サバは水洗いし、水気を拭き取り、包丁を斜めにして身の厚い皮部分に5mm位の深さで、7~8mm間隔の切り込みを入れ、両面に塩を振る。

下準備②

スダチは横半分に切り、切った面にV字の切り込みを入れる。(果汁を絞ったときに切り込みに果汁が集まります)

下準備③

キュウリは薄い輪切りにし、セロリは筋を引き、薄切りにして合わせ、塩少々をからめて10分置く。水気が出てくれば水でサッと洗い、水気を絞って、作り置き甘酢、しょうゆをからめる。

下準備④

グリルの受け皿にお湯を張り、焼き網をセットして3~4分中火で予熱しておく。(ここでは上火タイプのグリルです)(オーブンの場合は220℃、12~15分に予熱しておく)

「ごまさばの塩焼き」レシピ②

焼き網にサラダ油を薄く塗り、サバの皮を上にして、盛り付けた時に上になる側から弱火で、7~8分焼き(表面に焼き色が付くくらいまで)、ひっくり返し5~6分同様に焼き色が付くまで焼く。

「ごまさばの塩焼き」レシピ③

器に焼いたサバを盛り、汁気を少し絞った<キュウリの酢の物>、スダチを添える。

ごまさばの塩焼き

塩焼きにする時、皮目に切り目を入れることで火の通りがよくなり、焼き上がりも美しくなりますね。

ごまさばのレシピまとめ


真さばは秋から冬が旬。だから3月から8月頃はごまさばの方がいい場合があります。ごまさばの美味しさを味わって下さい。

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