2016/02/23
rinrorinro
栄養価が高く比較的安価で買える豆もやし。この野菜を有効に活用しない手はないですね。でも少しだけ足が早いのが難点。それならばナムルにして常備菜として保存するのはいかがですか?あともう一品欲しい時に絶対役立つ豆もやしのナムルのレシピをご紹介します。
「豆もやし」と「もやし」の違いは?
スーパーで一番安く売られているもやしは、、緑豆を発芽させた「緑豆モヤシ」が多いです。
「豆もやし」とは、豆の部分が大きく残っていて、豆の食感と独特の風味を持つ「大豆モヤシ」を指すことが多いです。
豆もやしの栄養価は?
大豆や緑豆等の豆類を種子とする「豆もやし」は、発芽させることによって豆の時にはなかったビタミンCが生成されるほか、肥満や動脈硬化の予防に効果のあるビタミンB2が豆のときよりも増加します。また、発芽の過程で、食物繊維やタンパク質は吸収されやすい形に変わり、カルシウム、鉄分も多く含まれます。一方、低カロリーなので欧米ではダイエット食品として注目されています。
豆もやしは体に大切な栄養をたくさん含んでいる野菜なんですね。
ここからは、この豆もやしを使ったナムルのレシピをご紹介します。手軽にできるレシピばかりですよ。
豆もやしのナムル☆おすすめレシピ①豆もやしの簡単ナムル
シンプルなナムルのレシピです。
材料(2人分)
豆もやし 1袋
いりごま(白) 適量
(A)
しょうゆ 大さじ1
ごま油 小さじ1
ねぎ(みじん切り) 大さじ3
① 洗った豆もやしを水約1/4カップといっしょにフライパンに入れ、蓋をして1~2分蒸す。
② ボウルに(A)を合わせる。
③ ①の汁気をよくきり、②に加えて混ぜる。器に盛りつけたらお好みで白ごまをちらして完成です。
豆もやしを蒸しゆでして、調味料と和えるだけの簡単ステップのレシピです。豆もやしの汁気はよく切って、水っぽくならないように仕上げましょう。
豆もやしのナムル☆おすすめレシピ②豆もやしとにんじんの2色ナムル
ごまラー油を加えたピリ辛のナムルです
材料(2人分)
豆もやし 1袋
にんじん小 1本
ごまラー油
・白いりごま 大さじ1
・赤とうがらしの小口切り 2本分
・サラダ油 大さじ2
・酢、砂糖、塩、ごま油
【下ごしらえ】
まず最初に「ごまラー油」を作ります。
耐熱容器にごま、とうがらし(種ごと)入れる。フライパンでサラダ油を煙が立つまで熱して、耐熱容器に注ぎ、粗熱がとれたら出来上がりです。
① 豆もやしは約1分30秒ゆでて水にとり、水けをしっかりと切りボウルに入れる。酢大さじ1、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、ごまラー油小さじ3を加えてあえる。
② にんじんはスライサーなどを使ってせん切りにるす。塩少々でもんで約5分おいた後水けを絞り、ごま油小さじ1をかけてあえる。器に①と一緒に盛り合わせる。
豆もやしだけではなくにんじんが隣に並ぶだけで、食卓が明るくなりますね。
万能調味料の「自家製ごまラー油」は室温で約1週間保存可能です。多めに作っておけば、餃子のたれ、焼きそばやチャーハンにかけたりと、重宝しますよ。
豆もやしのナムル☆おすすめレシピ③豆もやしとキクラゲのナムル
キクラゲの食感がアクセントになります
材料 ( 4 人分 )
豆もやし 1袋
酢 大さじ1
塩 小さじ1
キクラゲ 5~10g
〈合わせダレ〉
ショウガ 1/2片
ニンニク 1/2片
ゴマ油 大さじ1
作り置き甘酢 大さじ2
*作り方は下のボタン参照
一味唐辛子 適量
〈下準備〉
・豆もやしは根を取り、たっぷりの水に放ってパリッとさせる。(時間がなければ根は取らなくてもよい)
・キクラゲは水で柔らかくもどし、固い部分を切り落として細切りにする。
・〈合わせダレ〉を作る。ショウガとニンニクはみじん切りにし、ごま油、作り置き甘酢と混ぜ合わせる。
①
鍋に酢、塩と水(分量外)を入れて煮たたせ、水気をきった豆もやしを加える。再び煮たったらザルに上げ、水気をしっかりときる。
②
〈合わせダレ〉にキクラゲ、①の豆もやしを加えて混ぜ合わせ、粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で冷やしておく。器に盛り、一味唐辛子を振る。
豆もやしの根をひとつひとつ取るのは大変ですが、これがこのレシピのおいしさのポイントです。台所に立つ前にテレビでも見ながらのんびりとリビングで根を取ってから調理を始めてるのもいいですね。
豆もやしのナムル☆おすすめレシピ④豆もやしとレタスのナムル
レタスの彩りがきれいで食欲をそそりますね。
材料 (2人分)
豆もやし 1/2袋
レタスの葉 2枚
白いりごま 大さじ1
塩 ごま油
① レタスを5mm幅に切る。
②
鍋に豆もやしを入れ、もやしの高さの半分くらいまで水を入れて中火にかける。煮立ったらふたをして3分ほど蒸し煮にした後、ざるに上げて水気をしっかりときる。塩小さじ1/3をふってさっとからめ、粗熱が取れたらペーパータオルを使って水気をふく。
