2016/06/07
raimu527
かわいい赤ちゃんの離乳食には特に気を使うもの。アレルギーを起こしてしまったら、好き嫌いができないかしら…など離乳食の初期には不安がつきものです。まずは、赤ちゃんのお腹に優しい野菜を取り入れてみましょう。今回は、離乳食初期の野菜の食べ方をご紹介します。
根が食べられる野菜
にんじん、大根、かぶなどの根が食べられる野菜です。茹でて加熱をすると、その味はより甘みが増して赤ちゃんも食べてくれます。離乳食の初期から使える野菜で、ゆでてすりつぶした後、お湯や粉ミルクでのばしてあげるとよいでしょう。
花や実が食べれる野菜
トマト、かぼちゃ、ブロッコリーなども離乳食の初期に使える野菜です。色が濃い野菜は特に、ビタミンが豊富に含まれています。この食材も、やわらかく茹でて、すり潰した後、お湯や粉ミルクなどでのばしてあげるとよいでしょう。
葉や茎が食べれる野菜
ほうれんそう、小松菜、白菜、キャベツなどは、離乳食の初期から使える野菜です。味にクセがなく他の材料との相性も良いのが特徴です。こちらの食材は、茹でた後、水にさらしてアクを抜きます。お湯でのばしたり裏ごしをしてあげましょう。
味にクセのある野菜
レタス、きゅうり、なす、きゅうり、柿は、離乳食の初期から使える野菜ですが、味にクセがあり、すり潰しただけでは赤ちゃんは食べにくい野菜です。甘い果物と混ぜてみると食べてくれますよ。
調理を工夫する必要がある野菜
グリーンピース、枝豆は皮があり、離乳食初期段階の赤ちゃんの消化機能には少し負担があります。皮を取る作業をいれ、調理を工夫すれば離乳食初期から使用できる野菜です。そら豆は、できれば離乳食中期から使用するとよいでしょう。
7・8ヶ月頃の離乳食中期から使う野菜
モロヘイヤ、さやいんげん、さやえんどう、グリーンアスパラガス、オクラ、ぶどう、キウイ、青のりは、消化の点、アレルギーの点から離乳食の初期には向かない野菜です。だいぶ離乳食になれた中期以降に使用するとよいでしょう。
離乳食初期に使う野菜:にんじんマッシュ
すりつぶしのテクニックを使って、にんじんマッシュを作りましょう。やわらかく茹でると、潰しやすい食材です。にんじん本来の甘味があり、味にもクセがなく離乳食の初期から使える野菜のマッシュに挑戦!他にも、かぼちゃ、かぶ、大根、じゃがいもに、このテクニックが応用できます。
①にんじん1cm厚さの輪切り1個は、皮をむきます。
②鍋に水と①を入れて、柔らかくなるまで茹でます。竹串を指して、スッと通れば大丈夫です。
③すりつぶしやすいように、5mm角に切ります。
④すり鉢に③を入れて、なめらかになるまですりつぶします。
⑤湯大さじ1を少しずつ加えて、トロトロになるまでよくのばしたらできあがり!
離乳食初期に使う野菜:トマトマッシュ
トマトは水分がとても多く、すりつぶしやすい野菜です。簡単に調理ができるので、離乳食の初期の野菜としておすすめですよ!また、ゆでずにそのまま与えられますのでとっても便利な野菜です。
①トマト1/4個は、皮を包丁でむく。1個丸ごと皮をむく場合は、へたを取って、湯むきするのがおすすめです。
②種は酸味が強いので、スプーンを使って取ります。
③5mm角に切ります。
④すり鉢に③をいれ、なめらかになるまですりつぶします。
⑤湯少々を様子を見ながら加えてトロトロになるまでのばします。
離乳食初期の野菜:大根のすり流し
皆さんご存知の大根おろしが離乳食の初期には大活躍!しかし、離乳食の初期に適しているのは、大根の真ん中辺りの部分です。すりおろす場合は、葉に近い部分でも使えます。
①大根の皮に近い部分は繊維が硬いです。大根1cm厚さの輪切り1/2個は皮を厚めにむきます。
②①を目の細かいおろし器で丁寧にすりおろします。
③鍋に②とだし汁大さじ3を入れて、弱火にかけて、大根が透き通るまで煮ます。
④水溶き片栗粉少将を③に加え、かき混ぜながらとろみがつくまで煮ます。
離乳食初期に使う野菜:さつまいもマッシュ
離乳食の初期に使えるイモの代表、さつまいも。こちらは、なめらかなペースト状でトロトロにしましょう。自然な甘味があり、赤ちゃんもパクパク食べてくれます。離乳食の
初期には、食物繊維が多すぎるのはよくありません。イモ類の野菜を使うときは、繊維が少なめの真ん中あたりを切り取って使いましょう。
①さつまいも1cm厚さの輪切り1個は皮をむき、水にさらし、水からやわらかくなるまでゆでる。竹串を刺して、すっと通れば大丈夫です。
②熱いうちに裏ごし器の上に置き、スプーンの背の部分を使って網に押し付けて裏ごしします。湯大さじ1でトロトロになるまでのばしましょう。
いかがでしたか?今回は、離乳食の初期に使う野菜の種類や調理法についてご紹介しました。離乳食は、初期・中期・後期とあり、赤ちゃんは段階を踏んで大人と同じような食事を取るようになります。初期段階で焦ってしまうと、アレルギーも心配ですし、何より、あ母さんの気持ちの余裕もなく疲れてしまいます。初期の段階で少しずつ食材を増やし、焦らずゆっくりと離乳食を試していきましょう。
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