2015/10/13
mayumi719
柿酢という果実酢を皆さんはご存知でしょうか?米酢や他の果実酢に比べ、認知度は低いものの風味や味わいが違うほかに家庭でも作りやすいお酢です。今回は柿酢の作り方と柿酢を使ったレシピを紹介します。柿酢で料理に新しい風をいれましょう。
柿酢は甘く熟れた柿で作るフルーツビネガーで富山では古くから柿酢を作る習慣がありました。
柿酢は米酢や黒酢とは違い、レモンや蜂蜜を混ぜて作るドリンク・酢の物やドレッシングと使い方は幅広いです。作り方には柿のみやホワイトリカー・穀物酢を混ぜた発酵で作られます。
材料
熟した柿 あるだけ
柿のヘタを取り、容器に入れる。マッシャーなどで潰し、20℃くらいの気温になる場所に置く。
プクプクと発酵をするまでは放置してもいいです。
発酵してきたら、二日に一度は底から混ぜる。
途中からアルコール臭がしてきてます。そのまま発酵を続けると次第に酢の匂いに変わってきます。
ガーゼなどで柿の実を濾すと完成です。
柿の天然酵母で必要な食材は少なくも簡単な柿酢が出来上がり、自家製なので安全ですが賞味期限は短いのでお早めに使い切る事をオススメします。
柿酢を作る際の注意点として、無闇に容器を開けないことです。開ける頻度が多いと虫やカビが入ってしまい、捨てざるを得ないので注意しましょう。
材料(4人分)
新玉ねぎ1個
蒸しタコ(刺身用)足2本
三つ葉1束
アロエベラジュース(レモン汁でも可)25cc(大さじ1)
柿酢25cc
塩2g
ハチミツ 小さじ1
黒コショウ少々
オリーブオイル 少々
新玉ねぎをスライサーで輪切りにスライスして空気にさらしておく、20~30分で辛味は抜けます。
タコも薄切りにして、玉ねぎと和えておく。
シェイカーにアロエベラジュース・柿酢・塩・ハチミツ・塩を入れて、よく混ぜる。
食べる直前に三つ葉を刻んで和え、黒コショウを振る。
お皿に盛り付けてから、オリーブオイルを少々かけ、ドレッシングをかけて出来上がりです。
いつもの酢とは違う果実酢を使ったマリネはあっさりも奥には柿の甘みと玉ねぎの甘みで美味しいマリネになります。マリネの他にも柿酢でカルパッチョと生の魚介類とも相性がいいです。
材料(4人分)
枝豆2枝分
柿酢1/4C
塩小さじ1
枝豆をさやごとヒタヒタの水で7分ほどゆがく
ざるにあけて、冷めたらさやをとる
容器に②を入れて、塩を振り、柿酢を注ぎ入れ漬ける。食べる際には酢液を切って、器に盛る。
枝豆を柿酢に漬ける事で柿酢の旨味を枝豆に染み込み、いつものおつまみが新しい感覚になります。
夏にビールと枝豆の酢漬けというもの良いです。
材料
ボイルエビ10尾
ワラビ10本
新玉ねぎ1/2個
レタス3枚
三つ葉10本
スイートチリソース適量
西京みそごまペースト小さじ2
柿酢大さじ1
レタスは千切り・玉ねぎはスライサーで薄切り・三つ葉は茎の部分を細かく刻んで葉っぱはそのまま
ワラビは3㎝ぐらいに切り、エビは背中から半分に薄く切る。
ボウルに水を張り、さっと生春巻きの皮をくぐらせ、濡れたキッチンペーパーの上にのせる。
生春巻きの皮の上にエビの赤いほうを下になる様に色のキレイな野菜の順番に上に重ねていく。
手前からぐるっときつく巻き込み最後に左右を折り曲げると出来上がりでエビがきれいに見えます。
西京ゴマペーストを酢で伸ばしてタレを作る。
生春巻きを食べるタレといえば、スイートチリソースですがレシピでは西京味噌の甘みとゴマのなめらかさ・柿酢の風味を合わせた西京みそゴマペーストで食べます。
いつもの生春巻きにも使え、スイートチリソースに飽きた人には西京みそゴマペーストもいいです。生春巻きは必要以上に食材を入れないようにしましょう。無理に入れると皮が裂けて、台無しです。
柿酢の作り方・柿酢を使ったレシピいかがでしたでしょうか?柿でも果実酢を作る事ができます。
リンゴやぶどうに比べて、簡単に作れて酸味も弱いので料理の調味料としては使え、酢を使った煮込み料理もくどくなりません。熟れて甘い柿があれば、柿酢は作れるので秋に試してもいいです。
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