アヒージョの食べ方やマナーを知って、一歩先行くグルメになろう!
2016/03/03
imoto
バーニャカウダ。今やすっかりおなじみのイタリアン料理ですよね。野菜たっぷり・ワインにぴったり・みんなでワイワイ楽しい場にはぜひ欲しい一品。バーニャカウダソースの食べ方は、野菜をつけるだけでなくいろいろ。ちょっと余ってしまったソースのおいしい食べ方もご紹介します
バーニャ・カウダ(ピエモンテ語:Bagna càuda)はイタリア・ピエモンテ州を代表する冬の鍋料理である。ピエモンテ語で「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」を意味する[1]。
バーニャカウダが鍋料理とは、少し意外・・・突如、日本に現れたバーニャカウダー。バーニャカウダとは・・・ニンニクとアンチョビをオリーブオイルに溶かした温かいソースに、いろいろな野菜をつけていただくお料理です。温かい食べ物を大勢で囲んで賑やかにいただくので、まさしく、日本で言うところの鍋料理にあたるのだとか。お好みの野菜スティックを温かいソースでいただく、とってもシンプルなバーニャカウダがなぜかとってもおしゃれに感じてしまうのはなぜでしょうね。
バーニャカウダというと、前菜的なイメージが強いのですが、本場のバーニャカウダの食べ方は、ひたすらバーニャカウダを食べるのです。他のお料理は頼まずに、食事の間は、山盛りの野菜にソースをつけて、ソースがなくなったら、お鍋に追加のソースを足してもらいまたまたバーニャカウダをいただく・・これが本当の食べ方なんだとか・・・野菜スティックのイメージとはちょっと違いますね。
バーニャカウダを食べる時、どんな風に召し上がっていますか?野菜は手で取りますか?ソースをつけるのは一度だけですか?大勢でソースを囲んでいた場合、ちょっと悩みますよね?
バーニャカウダは、大勢で一つのソースをみんなで囲んでいただく料理なので、それほど神経質にならなくてもいいようですが、やはり一度食べたものを、ソースの中にまた付けるのは気を遣いますよね。二度付けしたい場合は食べる前にナイフでカットすると、お互いに気持ちよくいただけるのかもしれません。野菜は、スティック状であれば手でつかんでもOKです。フォークのほうが食べやすければ、それでも大丈夫。みんなでわいわい言いながらの楽しい食事になるように、ほんの少しの気遣いが大切ですね。
バーニャカウダをおいしくいただく食べ方をご紹介します。基本的な食べ方やアイディアレシピなど・・またバーニャカウダソースをもっと活用した食べ方のご紹介もありますよ。
バーニャカウダの食べ方 ~シンプル編~ 材料(4人前)
かぶ・・・2個 チコリ・・・1個 パプリカ(黄)・・・1/2個 グリーンアスパラガス・・・4本 マッシュルーム・・・1パック
●バーニャカウダ
アンチョビ・・・6〜7枚 にんにく・・・2〜3かけ オリーブ油・・・1/3カップ 粗挽き黒こしょう・・・少々
シンプルな食べ方 下準備①
①にんにくは薄皮付きままオーブントースターで7~8分焼きます。粗熱が取れたら薄皮をむいてフォークでつぶします。
◇かぶは茎を3㎝くらい残して切り落とし、皮付きのままくし切りにします。
◇パプリカは種を取り、縦に1㎝幅に切ります。
◇チコリは外側の葉を何枚かはがして、中心部分は縦4等分に切ります。
◇アスパラガスはさっと茹でます。
◇マッシュルームは石づきを取り、2~3等分に切ります。
◇アンチョビはは細かく刻んでおきます。
①小鍋か耐熱器に、つぶしたにんにくと、アンチョビ、オリーブ油、粗挽き黒こしょうを入れて混ぜ、弱火で温めます。下準備した野菜をつけていただきます。
シンプルな食べ方 おまけ情報
ソースに生クリームを入れるとマイルドな味わいのソースになります。オリーブオイルの量を少し減らすのがポイントですよ。
ソースもお手軽に作れて、お家でも挑戦できそうですね。まずは、基本のバーニャカウダをマスターすると、いろいろな食べ方のアレンジができそうです。
バーニャカウダソースをアレンジしたレシピです。野菜やバケットとの相性もgoodですよ。
☆ごま香るバーニャカウダ☆ 材料(3~4人分)
にんにく・・・3片 アンチョビ・・・3枚 ごま油・・・大さじ3 白練りごま・・・小さじ1 濃口醤油 ・・・小さじ1 お好きな野菜・パン・・・適宜
①にんにくは皮付きのままグリルで焼きます。
②野菜・アスパラ・玉ねぎ・パンをグリルで焼きます。堅めの野菜は茹でておきます。
③にんにくは皮をむいてから、みじん切りにします。
④フライパンにごま油を熱し、アンチョビを入れて弱火で崩しながら炒めます。
⑤③のみじん切りにしたにんにくを加えて、1分ほど炒め、白練りごまと醤油を加えて混ぜ、器に入れます。
⑥お好みの野菜・パンにつけて召し上がれ。
ごま油や練ごまを加えることで和のテイストを感じられるバーニャカウダです。お客様のおもてなしに、いつもと違うバーニャカウダ、なかなかおしゃれです。
