ぷりっとした食感で超美味♪これだけは知っておきたいイカの種類！

スルメイカは、日本列島沿海を中心とした北太平洋海域に分布し、旬は夏から秋。 世界のスルメイカ漁獲量の筆頭は日本であり、最大輸出国も日本なのだそうです。そして、日本の魚介類消費量の中で最も多いのもイカで、その半数はスルメイカ！ちなみにこの種類、加工前のイカは「スルメイカ」で、加工後の干物を「するめ」と呼ぶのだそうです。焼きイカや煮物などに使うと美味しい種類です。

コク旨♪里芋とスルメイカの煮物

材料 （2・3人分）
スルメイカ1/2ぱい
里芋 300g
醤油大さじ2
酒大さじ3
さとうきび糖大さじ2

ヤリイカは、北海道南部から九州にかけての日本海や、三陸、房総沖に分布し、春が漁獲期。胴体は細長く円錐形で、その形が槍の穂に似ていることから、ヤリイカと呼ばれるようになったそうです。スルメイカより格上とされ、刺身や寿司だねとして生食に多く使われます。また、一夜干し、直火焼き、煮付け、塩辛などでも食され、甘みがあるのが特徴です。

♪ヤリイカのサッと煮♪

材料
ヤリイカ２ハイ
★だし汁80ｃｃ
★白醤油大さじ１杯
★酒大さじ１杯
★みりん小さじ２杯
★生姜の絞り汁小さじ１杯

生食に多く使われるヤリイカ。甘みが強い種類なので、素材の旨みが活きるレシピを選んでみました。ヤリイカの旬に味わってみたいですね！

こちらの種類は日本各地で漁獲されているケンサキイカ。旬は冬で甘みが強いのが特長です。通常サイズは20-40cmで、特に大型のものは「弁慶」の別名もあるのだとか。大型で肉厚なので、イカ焼きはもちろん、加工食品の「スルメ」の材料にもなり、ケンサキイカのスルメは「一番スルメ」と呼ばれ、最も上等のスルメとされるのだそうです。

ぷりぷり♪剣先イカのたたき

材料 （２人分）
イカ(剣先イカがおすすめ)一杯
大根おろしたっぷり
ねぎ 適量
マヨネーズ適量
だし醤油適量

ケンサキイカも甘みが強い種類なので、こんなシンプルな食べ方がおすすめ！イカのプリプリ感が楽しめて、お酒のおつまみにも最適なのだとか。ぜひシーズンに試してみたい一品です！

ホタルイカは、日本海全域と太平洋側の一部に分布しており、特に滑川市を中心とする富山県と兵庫県で多く水揚げされます。こちらの種類は体長6㎝前後の小さなイカで、発光する特徴があることから、この名がついたのだとか。漁獲期は2月から5月頃。富山では昔から佃煮、酢味噌和え、沖漬けなど、様々な調理法で食されている種類です。

子供も大好き！簡単にホタルイカの酢味噌

材料 （4人分）
菜の花 1束
ホタルイカ1パック
■ 酢みそ
白みそ大1
すし酢大1

ホタルイカの旬は春。菜の花の彩りが綺麗な春らしいレシピですね！手作りの酢みそは、小さなお子さんでも食べやすいのだそうです。お酒のおつまみにも良さそうですね！

関東あたりから南に生息しているコウイカ。背部の外套膜の内側に甲羅状の骨があり、墨を沢山出す事からスミイカ（墨烏賊）などと呼ばれています。旬は冬から春先。コウイカの産まれて間もない、５ｃｍくらいの物は「新イカ」として珍重され、高い値が付くのだそうです。味は甘みがあり、モッチリとした食感で、刺身、フライ、炒めものなどに利用されます。

簡単！甲イカとしいたけのめんつゆマヨ炒め

材料 （２人分）
甲イカ（普通のイカでもＯＫ）小ぶり３杯
生しいたけ ４個
レタス 適量
めんつゆ（２倍濃縮）大さじ１
マヨネーズ大さじ１

めんつゆとマヨネーズ味付けした炒めものです。普通のイカでもOKですが、甲イカで作るとコリコリとした食感が倍増するのだそうです。

日本各地の沿岸で獲れ、胴の長さが５０cm前後、重さは３kgから５kgにもなり、イカの仲間ではかなり大きくなる種類のアオリイカ。味も非常に美味しく、波止め釣りの対象としても人気！ですが残念なことに市場では高級魚扱いされ、一般のスーパーに並ぶことはほとんどないのが現状です。国内で販売されているものは、近年東南アジア方面からの輸入が増加しているのだそうです。

アオリイカのユッケ

材料 （2人分）
アオリイカ胴150g
★コチュジャン大さじ1杯
★みそ小さじ1杯
★ごま油少々
★ニンニク(チューブ) 1cm
★しょうが(チューブ) 1cm
卵1個
ネギ 適量
いりごま少々

国産のアオリイカは料理屋、料亭などに使わる高級品ですが、釣りなどをする人は手に入れることが出来るようです。お刺身に飽きたら・・・というちょっと贅沢なレシピ。酒の肴やご飯にも合うそうです。