2016/06/07
raimu527
ミネラル豊富なひじき。栄養があるなら積極的に離乳食に取り入れたいですよね。ただひじきは消化に悪いので離乳食中期以降から使える食材となっています。離乳食にも慣れ、歯茎でしっかりとすりつぶせるようになったらひじきを離乳食に取り入れてみましょう♪
ひじきには炭水化物、食物繊維、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、鉄、マグネシウム、ナトリウム、リン、亜鉛、カリウムなどたくさんの栄養素が含まれています。食物繊維はゴボウの約7倍も含まれています。これだけの栄養素が含まれているとなると、離乳食で赤ちゃんにもたべさせてあげたいですね。
栄養満点のひじきですが、食物繊維がたくさん含まれているので消化がしにくい食品となっています。赤ちゃんは消化機能が不十分なため、離乳食初期からは使えません。離乳食に慣れて、歯茎ですりつぶせるようになる離乳食中期の終わり頃から与え始めてください。
ひじきはフリージングして冷凍庫にストックを作っておくと、離乳食でさっと使えるので便利です。乾燥ひじきなら下ごしらえをして茹で、月齢別に裏ごしたり、刻んだりした状態フリージングします。使う時は電子レンジで温めればすぐに使うことが出来るので離乳食の調理の時短につながります。
★材料(1食分)★
カボチャ 大さじ1
ひじき 小さじ1
鶏そぼろ 小さじ2
出汁 小さじ1
★作り方★
カボチャ、ひじき、鶏そぼろ、出汁を容器に入れ、電子レンジで1分20秒程チンをする。
離乳食中期ではひじきをきちんと歯茎ですりつぶせているか確認してください。ひじきはそのままだと食べにくいのでとろみをつけたスープやおかゆなどに混ぜてあげると食べやすくなります。
★材料★
ひじき、人参、絹豆腐、かつおだし(又はベビーフードの和風だし)
★作り方★
下ごしらえしたひじきを細かく刻み、人参を薄くスライスする。人参とひじきはかつおだしで炒り煮をする。豆腐は電子レンジで加熱し、炒り煮とあわせる。
離乳食後期からはひじきはすりつぶしから細かいみじん切りにしていってみましょう。様子を見て粗みじんにしていきます。
★材料(2食分)★
乾燥ひじき 2g
玉ねぎ 10g
とうもろこし 5g
鶏ひき肉 80g
片栗粉 5g
醤油 少々
★作り方★
乾燥ひじきは水に戻す。ひじきと玉ねぎはみじん切りにする。ボウルにすべての材料をいれこねる。
適当な大きさに丸め油を薄く引いたフライパンで蓋をして焼く。
離乳食後期では手づかみ食べも始まってきます。ひじき入りハンバーグならつかみ食べもしやすく、たくさん野菜を入れることができるので栄養も取りやすいです。また、離乳食を作るついでにたくさん作れば大人のおかずにすることもできます。
★材料 お米2合分★
米 2合
芽ひじき(乾燥) 大さじ1
☆鶏肉(今回はムネとモモの細切れを使用 150g
☆しょうゆ(減塩) 大さじ1弱
☆酒 大さじ1
☆砂糖 小さじ1と1/2
☆水 大さじ3
人参 40g
えのきたけ 1/3袋
★作り方★
お米はといで水を切っておき、ひじきも細かく切っておく。鶏肉は調味料で煮ておき、冷ましておく。人参、えのきたけは食べやすい大きさにきっておき、すべてを炊飯器に入れ炊く。
大人の炊き込みご飯も薄味で作れば離乳食へと取り分けが出来ます。炊き込みご飯にすると、ご飯をいつもより食べてくれるので具だくさんにしましょう。
★材料(1食分)★
ほうれん草 20g
ひじき 10g
人参 10g
すりごま・しょうゆ 各少々
★作り方★
ほうれん草、人参、ひじきはやわらかく茹でておく。すりごまとしょうゆをあわせたものに、ほうれん草、人参、ひじきをあえる。
ほうれん草のごまあえにひじきを加えるだけとさらに栄養満点になります。ひじきはどんな食材にもあうので料理にプラスするのもおすすめです。大人のごはんの味付け前に取り分けると離乳食は楽になります。離乳食だと気負わずに工夫して料理してみましょう。
離乳食中期からしか食べることは出来ませんが、無味無臭で栄養価の高いひじきはアレンジの仕方がたくさんあります。フリージングしておけばいつもの離乳食ににさっと加えることができます。栄養満点のひじきを離乳食にぜひ取り入れてください。
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