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血糖値の上昇を防ごう!糖尿病でも食べられる美味しい食事のレシピ集

家族が糖尿病を発症してしまうと、毎日の食事の管理に苦労します。しかし、糖尿病を改善させるも悪化させるも、要になって来るのは日々の食事です。そこで今回は、糖尿病を悪化させない食事のレシピをご紹介します。カロリー計算よりも比較的簡単なレシピなので参考にして下さい。

2型糖尿病治療中の方

現在2型糖尿病を発症していて、食後の血糖値を下げる作用のある薬を服用している方や、インスリン注射を行っている方は、ご紹介する食事レシピを参考にする場合は、主治医にご相談ください。食後高血糖を防ぐ食事レシピなので、投薬中の方は低血糖を起こす場合がございます。投薬治療やインスリン注射を行っていない糖尿病の方や、糖尿病予備軍の方は心配ございません。また、自己免疫疾患である1型糖尿病の方はあてはまりませんのでご了承ください。

糖尿病の人の食事のレシピは難しい?

生活習慣病である糖尿病を発症すると、一番最初に悩むことが日々の食事のレシピではないでしょうか。通常、管理栄養士が糖尿病の患者ごとに一日の摂取カロリーの上限を計算します。その上限から3度ないし4度に食事を分けて献立やレシピを考えることになります。食事の食べ過ぎや、運動不足で発症することが多い疾患が糖尿病なので、カロリーを制限した食事に糖尿病の患者はストレスを感じることが多いのも事実です。

栄養素の中で、血糖値を上げる作用があるのは糖質です。糖質1gに対して、正常な人は血糖値が1上昇します。個人差がありますが、糖質1gに対して、糖尿病の患者は3上昇するのです。したがって、食後に血糖値を上げないようにする食事のレシピは、基本的には糖質を制限したレシピになります。

では早速、糖尿病でも安心して食べられる美味しいレシピを見ていきましょう。

糖尿病でも食べられる食事レシピ① ブロッコリーとエビのペペロンチーノ

ブロッコリーやエビには糖質が少量しか含まれていないので、糖尿病の人でも安心して食べる事が出来るレシピです。

糖尿病でも食べられる食事レシピ材料

材料4人分
ブロッコリー1株
エビ20尾
ニンニク大さじ1(みじん切り)
オリーブオイル大さじ3
赤唐辛子2本
塩適量

糖尿病でも食べられる食事レシピ① 作り方

【1】材料を茹でます

ブロッコリーは小房に分けて、軽く塩味をつけるために多めの塩を加えたお湯で茹でておきます。エビは殻をむいて茹でておきましょう。茹であがったら水気を切って下さい。

【2】ニンニクを炒めます

フライパンにニンニクのみじん切りと種を取り除いた赤唐辛子、オリーブオイルを入れて弱火にかけます。香りが出てほんのり色づいてきたら火を止めて下さい。

【3】味付けをします

余熱でニンニクがきつね色になったらブロッコリーとエビに加えてよく混ぜましょう。味を見て足りないようなら塩を足してください。

【4】出来上がりです

器に盛り付けて出来上がりです。

ブロッコリーとエビのペペロンチーノ

糖尿病の人は、食事の量が多い方がたくさんいらっしゃいます。糖質を制限しても、極端に高カロリーな食事ばかり食べていると、別の病気を発症してしまいます。その点こちらのレシピはブロッコリーとエビなので、低カロリーな食材です。食事の献立で、糖質であるご飯を減らして、その分このレシピを増やせば、空腹を感じないで済みます。

糖尿病でも食べられる食事レシピ② ラムと菊芋のアイリッシュシチュー

シチューというレシピタイトルですが、アイルランドの煮込み料理です。日本でいう所の肉じゃがのような料理です。

糖尿病でも食べられる食事レシピ材料

材料2人分
ラム薄切り400g
塩適量
菊芋5〜6個
玉ねぎ1/2個
ローリエ 1枚
利尻昆布5×5cm
チキンブイヨン適量

糖尿病でも食べられる食事レシピ② 作り方

【1】菊芋を切ります

厚手の鍋にスライスした菊芋を並べてください。

【2】ラム肉に塩を振ります

ラム肉に塩を振ってもみ込み、しばらく置いてから菊芋の上に並べてください。

【3】ブイヨンを注ぎます

ラム肉の上にみじん切りした玉ねぎと昆布、ローリエをのせます。そこにヒタヒタになるくらいの分量のチキンブイヨンを注いでください。

【4】煮込みます

鍋に蓋をして火にかけます。沸騰してきたら弱火にして2~3時間煮込んで下さい。ブイヨンが足りなくなったら追加しましょう。

【5】出来上がりです

ラム肉が柔らかくなって水分がなくなって来たら出来上がりです。

ラムと菊芋のアイリッシュシチュー

こちらのレシピで使われている菊芋には、イヌリンという食物繊維が豊富に含まれています。このイヌリンは、天然のインスリンと呼ばれていて血糖値の上昇を抑える働きがあります。糖尿病の患者さんにとってはピッタリの食事レシピです。

糖尿病でも食べられる食事レシピ③ 糖尿病対策・ふかふか大豆パン レシピ

大豆の粉を使ってパンを作れば、小麦粉のパンよりも糖質が低くなるので、糖尿病の人でも安心して食べる事が出来ます。毎日の食事にぴったりです。

糖尿病でも食べられる食事レシピ材料

材 料8人分
大豆粉90g
小麦グルテン75g
甘味料(ラカント)30g
アーモンドプードル30g
卵1個
水150cc
イースト5g
塩3g

糖尿病でも食べられる食事レシピ③ 作り方

【1】生地を作ります

ホームベーカリーにすべての材料を入れて生地を作ってください。ホームベーカリーがない場合はボウルでこねて作りましょう。

【2】発酵させます

生地がひとまとまりになったら、38度~40度ほどで30分間1次発酵させてください。

【3】パンを分割します

生地を8等分にして丸めましょう。10分間ベンチタイムで生地を休ませてください。38度~40度で40分間2次発酵させましょう。

【4】焼きます

オーブンを180度に温めます。そこに生地を入れて12~15分ほど焼いたら出来上がりです。

糖尿病対策・ふかふか大豆パン レシピ

食事には主食が必要ですが、ご飯やパンなどはどうしても糖質がたくさん含まれています。そこで、大豆粉を使ってパンを焼けば、糖質を抑えたパンが焼けます。糖尿病の人でも食事を楽しむ事が出来ますね。

糖尿病でも食べられる食事のレシピをまとめました

糖尿病の人や予備軍の方は、食事の栄養バランスを考えたレシピで、糖質を少なめにしてなお且つカロリーの取りすぎを注意しましょう。

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