栄養いっぱい肉厚ジューシーなしいたけで美味しい料理を楽しもう!
2015/12/04
豆太郎0507
しいたけという昔から日本の食卓には存在する日本を代表するキノコです。そのしいたけには日本人を支えた栄養があり、単品から他の食材を合わせる事で栄養の質が上がります。今回はしいたけの栄養と他の食材と合わせてしいたけの栄養をUPさせるレシピを紹介します。
エリタデニンという栄養は血管のつまり・コレステロールを低下させる働きがあり、血管の病気の予防となります。
エリタデニンはマッシュルームにも僅かに存在しますがしいたけがはるかに多く、しいたけ特有の栄養素で継続的に食べるとコレステロール値は次第に下がり、スムーズな血流になります。
βグルカンという栄養はキノコ類や酵母に多く含み、食物繊維の仲間でもあります。
βグルカンは免疫力を高める効果があり、ウィルスや病原菌から体を守る働きをする栄養です。
食物繊維の効果で体内の毒素やコレステロールを排出する効果があります。
しいたけは低カロリーなので多く食べても太るという影響は少なく、便秘・下痢の改善が出来ます。
エルゴステロールは日光に当たるとビタミンDに変化する栄養でしいたけは多く含んでいます。
食べる前に少し日光に当てて、ビタミンDへと変化させてから調理すると良いです。生の状態でも摂れますが干ししいたけにすると凝縮されたビタミンDを摂る事が出来ます。
レンチナンはしいたけの香りの成分でβグルカンと同じ免疫力を高める栄養です。
βグルカンと違う点はレンチナンはリンパ球やNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化して、病気を改善させる効果を持ちます。
しいたけ+昆布で血行促進・便秘解消が見込めます。
しいたけ・昆布はダシとして使えますがダシが抜けた食材は料理に使いに活用しましょう。
材料
昆布 (出汁を取り終えたもの)45g
干し椎茸2個
ぬるま湯300cc
てんさい糖小さじ2
みりん 大さじ2
酒大さじ2
しょうゆ大さじ2
酢少々
鷹の爪 少々
ダシを取り終えた昆布と300㏄のぬるま湯に戻した干し椎茸を用意する。
昆布は細かく切り、椎茸は石づきを取って細かく切る。
鍋に昆布と椎茸と椎茸のもどし汁、酢をほんの少しいれて弱火で20分煮込みます。
灰汁が出たら、取り除きましょう。
味付けをする。砂糖・みりん・酒・しょうゆ・鷹の爪少々を入れて煮詰める。
煮詰めている途中で鷹の爪を取り除きましょう。
昆布がトロトロになり、汁気が無くなったら、火を止める。
器に盛り、完成です。
昆布と椎茸の佃煮でお弁当にも使える料理で使い勝手は良いです。
昆布はダシを取った物を使うことで食材を無駄にせず、とてもエコです。
しいたけ+桜えびを合わせる事でカルシウムの吸収が良くなります。
しいたけのビタミンDが桜えびのカルシウムの吸収をよくして、骨粗しょう症予防・ストレス緩和に効果があります。
材料(3人分)
桜えび10g
しいたけ3個
長ねぎ半分
卵3個
塩こしょう少々
味の素少々
しょうゆ小さじ1
★水100cc
★中華あじ小さじ0.5
★しょうゆ小さじ2
★砂糖小さじ2
★みりん小さじ1
★酢小さじ1
★しょうが小さじ0.5
☆水、片栗粉各小さじ2
しいたけをスライス、長ネギを輪切りにする。
溶き卵を塩コショウ、味の素、しょうゆを加えて混ぜておく。
フライパンに油を熱して、しいたけと長ネギを炒める。
火が通ったら、桜えびも加えて軽く炒めて、溶き卵を流し入れる。
混ぜながら固まったら、お皿に盛る。
フライパンに★を入れて火を通して、☆を合わせて水溶き片栗粉を加えて、あんを作る。
卵をあんをかけて完成です。
しいたけと桜えびを卵を織り交ぜて、あんかけにする事でしいたけがダメに人でも食べやすく仕上げた料理です。
ご飯の上にのせて、天津丼のようにして食べても良いです。
しいたけ+ニラで免疫力が上がります。
キノコ類に含まれるβグルカンとニラのβカロテンの栄養で病気に強い体になります。
材料(2人分)
白ネギ5cm
シイタケ(生)1個
サラダ油小さじ1
塩少々
水300ml
顆粒チキンスープの素小さじ1
ニラ1本
ショウガ(すりおろし)少々
しょうゆ小さじ1/2
白コショウ少々
白ネギは薄い輪切りにシイタケは軸を除いて薄切りにする。
ニラは水洗いして根元を切り落とし、長さ5㎝に切る。
小鍋にサラダ油・白ネギ・シイタケを入れて弱火にかけ、塩を振ってさっと炒める。香りが立ったら水を加える。
ひと煮立ちしたらアクを取り、顆粒チキンスープの素を加えて1分ほど煮る。
コトコトとやさしい火加減で煮ましょう。
ニラ、ショウガ、しょうゆを加えてひと混ぜして器によそい、白コショウを振る。
しいたけ・ニラの栄養もスープで逃がさずにうまく摂る事が出来ます。
ダシも効いていて、おいしいスープで栄養も完璧と風邪になりやすい時期にはピッタリです。
しいたけの栄養はどれも効果が大きく、食卓にとりいれても損がありません。
是非、しいたけと色んな食材を掛け合わせて、健康な体づくりのお役に立てて下さい。
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