材料(2人分)
にんにく・・・2かけ アンチョビフィレ・・・30g 生クリーム・・・100cc 絹ごし豆腐・・・大さじ3 オリーブオイル・・・大さじ2 黒胡椒・・・適宜 パルメザンチーズ・・・適宜
①にんにくは半分に切って芽を取り、沸騰したお湯で5分ほど茹でます。
②小鍋にみじん切りにしたアンチョビ、オリーブオイルを入れ火にかけます。豆腐と①の茹でたにんにくを加えへらで崩しながら温めます。
③生クリームと黒コショウを加え、弱火でフツフツと少し煮詰めてソースの完成です。
④温野菜やパンに付けて召し上がれ。
お豆腐がなめらかなソースに仕上げています。いろんな野菜をたっぷり準備して召し上がれ。
バーニャカウダソースは市販のものもたくさんあります。ソースをアレンジすれば食べ方いろいろ。おしゃれなお料理のレパートリーが広がりますよ。
日清フーズ 青の洞窟
ソースを温めてお好み野菜を準備すれば、すぐに本格的なイタリアン料理が出来上がり。
ハウス食品バーニャカウダ
アンチョビと魚介の旨みがギュッと詰まった濃厚な風味で野菜がたくさん食べられます。ガーリックの風味しっかりが特徴です。
地中海フーズ バーニャカウダ
イナウディ社のアンチョビを原料にしたアンチョビとガーリックのペースト。オリーブオイルと合わせて温めると本格バーニャカウダソースのできあがりです。
サンクゼール バーニャカウダ
ソースを温めて手軽にディップに、パスタにあえても美味しく召し上がれます。野菜もたくさん食べられますよ。
市販のバーニャカウダも種類豊富です。瓶タイプから使いきりのパックタイプまで、お手軽にバーニャカウダを楽しめますよ。ホームパーティにもぜひお試しくださいね。
材料(1人分)
ご飯・・・1膳 海苔・・・1枚 パセリみじんぎり(ご飯と、具で半分にわける)・・・小さじ4 溶けるチーズ・・・1枚 ベビーリーフ・・・適量 茹でたじゃがいも・・・1/2個 茹でたニンジン・・・10g マッシュルーム・・・1/2個 バーニャカウダソース・・・小さじ2くらい マヨネーズ・・・小さじ1
①じゃがいも・にんじん・マッシュルームは賽の目にカットして、バーニャカウダソース、マヨネーズ、パセリのみじん切りを合わせます。
②ご飯にみじん切りにしたパセリを混ぜ合わせます。
③海苔にご飯→ベビーリーフ→具材の順にのせます。
④③の上にさらに チーズ→ベビーリーフをのせます。
⑤最後にご飯をのせます。
⑥海苔を四方から包んで半分に切って完成です。
バーニャカウダソースが少し残ってしまったら、ご飯にまぜてみましょう。具がたっぷりのおにぎりに、おしゃれ感が漂っています。
お酒のおつまみに☆砂肝のバーニャカウダ炒め☆ 材料(2~3人分)
砂肝・・・130g 油(炒め用)・・・ 小さじ1 酒・・・大さじ1 塩、こしょう・・・少々 ☆バーニャカウダーソース(市販)・・・大さじ1
①砂肝は切れ目を入れておきます。食べやすいですよ。
②油をひいて砂肝を中までよく焼きます。お酒を振って蓋をし、蒸し焼きにします。
③塩コショウで味を整えて、バーニャカウダソースを入れて味を絡めたら出来上がりです。
お酒のおつまみにピッタリの砂肝とバーニャカウダソースのレシピです。砂肝とにんにくの相性も抜群。ソースがちょっぴり残ってしまったときにぴったりの食べ方ですね。
パスタとあえて☆春キャベツとホタテのバーニャカウダパスタ 材料(1~2人分)
パスタ(ゆで時間5分細めのパスタ)・・・100g バーニャカウダ・・・大さじ2〜3 冷凍ホタテ・・・大2個 キャベツ・・・1/4個 塩(パスタをゆでるとき用)・・・少々 パルミジャーノ(パルメザン)チーズ塊・・・少々
①ホタテを4等分にして氷を2.3個入れた水の中で解凍します。キャベツを乱切りにします。
②深めのフライパンにお湯を沸騰させ、塩少々とキャベツを入れ、再沸騰させます。
③パスタを入れます。ホタテが半解凍になったら、パスタのゆであがり時間より2~3分前に入れます。
④パスタがゆであがったら、お湯を捨て、バーニャカウダを入れ混ぜ合わせます。
⑤味見をして塩加減を調節してください。
⑥お皿に盛り付けます。パルミジャーノのスライスをお好み量かけて召し上がってください。
パスタにバーニャカウダソースを絡めれば、それだけでイタリアン。具材もいろいろアレンジしてバーニャカウダとパスタのおいしい食べ方を研究してみてください。
今やすっかりおなじみのおしゃれなパーティメニューのバーニャカウダ。そのソースの食べ方は、野菜をつけて食べるだけではもったいない、奥深い味わいです。パスタに絡めたり、お肉のソースにしたり、ご飯にも混ぜたりと・・・調味料として活躍してくれます。バーニャカウダソース、家でも簡単に作れますし、市販も美味です。いろいろなお料理で活用して、いろいろな食べ方を発見してくださいね。
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