お酒好きさん必見!?しじみのエキスたっぷり!厳選レシピまとめ
2016/03/21
にゃんきち
栄養豊富で1年中楽しむことが出来る身欠きにしん。古くから魚を長期保存するための方法として、家庭料理で親しまれてきました。今回はお正月料理の定番料理身欠きにしんの昆布巻きのレシピから、香り焼き、麹漬けのレシピまでご紹介していきます。
身欠きにしんの昆布巻き
圧力鍋で簡単におせち料理には欠かせない身欠きにしんの昆布巻きが作れてしまうレシピです。
昆布をたっぷりと贅沢使っちゃいましょう!
材料 ( 8 本分 )
ニシン(身欠き)4本
昆布(日高)50g
カンピョウ20g
塩小さじ1
<調味料>
酒150ml
みりん大さじ2
砂糖大さじ4
しょうゆ大さじ4
【下準備】
①ニシンは、分量外の米のとぎ汁につけて1晩置く。エラやヒレを切り落とし、水洗いして縦半分に切る。さらに昆布の幅に切る(ここでは半分に切って、2切れを1本に巻いています)。
②昆布は汚れを拭き取り、30分たっぷりの水につけて柔らかくもどし、長さを18〜20cmに切る。昆布をつけておいた水250〜300ml(昆布水)も置いておく。
③カンピョウは水でぬらして塩をもみ込み、柔らかくなったら水洗いし、きれいな水に10分つける。しっかり水気を絞り、長さ25cmに切る。幅が広い場合は、半分に切る。
身欠きにしんの昆布巻きのレシピ①
昆布を縦に置き、水気を拭き取る。ニシンを手前にのせ、少しきつめに巻き、カンピョウで両端を2ヶ所少しゆるめに結び、昆布の巻がほどけないようにくくる。
(ヒント)昆布の幅が短い場合は、2枚重ねて使用して下さい。
にしんの昆布巻きのレシピ②
圧力鍋に(1)の結び目を下にして並べ、<調味料>の材料を加え、ヒタヒタまで昆布水を入れて中火にかける。
にしんの昆布巻きのレシピ③
煮たってきたら中火のまま10分煮る。アクが出る場合はアクを取る。圧力鍋の蓋をして強火にかけ、圧がかかったら弱火にして8分加圧する。
にしんの昆布巻きのレシピ④
火を止め、そのまま圧が下がるまで置いておく。圧が下がったら蓋を取って中火にかけ、煮汁が半量になるまで煮含める。粗熱が取れたら、保存容器に入れる。食べる時に食べやすい大きさに切って盛り付ける。
圧力鍋10分でにしんも昆布もしっかりと味がつき本格的な昆布巻きが作れます!
身欠きにしんの硬さも、まちまちなので、圧力をかける時間は調整しても良さそうですね!
そして、下準備をしっかりとすることが、美味しさのポイントです!
身欠きにしんの甘露煮
にしんそばに欠かせない身欠きにしんの甘露煮。
甘めの味付けなので、ごはんにも合うレシピです!
材料(2~3人分)
身欠きにしん(ソフトタイプ)2切れ(250g)
☆水100cc
☆酒大さじ2
☆砂糖大さじ2
☆みりん大さじ2
☆しょう油大さじ2
米のとぎ汁(無ければ生米ひとつまみ)
身欠きにしんの甘露煮レシピ①
にしんを食べやすい大きさに切ります。米のとぎ汁を煮立たせてにしんを入れて3分ほど茹で、ザルにあげます。米のとぎ汁がなければ、米を一つまみ入れて茹でます。
身欠きにしんの甘露煮レシピ②
☆印を煮立たせてにしんを入れ、ごくごく弱火にして落としぶたをして焦げ付かないように、18~20分煮ます。
身欠きにしんの甘露煮レシピ③
ほとんど煮汁がなくなったら火を止めて完成です♪
ソフトタイプの身欠きにしんを使ったレシピです。
身欠きにしんは乾度の違いでソフト(五分乾、干物様)、七分乾、本乾(カチカチ)の3種に大別されます。
甘露煮にはソフトタイプの身欠きにしんが1番美味しく召し上がることができますよ〜!
大根寿司
石川県の伝統料理の大根寿司をご存知ですか?