③ ボールにレタスともやしを入れ、塩少々、ごま油小さじ1、白いりごまを加えて全体を和えたら、器に盛る。
ナムルのレシピの共通ポイントは、しっかり水気を切ることです。こうすることで仕上がりが水っぽくなりません。
このレシピでは豆もやしをゆでるのではなく、少ない水で蒸し煮にしています。シャキシャキの豆もやしを美味しくいただくコツですね。
豆もやしのナムル☆おすすめレシピ⑤本格ビビンバ
豆もやしだけではなく全部で5種類のナムルを乗せた本格ビビンバです
材料(4人分)
【ぜんまいのナムル】
ぜんまい (水煮) 300g
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2+1/2
にんにく (すりおろす) 小さじ1/2
こしょう 少々
白ごま (半ずり) 小さじ1
【大根のナムル】
大根 300g
塩 小さじ1
砂糖 小さじ2
酢 小さじ2
ごま油 小さじ2
【きゅうりのナムル】
きゅうり 2本
塩 小さじ1+1/2
砂糖 小さじ1強
ごま油 小さじ1/2
白ごま (半ずり) 小さじ1
にんにく (すりおろす) 少々
【豆もやしのナムル】
豆もやし 250g
塩 小さじ3/4
ごま油 小さじ1
白ごま (半ずり) 小さじ1+1/2
にんにく (すりおろす) 少々
【にんじんのナムル】
にんじん 150g
塩 小さじ1/2
ごま油 小さじ1/2
にんにく (すりおろす) 少々
【焼き肉】
牛肉 (焼き肉用) 120g
【A】
砂糖 大さじ2/3
しょうゆ 大さじ1
みりん 小さじ1
酒 小さじ1
【B】
にんにく (すりおろす) 小さじ1/3
ねぎ (みじん切り) 大さじ1
こしょう 少々
白ごま (半ずり) 小さじ1
ごま油 大さじ1/2
【錦糸卵】
卵 2コ
塩 少々
ご飯 茶碗わんにごく軽く4杯分
糸とうがらし 適宜
コチュジャン 適宜
ごま油
サラダ油
①【ぜんまいのナムル】
ぜんまいは、堅い部分を取り除き、5cmぐらいの長さに切る。ヒタヒタの水を注いだ鍋に入れ火にかけ、沸騰したらざるに上げてサッと洗う。
ぜんまいをごま油大さじ1で炒め、全体に油が回ったら、砂糖、しょうゆ、水カップ1/3を加え、ふたをしてごく弱火で煮つめる。汁けが少なくなったらにんにくを加え、強火にして、こしょう、ごまを加えてから汁気を飛ばす。
②【大根のナムル】
大根は皮をむき、2~3mm角のせん切りにする。ボウルに大根、塩、砂糖、酢を加えてあえ、おもしを乗せて、そのまま1時間以上おき、汁気をよく絞ったらごま油を加えてあえる。
*しんなりしてすぐに絞ると、大根に独特の苦みが残ってしまうので、1時間以上おく。
③【きゅうりのナムル】
きゅうりは縦半分に切り、3mm幅の斜め薄切りにする。塩、砂糖、水大さじ1を加えてあえ、重しを乗せる。しんなりとして汁気が出てきたら、ふきんを使ってしっかりと絞る。絞ったきゅうりはサラダ油を熱したフライパンでサッといためる。バットに広げて急激に冷ましてから、ごま油、ごま、にんにくを加えてあえる。
④【豆もやしのナムル】
豆もやしはひげ根と汚れた豆を取り除いて、水でサッと洗う。鍋に入れて中央をあけ、水カップ1と塩を加えてふたをして火にかける。沸騰したら上下を返し、再度ふたをして約20秒間ゆでてざるに上げ、水気をしっかりきる。(沸騰して蒸気が出てくるまでは、ふたを取らない。)
冷めたらごま油、ごま、にんにくを加えてあえる。
⑤【にんじんのナムル】
にんじんは皮をむき、2mm幅の斜め薄切りにして、2mm幅のせん切りにする。水で洗って塩を加えてあえる。サラダ油少々を熱したフライパンでにんじんを色よくいためる。(焦げそうになったら水少々を加える。)バットに広げて急激に冷まてから、ごま油、にんにくを加えてあえる。
⑥【焼き肉】
ボウルに【A】を合わせて【B】を加え、牛肉を入れて下味をつける。熱したフライパンにごま油少々をひいて牛肉を並べ入れ、両面をサッと焼く。粗熱が取れたら細切りにする。
⑦【錦糸卵】
卵はよく溶きほぐし、塩を加える。温めた卵焼き器にごま油少々をひいて卵液を流し入れ、薄く焼く。表面が乾いたら裏返し、すぐに取り出す。(卵液がなくなるまで数枚焼く) 冷ましてから細切りにする。
⑧ 器にご飯を盛り、①~⑥を彩りよく盛りつける。上に⑦をのせ、糸とうがらしをあしらう。好みでごま油、コチュジャンを添える。
豆もやしのナムルはビビンバにとてもよく合います。他の野菜のナムルも彩りよくのせれば見た目も鮮やか、栄養満点です。できあがったビビンバは混ぜて食べてください。
時間のある時にナムルを作っておけば、あとはごはんの上にのせるだけ。休日のお昼ご飯や急な来客時にササッと用意ができていいですね。
いかがでしたか?
手軽に作れる豆もやしのナムルは常備菜として冷蔵庫にあると、そのまま食べるのはもちろん、他の材料加えるなど、いろいろとアレンジができて便利です。
ナムルと言っても味付けは様々。自分好みのナムルを作ってみるのもいいですね。
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