自宅でもおつまみが出来た！ホタルイカの素干しの作り方レシピ

2月から5月頃に、兵庫県、富山県、鳥取県、福井県で捕れます。ホタルイカに含まれる栄養素は、タウリンやビタミンB12、ビタミンA、ビタミンEなどです。

ホタルイカに含まれるタウリンは、肝機能の働きを良くします。また、脂肪肝にも効果があると言われているので、コレステロールが気になる方には良い食品と言われています。ビタミンAは肌粘膜の再生効果がありますし、ビタミンEには紫外線トラブルを防ぐと言われています。

立て塩に漬けてから天日で干しただけのホタルイカの事です。ただそれだけなのにホタルイカの濃厚な味わいが楽しめる干物です。炙って食べてもよし、そのままいただいてもよし、お酒のおつまみとして好きな方も多いのが、ホタルイカの素干しです。

冷凍ホタルイカは解凍して、立て塩をします。ホタルイカの素干しのための下ごしらえは、これだけです。

ホタルイカを、立て塩にいったん漬けてから干す事で、ホタルイカの濃厚な味わいが更に引き出され、美味しく仕上がります。立て塩は、ホタルイカのような小さな魚(イカ)に、塩を振りすぎるのを防ぐために行います。

日が翳ってきたら、いったん家の中に取り込み、冷蔵庫の上段で乾燥を続けます。翌日、また天日に干し、夜は冷蔵庫と繰り返します。この作業を3日間続けると、美味しいホタルイカの素干しの完成です！！

素干しは3日かけて乾燥させますが、生でも食べられるホタルイカなら一夜干しの方が美味しいと言われています。お好みもありますが、日持ちさせたいのであれば素干し。すぐ美味しく食べたいのであれば一夜干しでしょうか。生で食べられるホタルイカ限定ですが。

一夜干しにする場合も素干しと同じように、ホタルイカは立て塩に30分程漬け込んでから、干しやすいように串に刺します。一夜干しと素干しも基本的には、干す時間が違うだけですが、どちらも寄生虫への注意が必要になります。心配な場合は干す前にボイルをしてください。

そのまま、屋外の風通しの良い場所に、暗くなってから12時間程度干したらホタルイカの素干し(一夜干し)の完成です。出来上がった一夜干しは軽く網の上であぶってめしあがれ。お酒がすすむ美味しいおつまみです。

ホタルイカには寄生虫がいる事が知られています。スーパーなどでは、一度ボイルされてそのまま気にせず食べられるようになっているので心配する必要はありません。

すぐ食べられるかどうか、直接聞けるのが一番良いのですが、聞き忘れてしまった場合、熱湯で30秒ほどボイルしてから使います。ホタルイカの寄生虫はひどくなると腸閉塞なども引き起こす怖いものだそうです。寄生虫の処理が終わっているか不明な場合は必ずボイルしてくださいね。

怖い寄生虫もボイルをすれば安心です。刺身で食べたいと思われる方も多いでしょうが、リスクが高すぎるので必ずボイルしてから召し上がるようにしてください。

ホタルイカの素干しの作り方、一夜干しの作り方、いかかでしたでしょうか。寄生虫にさえ注意すれば、濃厚な味わいのホタルイカの干物が簡単に自宅で作れる事がおわかりいただけたのではないでしょうか。自宅で作るとひと味違いますよ！