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じゃがいもを使ってパクパク離乳食レシピを月齢別でご紹介します!

じゃがいもは離乳食初期から食べられる赤ちゃんも大好きな食材です。おいしいだけではなく調理も簡単なのがママにも嬉しいですよね。今回は離乳食初期から後期までそれぞれの月齢に合わせたじゃがいもを使った離乳食レシピをご紹介したいと思います。

離乳食作り

離乳食作りで最も大変な時期は食材をすりつぶしたり、裏ごしをしてなめらかにしなければならない離乳食初期ですよね。今回ご紹介する離乳食レシピは離乳食初期から使えて比較的調理もしやすいじゃがいもを使ったレシピです。

月齢別にじゃがいもを使った離乳食レシピをご紹介させていただく前に、離乳食初期に使えるじゃがいもペーストの作り方をお教えします。

じゃがいも離乳食:じゃがいものペーストの作り方

じゃがいも50g
水大さじ2(30cc


じゃがいもはよく洗って皮をむき、4つ割にしてさらに半分(8等分)に切る
(縦4cm程度のじゃがいも3切れで56gでした。)


水にさらしてアクを抜く。


耐熱容器に目皿を置いて水を入れる。


水をきったじゃがいもを目皿の上に並べる。


蓋をして電子レンジで加熱する。【500w2分半】
硬い場合は10秒~20秒ずつ加熱して様子をみてください。


じゃがいもが十分にやわらかくなったら裏ごしする。
またはすりつぶす。
(加熱するときに入れた水はそのまま残してそこにじゃがいもを裏ごしして入れています。)


水分が均一になるように混ぜ合わせたらできあがり♪

工程が多いように感じますが、電子レンジで加熱してすり潰すだけです。簡単につぶせますので、離乳食には重宝しそうですね。また、じゃがいもは柔らかくてつぶしやすいので、離乳食中期、離乳食後期と進んでいけば、少しずつじゃがいもを大きくして食べさせていくこともできます。

じゃがいも離乳食初期:じゃがいものポタージュ

1人分

じゃがいも15〜20g
粉ミルク20ml分


じゃがいもは皮を剥き、適当な大きさに切って水にさらす。
2
鍋にお湯を沸かしじゃがいもを柔らかく茹でる。竹串がスッと刺さったらOK
3
ジャガイモを茹でる間に粉ミルクを分量のお湯で溶かしておく。
4
茹でたじゃがいもをブレンダーでつぶし粉ミルクを加え再びブレンダーでよく混ぜる。
5
器に入れて完成!

※補足①小分けに冷凍したじゃがいもを使う場合
器にひとかけじゃがいもを入れ少量の水を振りかけ電子レンジでチン!溶かした粉ミルクを少量ずつ加えよく混ぜる。
※補足②粉ミルクの栄養成分が多少壊れてもOKという方
ペースト状にしたじゃがいもに溶かした粉ミルクを足しブレンダーで滑らかにしたものを蓋つき製氷器などで小分け冷凍し食べさせる時にチン!

離乳食を食べさせる前に一から準備をしていると大変なので、じゃがいものペーストをたくさん作って製氷機などで冷凍保存しておけば楽に離乳食を作ることができます。ブレンダーがあれば楽に作れてしまいますが、持っていない方も多くいると思いますので、少しでも楽に離乳食作りができるように工夫して離乳食初期を乗り切りましょう。

じゃがいも離乳食中期:肉じゃが風煮物

1人分

じゃがいも40g
にんじん10g
玉ねぎ10g
鶏ひき肉10g
だし汁50g
油少々


じゃがいもの皮をむき、1cm程度の角切りにする
2
玉ねぎ、にんじんをみじん切りにする
3
鍋に少量の油を入れ、鶏ひき肉を炒めたら、2の玉ねぎを加えてさらに炒める
4
3にだし汁、1のじゃがいも、2のにんじんを加え、柔らかくなるまで煮る

離乳食中期になるとペースト状ではなく角切りで食べられるようになりますし、食べられる食材も増えるので、いろいろな離乳食メニューが作れて楽しくなってきますね。玉ねぎはよく炒めると、甘味が増して美味しいですよ。この1品で、野菜も動物性たんぱく質もバランス良く摂ることができますし、赤ちゃんにも和食のおいしさを教えてあげられますね。

じゃがいも離乳食後期:じゃがいもと鮭のグラタン

1人分

じゃがいも1個
鮭(刺身用)2切れ
玉ねぎ薄切り5枚くらい
小麦粉小さじ1~2
牛乳適量
パセリ 適量
チーズ適量


じゃがいもは食べやすい大きさに切って、レンジで柔らかくなるまでチン。
2
鮭は水煮して(しなくても可)玉ねぎはみじん切り。
3
フライパンに少量の油をひいて、玉ねぎと鮭を炒め火が通ったら小麦粉をいれ焦げないように炒める。
4
ある程度まとまったら、牛乳を少しずつ入れてトロミをつける。トロミ加減はお好みで。
5
じゃがいもをグラタン皿に入れて、作ったホワイトソースとチーズをかけ、トースターで焦げ目がつくまで焼く。

グラタンなんて作るのに時間がかかって難しそうと思うかもしれませんが、中身と一緒に小麦粉をいためて、牛乳を加えることで少量のホワイトソースが簡単にできてしまうんですよ。この時期からだんだんと大人のご飯との作りわけで離乳食を作ることができてくるようになります。赤ちゃんと同じメニューのご飯が食べられるので食事が楽しくなりますね。

じゃがいも離乳食おやつ:じゃがいもと赤魚のおやき

赤魚・・・15g
人参・・・10g
玉ねぎ・・・10g
じゃがいも・・・30g
片栗粉・・・小さじ1/2
しょうゆ・・・少々
油・・・少々

1
解凍してゆでた赤魚は、皮をとって粗くほぐす。
2
粗みじんに切った人参と玉ねぎ、適当な大きさに切ったじゃがいもを小鍋に入れ、水をかぶるくらいに入れる。じゃがいもがやわらかくなるまでゆで、水けをきってつぶす。
3
1.と2.と片栗粉を混ぜ合わせ、4等分し小判型にまとめる。油を熱したフライパンで両面を焼き、しょうゆをぬる。

15時のおやつにじゃがいものおやきはいかがですか?離乳食後期頃からの手づかみ食べの練習にもなりますので、ぜひお試しください。

じゃがいも離乳食まとめ

じゃがいもを使った離乳食レシピはいかがでしたか?離乳食作りはとても大変です。しかし離乳食の期間で言えば1年もありません。その短い間にしか作ることのできない赤ちゃんのためのご飯を楽しんで作ってあげられるよう少しでも役に立てれば幸いです。

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