残りものカレーを有効活用！美味しいカレーうどんの作り方★

日本で初めてカレーうどんというメニューを出したのは、東京・早稲田の「三朝庵」というお店だそうです。
明治37年、まだまだ高級料理という扱いだったカレーが少しずつ大衆食として受け入れられるようになっていたこの時代。
洋食屋のカレーライスに対抗して、うどん屋で生み出されたのがカレーうどんです。

戦後、カレーうどんは学校給食のメニューにも取り入れられるなど、全国に広がりました。
家庭でも、残りのカレーとうどんを組み合わせるだけでできる簡単おいしいメニューとして、親しまれています。

２日目以降に食べるカレーが美味しく感じる...その理由は、野菜や肉から溶け出す「うま味のもと」にあります。
時間をおくことによってカレーの具材に含まれる「うま味（グルタミン酸）」や、果糖などの糖分がルーの中に溶け出します。また、でんぷんや繊維質も溶け出すことにより、２日目のカレーにはうま味ととろみが加わります。
このことによりカレーにマイルドな「コク」が生まれるというわけです。

カレーをひと晩寝かせる場合の注意点！
カレーは鍋のまま室温で放置せず、粗熱が取れたらかならず冷蔵庫に保存しましょう。
そして、食べる前には必ず再加熱を！
作りたてのカレーは、熱により菌が死滅しているため、ほぼ問題ありません。
しかし、カレーに含まれる一部の菌には、完全に死滅せず休眠状態となる菌もあります。
カレーをひと晩寝かせている間にこの菌が休眠を解き、増殖してしまうと食中毒などの危険があります。
カレーを保存する際はできるだけタッパなどの個別容器にうつし、冷蔵庫で保存の上、食べる直前に再加熱してから食べるようにしましょう。

残り物カレーで作る、基本的なカレーうどんの作り方をご紹介します！

①万能ねぎは、小口切りにしておく。
②うどんは熱湯でさっと茹で、ザルに上げて水気を切っておく。
③鍋にカレーとＡの調味料を煮立たせる。②のうどんを加え、ふつふつ煮えてきたら火を止める。
④器に盛りつけ、①の万能ねぎ、おろし生姜をのせて出来上がり。

こちらは、カレーの残りと冷凍うどんで、簡単にできる鍋焼きうどんの作り方です。
チーズとうどん、カレーの相性抜群♪
とても残り物とは思えないクオリティです。

こちらは夏にぴったりの、冷たいカレーうどんです。
残り物カレーとうどん、それに豆乳があればできちゃいます♪
写真のようにお好みでネギやトマトを加えても美味しいですよ！

こちらはだしにこだわった、本格和風カレーうどんです。
残りのカレーに新たにだしを加えることで、より一層風味とコクのあるおいしいカレーうどんができあがります！
残り物リメイクも、立派な一品料理になっちゃうんですね◎

こちらは朝食にピッタリ！
残りのカレーでつくる目玉焼きトーストです。
カレーはできればキーマカレーが適しているそうです。
こちらのサイトで、キーマカレーの作り方から紹介されています♪

こちらはちょっと凝った残りカレーアレンジ♪
ジャガイモを蒸かして、カレーを混ぜ込みカラッとコロッケに揚げます！
サクサクの衣の中に、カレー風味のじゃがいもがほくほく！
ここまでアレンジすれば残り物とは気づかれず、夕飯の一品として大活躍まちがいなしですね。

残りカレーでつくるカレーうどん、いかがでしたか？
ただの残り物とあなどるなかれ。残り物カレーがあれば、カレーうどんをはじめ色々なアレンジ料理ができるんです★
カレーを作るときは、ぜひ少し多めに作って残りものアレンジを楽しんでくださいね！