知っておきたいたけのこのあく抜き方法!おいしいたけのこレシピ5選
2016/02/14
にゃに
世の中のいろいろ便利なものが売っていますよね。レンコンも同じで、調理済みの惣菜、既にあく抜きをして水煮になっているものまで売っています。でも、やっぱり生のレンコンを一から調理すると美味しさが違います!あく抜きをはじめとするレンコンの簡単下処理をご紹介します!
冬野菜の代表レンコンは、ビタミンC、カリウム、食物繊維、鉄、ミネラルなど様々な栄養を含んだ健康効果の高い食材の1つです。
ムチンやポリフェノールといった最近注目の栄養素も含んでいるんです。
多彩な栄養素を含むレンコンには体を元気に保つ効果がたくさんあります!
「胃腸機能改善」「滋養強壮」「便秘解消」「むくみ解消」「花粉症の症状軽減」「老化防止」「生活習慣病予防」「美肌効果」
その他、適切に調理することでたくさんの効果が期待できる宝のような食材です。
あく抜きは何のためにするか、知っていますか?
野菜に含まれる「あく」は苦みや渋み、えぐみ、不味成分や悪臭というとわかりやすいでしょうか。
その中には「炭酸カリウム」「シュウ酸化合物」「マグネシウム化合物」など有害物を含むことが多いと言われています。
そんな成分を抜くための大切な工程があく抜きなんです!
レンコンというと茶色や黒のイメージが強くないですか?
きんぴらや煮物なら調味料の色で染まるので気にならないと思います。
でも、実はレンコンはマリネやサラダなど煮物以外でもとても美味しく食べられるんです。
マリネやサラダに茶色いレンコンが入るとせっかく緑や赤できれいな色味が残念な結果になりますよね。
レンコンの変色原因はポリフェノールなんです。
赤ワインに含まれ、健康にいい栄養素としてブームにもなったポリフェノールですが、空気に触れると変色する特徴を持っています。
また、このポリフェノールは苦みやえぐみがあるんです。
そうです!「あく」なんです。
きちんとあく抜きをすることで、苦みやえぐみはなくなり、きれいな白いレンコンになるんですよ!
生のレンコンはスーパーや八百屋さんでも簡単に手に入ります。
スーパーではカット売りが多いですよね。
その他、レンコン農家さんが通販で収穫後即出荷など、産地直送で販売していることもあります。
各家庭で消費量や食の嗜好も違いますので、自分の生活スタイルに合ったレンコンを買いましょう!
泥付きレンコン
長期保存が可能です。
泥がついたまま、表面を湿らせ、濡らした新聞紙に包み冷暗所に置きましょう。
水洗い済みレンコン
節の部分が閉じている状態であれば、濡らした新聞紙に包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫に入れることで長期保存ができます。
野菜室ではなく冷蔵庫に入れるのがポイントですよ!
カット売り
カットされているものは変色してきてしまうので、レンコン自体をラップでピッタリと包み、極力空気に触れないようにしてから冷蔵庫に入れましょう。
それでもあまり長く保存することはできないので、早めに食べてくださいね。
実は1本のレンコンでも部分によって特徴があるんです!
芽の近くから遠くに向かって徐々に固く感じるようになっていきます。
芽に近くやわらかい節は白く仕上げるのに適していますので、しっかりあく抜きしてマリネなどに使いやすいですね!
今まであく抜きなどの下処理済みのレンコンを買っていた方!
生レンコンの下処理はとっても簡単です。
是非試してみてくださいね。
泥付きはもちろん、水洗い済みのレンコンでも表面に泥が残っている場合がありますので、きれいに洗います。
泥付きの場合はシンクの排水口に泥が詰まらないよう注意してくださいね。
カット売り以外のレンコンはまず、節ごとにカットしましょう。
カット売りのレンコンは節ごとにカットされている物も多いですね。
切り口部分は変色しているので、変色部分もカットしてしまいましょう。
レンコンは切り口から変色してくるので、調理する予定の分だけカットし、残りはきちんと保存してくださいね。
包丁でも問題ありませんが、硬いレンコンの薄い皮をむくのはちょっと大変!
そんな時はピーラーを利用すると便利ですよ。
丸めたアルミホイルで表面をこするだけ!
きれいに皮がむけますよ。
レンコンの皮には栄養価の高い成分が含まれています。
ゴボウのように皮をむかずに調理することもできますので、お好みで使い分けてくださいね。
輪切り
レンコン料理では一番ポピュラーで簡単な切り方ですね。
料理によって厚みを変えて、きんぴらやはさみ揚げに!
乱切り
筑前煮などに多く利用される切り方ですね。
切り口が多面になり、複雑化するので味が馴染みやすいのが特徴です。
みじん切り
炊きこみご飯、シューマイ、ハンバーグなど、何かの素材に混ぜ込む時にはみじん切りが合いますね。
飾り切り
イベントなどでお客様に振る舞う時には飾り切りでイメージアップ!
飾り切りをする時にはやっぱりしっかりあく抜きをして、白いきれいなレンコンをお披露目したいですね。
白く仕上げる最大のポイント「あく抜き」方法をご紹介します。
あく抜きの最大のポイントは「切ったらすぐ」です!
これから紹介するあく抜き方法すべて、切ったらすぐに行ってくださいね。
一番簡単なあく抜き方法です。
5分~10分程度、水につけておくだけであくが水に溶けだします。
必ず、切ったらすぐ水につけてくださいね。
一番ポピュラーなあく抜き方法です。
酢を入れた水に5分~10分程度つけておくだけ!
酢の量は水500CCに対し、小さじ1杯程度の少量の酢で十分です。
たったこれだけのあく抜きがレンコンを白くしてくれるんです。
あく抜きをしようと思ったら酢がないっ?
そんな時はレモン汁でも代用できます!
レモンもない場合は、その他の柑橘系果汁でも大丈夫なんです。
※柑橘系ジュースは使わないでくださいね。
水、酢水、レモン汁、どれでもあく抜きできるなら、何も必要ない水でいいじゃない!そう思ってしまいますよね。
水と酢水を使い分けてあく抜きするともっと美味しくできちゃうんです!
酢水はレンコンの変色を防ぐ他、粘り気を減少させ、歯ごたえを良くする効果があります。
そのため、酢水であく抜きをするとホクホクな仕上がりにならないことがありますが、水だけであく抜きをした場合は、モチモチ食感が残ります。
この特性を活かし、マリネやサラダなどのシャキシャキ食感が欲しいときは酢水であく抜きを、煮物などでモチモチ、ホクホクにしたいときには水だけであく抜きをすると更に美味しくなりますよ!
あく抜きを中心としてレンコンの下処理についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
何も処理しない方が手間はありませんが、ほんの少しの手間をかけてあげるだけでとても美味しくなります。
特にレンコンは面倒な手間はいらず、ほんのわずかな下処理だけです。
是非、試してみてくださいね!
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