しっとりなめらか美味しいマッシュポテトの作り方をご紹介します♪
2016/02/13
みゆきち28
さつまいもを蒸して乾燥させた「干し芋」は昔ながらの素朴な味わいが美味しいですね。さつまいもの栄養分がぎゅっと凝縮された干し芋は美容やダイエット、便秘解消などにも効果的。美味しくて優秀な干し芋は手作りで楽しみましょう。作り方は簡単!干し芋の作り方をご紹介します。
干し芋は、さつまいもを蒸して乾燥させたもの。添加物も保存料も使わず、天日干しで仕上げる、自然で、健康に良い伝統食です。日露戦争の時には「軍人芋」とも呼ばれ、保存食としても活用された歴史のある干し芋。正式には「甘藷蒸切干」といい、「乾燥いも」とも呼ばれています。自然な甘みの素朴な味わいはおやつに最適。近頃ではダイエットにも効果があると注目されている食品です。
整腸作用のある食物繊維を多く含み、ビタミンB1やビタミンC、カリウム、鉄分も豊富な干し芋。これらの干し芋に含まれる栄養から、疲労回復効果、高血圧予防効果、むくみ改善効果などが期待できます。さらに、便秘解消、美肌効果、アンチエイジング効果を期待できる成分も豊富。干し芋は健康にも、美容にも、ダイエットにもおすすめの食品です。ただし、カロリーは高いので食べすぎには注意しましょう。
干し芋の作り方は簡単。さつまいもを蒸して、天日で乾燥させるだけ。材料もさつまいものみ。手間は少しかかりますが、家計にも優しい、自家製干し芋の作り方を覚えましょう。
さつまいもは皮つきのまま丸ごと、水を多めに入れた蒸し器で蒸します。竹串がスッと入るくらいまで30〜40分間蒸しましょう。
ラップを巻いて電子レンジでやわらかくなるまで加熱するのも簡単でいいですが、じっくり時間をかけて、蒸し器で加熱したほうがさつまいもの甘みが引き出せます。
蒸し上がったさつまいもは熱いうちに、皮を剥きます。皮を残さないように丁寧に剥きましょう。冷めてからでは皮は剥きにくくなりますので熱いうちに剥くのがポイントです。
さつまいもが冷めたら、縦に1~1.5cmの厚さに切り分けます。くっつかないように1枚ずつはなしておきましょう。熱いうちに切ると崩れやすいので注意しましょう。
さつまいもを重ならないように、ざるの上に並べ、日当たりと風通しのよい屋外に干します。一日に何度か裏表を返し、全体が均一に干し上がるようにします。夜間は室内に入れましょう。温度や湿度が高い場所は避けてください。一週間から10日干したら完成です。
干し芋の作り方はシンプルですが、1週間から10日と、完成まで時間はかかります。手間をかけ、丁寧に作ればそれだけ美味しく出来上がります。天気に注意して作りましょう。
干し芋の作り方はシンプルだけど、時間がかかります。もっと手軽な干し芋の作り方を紹介します。
さつまいもの皮をむいて1cm程度の厚さにスライスし、水にさらす。水にさらすと変色が防げます。
耐熱皿に、重ならないようにさつまいもを並べ、ラップをかけて電子レンジレンジで10分加熱します。竹串などでやわらかくなっているかを必ず確認しましょう。
表と裏両方を110℃ぐらいに熱したオーブンで20~40分かけて乾燥させます。加熱後は冷めるまでそのまま放置します。さつまいもが冷めたら完成です。
さつまいもをスライスする厚さによって、電子レンジとオーブンの加熱時間は調節しましょう。必要量を、時間をかけずに作れる簡単な干し芋の作り方は、手軽でおやつにピッタリです。
美味しい干し芋を作るために、さつまいもを”熟成”させましょう。買ってきたさつまいもは新聞紙で包み、15℃前後の室内で1週間から1ヶ月ほど寝かせます。 寝かせることで、でんぷんが糖に変わり、甘みが増します。
さつまいもはじっくりと時間をかけて熱を加えると、より甘くなります。蒸しても、茹でても、電子レンジにかけても火を通せますが、竹串がすっと入るやわらかさも大切。甘くて美味しい干し芋を作るためのポイントです。
干し芋は、ゆっくりと水分がぬけると、よりおいしくなります。天日干しがおすすめですが、 天気に恵まれなかったり、外に干せない場合は、室内で除湿機をかけて乾燥させることもできます。また、ストーブの前に芋を置いて乾燥させても、天日干しのように仕上げることができます。天日干しをするのなら、寒い季節で、晴れる日が3日以上続く時を天気予報で確認してから作りましょう。
干し芋の作り方はとてもシンプル。簡単だけど、本格的な作り方は手間がかかります。さつまいもの美味しい食べ方は焼き芋やスイートポテト、大学芋などいろいろありますが、干し芋の作り方も覚えてレパートリーに加えましょう。
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