お酒によく合うホタルイカ!いつもとは一味違う人気のレシピ5選!
2015/10/06
sirius_dog
がめ煮は九州北部地方の代表的な郷土料理ですが、それ以外では筑前煮、炒り鶏の名前でよく知られています。がめ煮のレシピの特徴は具材を炒めること。とてもヘルシーなお惣菜ですが、がめ煮はおもてなし料理としても恥ずかしくありません。がめ煮の簡単レシピをご紹介します。
博多弁の「がめくり込む」(「寄せ集める」などの意)が名前の由来と言われます。また、文禄の役の時に、朝鮮に出兵した兵士が当時「どぶがめ」と呼ばれていたスッポンとあり合せの材料を煮込んで食べたのが始まりとも言われ、亀煮から「がめ煮」と名づけられたと言われています。現在は、スッポンではなく鶏肉を使うのが普通です。
「筑前煮」は九州地方以外での呼称。「筑前煮」の呼称は、公立の学校給食の普及により、郷土料理の一環として、全国に浸透しました。家庭科の教科書では「鶏肉を炒りつけて煮る」ことから「炒り鶏(いりどり)」という名前で紹介されていることもあります。
材料(2人分)
鶏もも肉150g
にんじん80g
ごぼう80g
こんにゃく80g
干ししいたけ3枚
里芋100g
サラダ油大さじ1
だし汁(かつおだし)1カップ
(A)鶏肉の下味
しょうゆ小さじ2
みりん小さじ1
砂糖小さじ1
(B)調味料
しょうゆ大さじ1
みりん大さじ1
砂糖小さじ2
塩少々
鶏肉は包丁でひと口大に切る。皮が固いので、皮を下にして切ると切りやすい。鶏肉の部位はうまみのあるもも肉がおすすめ。
こんにゃくはスプーンでひと口大に切る。包丁で切るよりも切り口が粗いので、味がしみやすい。塩少々(分量外)でもみ、水で洗い流す。
干ししいたけは水に20分ほどつけてやわらかくもどし、軸を切って半分に切る。
ごぼうは包丁の背かスプーンで皮をこそげて乱切りにする。ごぼうを回転させながら端から切る。
水に10分ほどさらしてアクを抜く。
にんじんは乱切りにする。ごぼうと同様に回転させながら端から切る。
里芋の皮をむく。里芋の天地を切って、縦に包丁を入れて皮をむく。
里芋をボウルに入れ、塩少々(分量外)を加えて手でもみ、ぬめりを洗い流す。
ここまではひたすら切る作業でしたが、後は火にお任せのレシピです。
作る人数分を考えて切りますが、この後は何人分でも同じ労力です。
鍋にサラダ油の半量を熱し、鶏肉を炒める。鶏肉の色が変わったら取り出し、熱いうちに(A)をまぶして下味をつける。
鍋に残りのサラダ油を足し、ごぼうとにんじんを炒める。全体に油がまわったら、干ししいたけと里芋を加え、さらに炒める。
だし汁と(B)の調味料を加えて中火で熱し、沸騰させる。
網じゃくしでアクを取り、落とし蓋をして約10分煮る。落とし蓋をすると、煮汁が全体に行き渡る。煮くずれを防ぐ効果もある。
鍋に鶏肉を戻し、さらに7~8分煮る。鶏肉は火が入りすぎると固くなるので、途中取り出し、下味を絡めた。
蓋を取り、火を強めてほとんど水分がなくなるぐらいまで煮汁をとばし、煮汁を絡める。
材料(2人分)
鶏もも肉 1/2枚
れんこん 1/2節
ごぼう1/2本
にんじん1/2本
こんにゃく1/2枚
サラダ油大さじ1
カレー粉大さじ1/2
(A) 鶏肉の下味
しょうゆ小さじ1
酒小さじ1
(B)
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
和風カレー味のがめ煮の作り方
1.鶏肉はひと口大に切り(A)で下味をつける。
2.れんこん、ごぼう、にんじんは食べやすい大きさの乱切りにする。
3.こんにゃくは手でちぎり、さっとゆでる。
4.鍋に油を熱して(1)の鶏肉を炒め、表面の色が変わったら、(2)、(3)を加えて炒め合わせ、水1/2カップ、(B)を入れる。落とし蓋をして煮込み、途中でカレー粉を加えて、汁気がなくなるまで煮込む。
「がめ煮」のレシピ、いかがでしたか。本場九州では正月料理として食卓に上るレシピで、いかにもお祝い料理、おもてなし料理として存在感を示していますが、日持ちのするおかず、残ればお弁当にと活躍します。食物繊維たっぷり、ローカロリーのレシピの代表格でもあります。がめ煮のレシピを日々の食事におすすめします。
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