具材色々アレンジあり!毎日の食卓に欠かせない味噌汁レシピ5選
2016/03/26
mayumi719
2016/06/03 更新
貝のお出汁がじわ〜っと染みる、美味しいしじみのお味噌汁。よく、しじみのお味噌汁は二日酔いに効果があるという話を耳にします。実際のところ、どんな成分がどのように二日酔いに効果をもたらしてくれるのでしょうか?しじみのお味噌汁の美味しいレシピと併せてご紹介します!
しじみのお味噌汁は二日酔いに効くといいますが、実際のところはどうなんでしょう。
二日酔いに効果のある、しじみのお味噌汁の成分について見ていきましょう。
しじみには、旨味成分でもあるアミノ酸がたっぷり含まれています。
このアミノ酸のうち、アラニンとグルタミンというアミノ酸はアルコール分解酵素の活性を高めてくれます。また、メチオニンは肝臓の働きを助け、タウリンは胆汁の排出を促し、肝臓の解毒作用を活発にしてくれるのです。
しじみに含まれるこれらのアミノ酸が、飲酒により体内に入ったアルコールの分解を助け、肝臓などの機能も支えてくれるため、二日酔いの防止につながります。
しじみだけでなく、味噌汁のお味噌にも二日酔いを防止する成分が含まれています。
通常、肝臓の中に入ったアルコールのうち身体が分解しきれないものは、脂肪になって蓄積されます。
味噌に含まれるコリンという成分は、このを脂肪の蓄積を防ぐ働きがあるのです。
お酒を飲み過ぎた翌日、シジミのお味噌汁を飲めという昔からの格言は、これらの働きからきているのかもしれませんね。
材料(使う分だけ)
しじみ 使う分だけ
お湯(50℃)ボウル一杯分
ボウルにシジミを入れる。
流水で2〜3回こすり洗いして汚れを落としたら、ザルに一度あげる。
先ほどのボウルにシジミを戻し、50℃のお湯を入れる。
菜箸などで全体を軽くかき混ぜ、シジミの口を開いてきたらOK。
覚えておきたい、しじみの下ごしらえの砂抜き方法です。
しじみはスーパーなどでは既に砂抜きされた状態で売られていることも多いですが、潮干狩りでとってきたものなどは必ず砂抜きをしましょう。
ぬるま湯にしじみをつけることで、しじみの動きを活性化させ、短時間で砂を吐かせることができます。
材料(2人分)
しじみ(砂出ししたもの) 150g
万能ねぎ 2本
昆布(5cm四方のもの) 1枚
塩 酒 みそ
鍋に昆布、水2カップを入れる。そのまま10分ほどおいて昆布を柔らかくする。
ボールにしじみ、塩少々を入れ、しじみの殻と殻をこすり合わせるようにしながら汚れを落とす。
しじみが綺麗になったら水で洗い、水けをきる。
万能ねぎは小口切りにしておく。
昆布を入れておいた鍋にしじみを加える。
強火で火にかけ、煮立ったら弱火にする。昆布だけを取り出してアクを取り、酒大さじ1をふる。
味噌大さじ1強を箸などで溶き入れ、万能ねぎを加える。
再び煮立ったら火を止めて器によそう。
しじみの味噌汁レシピ完成!
まずは基本のしじみのお味噌汁から!
しじみはあさりなどと比べても身が小さく、すぐに火が通るので、煮立たせすぎないように注意して作りましょう。
しじみに火が通り過ぎるとせっかくの身が小さく縮んでしまい、お味噌汁にして食べたときの存在感がなくなってしまいます。
材料(2人分)
シジミ(砂出し)1パック
ネギ(刻み)大さじ2
だし汁150ml
豆乳(無調整)200~250ml
みそ大さじ1.5
しじみ味噌汁レシピ手順①
シジミを分量外の塩水につけ、殻と殻をこすり合わせるように洗う。
洗ったらザルに上げて、水気をよくきる。
しじみ味噌汁レシピ手順②
鍋にだし汁とシジミを入れて中火で火にかける。
シジミの殻が開いてきたら、アクを取りのぞく。
しじみ味噌汁レシピ手順③
鍋にみそを少しずつ溶き入れ、豆乳を加える。
味噌汁が煮たつ直前に火を止める。刻んだネギを加え、器によそう。
しじみの味噌汁レシピ完成!
ほんの一手間豆乳を加えるだけのアレンジで、しじみの味噌汁がよりまろやかに♡
お出汁のきいた豆乳はコクと旨味があり、身体を内側からあたためてくれます。
こちらのお味噌汁レシピではしじみの出汁の他に、市販の出汁も使っていますが、しじみだけでもしっかりと出汁がでます。使うしじみの量に併せて調節しましょう。
しじみの味噌汁の効果とレシピ、いかがでしたか?
いままで何気なく飲んでいたしじみの味噌汁ですが、二日酔い防止などありがたい健康効果が秘められていたのですね。
お酒を飲み過ぎた日だけでなく、普段の食事でもしじみの味噌汁を美味しく味わって下さいね!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局