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魚の旨味を丸ごとぎゅぎゅっと!栄養満点あら汁のオススメレシピ5選

魚の頭から尻尾まで、丸ごと使って作るあら汁のレシピ。身からも骨からも良い出汁が出て、磯の香る風味がたまらなく美味しいですよね。魚のあらが手に入ったら、是非作りたいレシピです。色々な魚のあらで作る、オススメのあら汁レシピをご紹介します!

あら汁とはどんなレシピ?

あら汁とは、もともと漁師料理として親しまれていたレシピです。捕った魚の身をさばいて、残った頭や骨などの部分まで惜しみなく頂きます。
海の命に感謝しながら頂くあら汁レシピの作り方をご紹介します。

オススメあら汁レシピ①:たっぷり鯛のあら汁

材料(2人分)

鯛(アラ) 1パック
ネギ(刻み) 大さじ2
だし汁600ml
<調味料>
酒 大さじ3
みりん 大さじ1
薄口しょうゆ 小さじ1~2
ショウガ汁 小さじ1.5

①鯛の下処理をする

鯛の身に熱湯をかけて臭み抜きをし、きれいに水洗いしてぬめりをとる。
包丁で食べやすい大きさに切る。

②あらを鍋で煮る

鍋に<だし汁>を入れ、中火にかける。煮たったら鯛の身を入れる。再び煮たたせ、<調味料>の材料を鍋に加えて少し煮る。熱いうちに器に注ぎ、刻みネギとショウガ汁を加えてできあがり。

たっぷり鯛のあら汁のレシピ

鯛を丸々使った、あら汁のレシピです。
鯛は汁物のレシピと相性が良く、旨味がギュッと濃縮された汁に仕上がります。
はじめに熱湯をかけて臭み抜きをしておくことで、出汁の香りがよりいっそう引き立ちます。

オススメあら汁レシピ②:マグロのあら汁 味噌汁風味

材料(4人分)

マグロのあら
本だし いつもの半分
みりん 大さじ2
塩 少々
味噌 適量
水 適量
野菜 お好みで

①あらを用意する

まぐろから身をキレイにとりのぞき、あらを用意する。
調味料をすべて合わせて鍋に入れ、軽く煮立たせておく。

②野菜とあらを煮る

調味料が煮立ったら、野菜とあらを加えて煮立てる。煮ているうちにあくが出てくるので、綺麗に取りのぞく。大根が透き通って火が通ったら、あくはほとんど出なくなる。

③味噌を加える

具材に火が通ったら、味噌を溶き入れてできあがり。

マグロのあら汁 味噌汁風味

マグロのあらをたっぷり使った、味噌汁風味のあら汁レシピです。
あら汁は出汁だけで楽しんでも良いですが、味噌を加えるとコクが出てまた違った味わいのレシピになります。
味噌を加えたあとは、煮立たせると味が濁ってしまうので火加減に注意して作りましょう。

オススメあら汁レシピ③:野菜いっぱいのブリあら汁

材料(4人分)

ブリのあら 400g
だいこん 5cm
にんじん 5cm
ごぼう 10cm
ねぎ 20cm
えのき 半パック
しょうが 1かけ
ほんだし 小さじ1
こんぶだし 小さじ1
みそ 30g

①ぶりのあらの下処理をする

ぶりのあらをぶつ切りにして、熱湯をさっとくぐらせて臭みを抜く。
そのあと水洗いをしておく。

②野菜を切っておく

野菜はそれぞれ食べやすい適当な大きさにカットしておく。

③あらと野菜を煮る

鍋に800ccの水と、ねぎ以外の野菜を全て入れ、火にかける。軽く煮立ってきたら、アクを丁寧に取りのぞきながら10分ほど煮る。

④味噌をとかす

味噌を溶かす。味噌の良は味を見ながら加減する。

⑤仕上げる

ねぎを加え、沸騰直前のところで火を止める。
器によそってできあがり。

野菜いっぱいのブリあら汁のレシピ

野菜とブリのあらで作るあら汁のレシピです。
ブリは汁物に加えると、身がホロホロッと崩れてとっても美味しいですよ。
ねぎは火が通りやすいので、一番最後の仕上げの段階で加えるようにしましょう。
こんな具沢山のあら汁を、ご飯と一緒に頂きたいですね。

オススメあら汁レシピ④:真鯛のあら汁

材料(2人分)

真鯛(あら) 約200g
 塩 少々
だいこん 60g
にんじん 40g
しょうが 10g
小ねぎ 少々
水 500cc
酒 小さじ2
みそ 大さじ1

①材料の下準備をする

真鯛のあら:塩を全体に振り、熱湯にサッとくぐらせる。その後冷水で洗い流しながらうろこや血合いを取り除く。
だいこん・にんじん:5mm幅ほどのいちょう切りにする。
しょうが:薄切りにスライスする。

②材料を煮る

あらと野菜、水、酒を鍋に入れ煮立てる。沸騰したら中火にし、あくを取りのぞいてそのまま15分ほど煮込む。
鍋にみそを溶き、火を止めたら器に盛り付ける。
仕上げに小口切りの小ねぎを散らしてできあがり。

真鯛のあら汁のレシピ

こちらは真鯛を使ったレシピです。
魚のあらに、あらかじめ熱湯をかけておく手順を「霜降りにする」といいます。
こうすることで臭みもとれ、身の部分にもプリッとした張りが出て一層美味しく頂けるんですよ。

オススメあら汁レシピ⑤:鯛あら汁の汁かけご飯

材料(2人分)

鯛のあら 1/2尾分
生しいたけ 3枚
三つ葉 少々
しょうがの薄切り 2枚
昆布 5cm
ご飯 茶碗2杯分
・酒、みりん、塩、しょうゆ

①あらの下処理をする

鯛のあらを、230℃に予熱したオーブン(15分)または魚焼きグリルで焼く。
火が通ったら身をほぐし、骨と身を分けておく。

②材料を煮る

鯛の骨を鍋に入れ、そこに昆布、しょうが、水2カップを加えて火にかける。
煮立ったらアクをとって弱火にする。15分煮たら汁をこす。
煮ている間に、しいたけの軸をとって薄切りにし、三つ葉は粗みじんに切っておく。

③調味してご飯にかける

鍋の汁を煮立てて酒、みりん各大さじ1、塩小さじ1/4、しょうゆ少々で味をととのえる。
切っておいたしいたけを加え、温かいご飯に鯛の身をのせる。
上から汁をかけて、三つ葉を散らしたら完成。

鯛あら汁の汁かけご飯のレシピ

あら汁を沢山作ったら、こんなアレンジレシピはいかがですか?
お茶漬けならぬ、あら汁漬けごはんは魚の旨味と出汁がきいてとっても美味しいですよ!
これなら何杯でもかきこめてしまいそうですね。

魚のあらを上手に活用しよう!

まだまだ使える魚のあら、捨ててしまうなんてもったいない!
スーパーで安売りされていたら、即、買い!ですね。
あら汁レシピの美味しさを存分にお楽しみ下さい。

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