オイスターソースで簡単!美味しい「おでん」の作り方をご紹介します
2016/04/05
Suuchi_07
ウスターソースとオイスターソース、とちらが好きでか?と聞かれたら、考え込んでしまう方もいるかもしれません。ソースなんでみんな似たようなもの!なんて、思っていませんか?普段なにげなく使っているウスターソースとオイスターソースのことを、ちょっと調べてみました!
ウスターソースの誕生は、英国ウスター市で、19世紀はじめ、市内に住む主婦が、余った野菜や果物の切れ端に香辛料や塩、酢を加えて貯蔵しておきました。
それが長い時間をかけて熟成され、おいしい液体ソースになったそうです。
野菜・果実:トマト、玉ねぎ、にんじん、りんごなど。使用される野菜や果実は、製造会社やソースによって異なります。
砂糖、食塩、食酢
香辛料:辛味のスパイス(唐辛子など)臭み消しのスパイス(セージなど)香りづけのスパイス(クミン・シナモンなど)
たくさんの材料が使われていることに、びっくり!ですね。ウスターソースは奥が深いので、もっと知りたい方は、下のリンクを、ぜひご覧ください!
ただかけるだけじゃ、もったいない!ウスターソースを使った、簡単で、少し意外なレシピをご紹介しましょう!
くるみとかぼちゃのみたらし
材料(2人分)
(a)かぼちゃ(皮を剥き柔らかくゆでてつぶす):130g
(a)塩:少々
(a)シナモン:少々
(a)くるみ(粗く刻む):20g
・小麦粉:適量
・溶き卵:適量
・白炒りごま:適量
・揚げ油:適量
(b)ウスターソース:大さじ1と1/2
(b)はちみつ:大さじ1
(b)水:大さじ3
①ボウルに(a)を入れて混ぜ、8等分に分けボール状に丸める。
②①に小麦粉、溶き卵、白炒りごまをつけて180℃の油で揚げる。
③小さめの鍋に(b)を加え一煮立ちしたら水溶き片栗粉でとろみをつける。
④②に③のあんを絡める。
オイスターソースは、中国広東省がルーツ。中国では一般的に、一度生ガキを塩蔵した後、干しガキとして食べていました。
あるとき、塩漬け中に出来た上澄み液をなめてみると、大変美味しかったため、料理として使われ始めたのが、オイスターソースのはじまりだと言われています。
オイスターソースの原材料は、牡蠣エキスをはじめ、ほたてエキスなどの魚介エキス、砂糖、しょうゆ、食塩などです。
牡蠣には良質なたんぱく質、タウリン、グリコーゲン、亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラルやビタミン類が含まれているので、とてもからだにいいんです!
ただし、牡蠣アレルギーがある方は、ご注意ください。
炒め物にも煮物にも、オイスターソースを入れるだけで、簡単に旨みたっぷりの中華風のお料理になっちゃいます!
今回は簡単にできて栄養もたっぷりの、オイスターソースを使った煮物のレシピをご紹介しましょう。
ほうれん草とハムのオイスタークリーム煮
材料((4人分)
・ほうれん草:1束
・ロースハム:40g
・しいたけ:4枚
・酒:小さじ1
・鶏がらスープの素:小さじ1
・オイスターソース:小さじ1
・砂糖:少々
・牛乳:1カップ
・こしょう:少々
・水溶き片栗粉:大さじ4と1/2
・サラダ油:大さじ1
①ほうれん草は5cm長さに切り、茎と葉に分ける。ハムはいちょう切りにする。しいたけは斜め半分に切る。
②フライパンに油を熱し、①のハム・しいたけ・ほうれん草の茎・ほうれん草の葉を順に炒め、酒を加えサッと炒める。
③鶏がらスープの素、オイスターソース、砂糖を加えて炒め合わせる。牛乳を加えて煮立たせ、こしょうで味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
ここまでのお話で、ウスターソースとオイスターソースの、歴史や原料については、だいたいお分かりいただけたと思います。
イメージ的に、ウスターソースは洋風、オイスターソースは中華風のお料理に合う感じです。相性のいい材料も、ウスターソースとオイスターソースでは、ちょっと違います。
身近な食べ物の「焼きそば」で、ウスターソースとオイスターソースの違いを確認してみましょう!
ウスターソースを使った、ソース焼きそばです。
ウスターソースに合う食材は、やはり、野菜や肉ではないでしょうか。キャベツや玉ねぎ、人参や豚肉などと一緒に炒めめた麺に、ウスターソースをかけると、とても懐かしい味がします。
オイスターソースを使った、海鮮焼きそば
オイスターソースの旨みを引き立ててくれるのは、やはりエビ、いか、貝類などでしょう。もちろん野菜や肉もおいしいですが、海鮮を入れると、ソースの味が引き立つようです。
こうして見てくると、ウスターソースもオイスターソースも、原材料に使われている食材との相性が一番いいのかなと、思いました。
みなさんもウスターソースやオイスターソースを上手に使って、おいしいお料理を作ってくださいね!
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