かぶら寿司は、旬の蕪の麹漬けですが、
大根寿司は、旬の大根と身欠きにしんを麹漬けした料理なので庶民の味として親しまれています。
作り方も一度覚えてしまえば簡単なので詳しくレシピをご紹介していきますね。
材料 (大根5本分)
大根5本
粗塩大根の5%位
ニシン10本
麹1枚(0.9~1㎏)
やわらかめに炊いたご飯1合弱
お湯適当
人参1本位
赤唐辛子 4~5本
昆布15cm×15cm
大根寿司(大根と身欠きにしんの麹漬け)レシピ①
大根を図のように切る。
容器に大根を並べ、まんべんなく塩をふり、落し蓋をして重石をのせる。(重石8㌔位)そのまま1週間ほど置き水あげする。
大根寿司(大根と身欠きにしんの麹漬け)レシピ②
大根の塩漬けをした4日~5日後に身欠きにしんを米のとぎ汁につける。ふっくら戻るのに3日かかります。米のとぎ汁は毎日変えます。戻ったニシンのひれと腹の骨の部分を削ぎ、半分に切ります。
大根寿司(大根と身欠きにしんの麹漬け)レシピ③
保温できる鍋に、かたまりになっている麹を手でほぐして入れ、やわらかめに炊いたご飯を1合弱入れ、沸騰して15分位置いたお湯をひたひたになるまで入れくるっとまぜ、そのまま一晩おく。(甘酒を作る要領で)
大根寿司(大根と身欠きにしんの麹漬け)レシピ④
(1週間後)赤唐辛子は種を抜いて小口切り、人参は千切りにする。写真のように本漬けする材料を用意します。
大根寿司(大根と身欠きにしんの麹漬け)レシピ⑤
容器の底に麹を少し撒き、大根を並べ、ニシン、人参、赤唐辛子をのせ、麹をまんべんなく撒きます
大根寿司(大根と身欠きにしんの麹漬け)レシピ⑥
材料入りました~
この上に昆布を乗せ落し蓋をし、重石(5~8キロ)をして1週間くらいで完成です。
旬の大根の食感と身欠きにしんの旨味が麹と合わさることにより、更なる甘みと旨味と生み出す醗酵食品です。
ぜひお試ししてみてください!
大根と身欠きにしんの煮物
身欠きにしんの旨味が大根に浸みこんだ美味しいレシピです。
にしんはソフトタイプを使用しています。
材料(作りやすい分量)
身欠きにしん(ソフト) 3尾分
大根 10cm
昆布10cm
干し椎茸 2枚
卵 2個
☆酒 大さじ4
☆醤油 大さじ3
☆ミリン 大さじ2
☆和風だし(顆粒) 小さじ1
☆干し椎茸の戻し汁 適量
①身欠きにしん(ソフト)は腹骨をとって
熱湯に入れて取り出し
ウロコやむけてくる薄皮を取り除く。
②昆布・戻した干し椎茸と☆を入れて
圧力鍋で5分
③圧が抜けたら下茹でした大根と茹で卵を入れて
落し蓋をして中の弱火で10分弱位煮
④自然に冷まして味を染み込ませて出来上がり
圧力鍋で加熱しているので、にしんの木になる小骨も気にせず食べられますよ〜
生干しにしんの香り焼き
にしんの旨味と山椒の風味が合わさり、ごはんやお酒のおつまみにぴったりのおかずレシピです。
ザ・和食の定番レシピに加えてみてはいかがですか?
材料(4人分)
身欠きにしん(生干し) 4枚(約400g)
酒 大さじ1
ししとうがらし 8本
だいこん 200g
粉ざんしょう 少々
しょうゆ 少々
(1)にしんは2つに切り、酒をふって10分おきます。
(2)だいこんはおろします。
(3)焼き網を熱し、ししとうがらしを軽く焼きます。
(4)にしんを焼き、焼けたら粉ざんしょうをふります。
(5)にしん、ししとうがらしを盛り、だいこんおろし、しょうゆを添えます。
山椒とにしん、本当によく合いますよ〜!
にしんの脂を山椒がスッキリと爽やかに包んでくれます。
栄養豊富で、旨味がたっぷり詰まった身欠きにしん。
乾燥の違いにより、いろいろな料理が楽しめるのも嬉しいですね。
ぜひ日常の料理に取り入れてみてはいかがですか?
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