記事ID28172のサムネイル画像

暑い季節にさっぱりお魚を食べよう。簡単!ししゃもの南蛮漬け

熱くなるこれからの季節、食欲もわかない時はさっぱりとした物がいいですよね。そこで南蛮漬けがおすすめです。南蛮漬けの定番といえばお魚ですが今回はししゃもを使ったレシピをご紹介します。ししゃもは扱いやすく、南蛮漬け自体が簡単にできる料理なので主婦の味方です。

そもそも南蛮漬けとは?

ししゃもの南蛮漬け

南蛮漬けとはから揚げに「南蛮酢」(ネギ・唐辛子の刻みを混ぜた甘酢)を掛けたり漬けたりした料理です。香草、香辛料と油を用いた新しい調理法ということで、外国を意味する「南蛮」をとって南蛮漬けと呼ばれ始めたそうです。色々な食材に合うので今回ご紹介のししゃも以外の肉、魚介などで食されます。そのほかに香味野菜なども一緒に漬け込まれることが多いです。西洋料理にマリネという物がありますが、南蛮漬けは和食のマリネ版といえます。

ししゃもについての基礎知識

ししゃもの栄養価

ししゃもはアミノ酸を理想的なバランスで含んでおり、ビタミン、ミネラルも豊富に含んでいます。

EPAやDHA、コラーゲンなどが豊富に含まれているそうで、アレルギー症状の緩和やアンチエイジングなど様々な効果があります。カロリーは100gあたり160kcal程です。

ししゃもは、ししゃもじゃない?

世界中でも北海道の太平洋沿岸の一部でしか獲れないししゃもですが、北海道産のししゃもは減少により高級化しており、店頭に並ぶししゃものほとんどはカナダやノルウェーから輸入された「カペリン」という名の代用魚となります。従って私たちが普段食するししゃもは本物のししゃもではない場合が多いです。

こちらが本物のししゃも。私たちが思ってたししゃもより太いですね。

ちなみにししゃもは漢字で「柳葉魚」と書くそうです。これでししゃもって読むってわかんないですよね

南蛮漬けに欠かせない、南蛮酢の作り方

それでは南蛮漬けの基本となる南蛮酢の作り方を見ていきましょう。一般的な作り方をご紹介します。と言っても南蛮漬けはこのレシピしかダメだ、といったことはないので皆さんもアレンジをきかせてオリジナルの自分好みな南蛮漬けを作ってみてはいかがでしょうか?

作り方

酢…1カップ 砂糖…大さじ4 醤油…大さじ4
ミリン…大さじ1 酒…大さじ1 だし汁…1/2カップ

①上記材料を鍋に入れ一煮立ちさせる。
②粗熱を取り冷蔵庫で冷やせば完成!
 

お好みでアレンジしてみよう

お好みで鷹の爪(唐辛子)や七味唐辛子、コショウでピリ辛にしてもおいしいです。

よりさっぱりしたいなら一煮立ちさせた後にレモン、オレンジ、ユズなどの柑橘系を絞るのもおすすめです。

その他に、南蛮漬けは割とさっぱりした料理なのでごま油を垂らしてゴマの風味を効かせても食欲がそそりそうです。

あとは食材を漬け込むだけ!

南蛮酢ができたらあとはししゃものから揚げと他の食材を漬け込むだけでししゃもの南蛮漬けの出来上がりです。

ししゃものから揚げは熱いうちに漬け、冷蔵庫に入れて冷やしながらしばらく置いておいて漬け込みましょう。半日以上置いておいた方がおいしい南蛮漬けになります

ししゃもと一緒に。おすすめな南蛮漬け食材

南蛮漬けは色々な食材でおいしく頂けるのでししゃもと合わせたおすすめ食材をご紹介します。

野菜のおすすめ

南蛮漬けの定番野菜といえば、玉ねぎ、ピーマン、ニンジンといったところでしょうか。追加で彩りにパプリカやトマトを入れても見た目も楽しいきれいな仕上がりになります。あとはよりさっぱりとしたいならば大葉や梅やセロリなどもおすすめです。

他のメイン食材も一緒に

今回はししゃもの南蛮漬けのご紹介ですが、南蛮漬けのレシピは数多くあるように他のメイン食材を合わせてもおいしいです。魚介でいえばイカやタコなど、魚介以外では鶏肉もいいかもしれないです。野菜にはなりますがナスもそれだけでメインになるような食材で、南蛮漬けには相性がいいです。他にもから揚げになる様な食材なら一度試してみてはいかがでしょうか?

南蛮漬けの日持ちはどのくらい?

南蛮漬けは何か他の食材が余ったときに手軽に消費できるのがいいのですが、そうした時にはどうしても余りがちです。おかずが足りないときのちょっとした一品として出したり使い勝手がいいのでなるべく保存しておきたいものですが、南蛮漬けは酢を使ってるので日持ちしやすそうだけど、ししゃもは魚だしどのくらい持つのだろう・・・と疑問を持たれる方も多いと思います。そんな疑問にお答えしたいと思います。

冷蔵庫で保存

もちろん冷蔵庫に入れておくのが大前提ですが、南蛮漬けのを作る際は冷蔵庫で漬け込むので、そのまま冷蔵保存で通常は冷蔵保存で1週間は持ちます。ただし、3~4日は持つ、など意見が分かれるのでなるべく早く消費するのが無難です。南蛮酢は南蛮漬けよりは長く持ちますが、それでも何週間もというわけではなくて、長くても一か月ほどだそうです。

少しでも長持ちさせたい

水気があると傷みやすいので、最初にししゃもなどの食材を漬け込む時や冷蔵庫から出したときの結露、取り分けの箸などに注意しましょう。直に食べる箸でつつくのはやめておいた方がいいみたいです。鷹の爪やニンニク、ショウガなど刺激物を入れておけば多少日持ちも長くなります。

ししゃもの南蛮漬けのまとめ

いかがでしたでしょうか?南蛮漬けは漬け込むだけでおいしく仕上がるので忙しい時にも手軽にできるかと思います。ししゃもは子持ちししゃもがおいしいですよね。焼いてもいいですがちょっと手を加えるだけなので南蛮漬けでも召し上がってみてはいかがでしょうか?

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