2016/03/14
aaa.a
中華料理には欠かせないラー油は、最近は食べるラー油としても注目されています。餃子やラーメン、冷ややっこ・米・隠し味の調味料としても使える万能調味料のラー油を手作りしてみませんか?今回は、本格手作りラー油・簡単手作りラー油・美容手作りラー油をご紹介します。
ラーメンや餃子につける調味料としての脇役だけでなく、
食べるラー油や薬膳ラー油、和風ラー油としての主役にもなれるのが今回紹介する手作りのラー油です。
手作りのラー油というと、とてもハードルが高そうですが、一つ一つの手順をしっかりと踏んでいけば誰でも作れます!
まずは、基本的なラー油の作り方をご紹介します。
ガーリックチップやフライドオニオン、ピーナッツなどの具をたっぷりと使った、食べられる本格ラー油の作り方です。
辛さは、唐辛子の量を調節して作ってみてくださいね!
・サラダ油…250g
・ゴマ油…100g
・一味唐辛子/粉唐辛子…30g
・鷹の爪…種を取っていない状態で10~15g。本数にして20~30本ぐらい
・ニンニク…1/2玉(6~7片ぐらい)
・ピーナッツ…20g
・ネギの青い所…1本分
・玉ねぎ…1/4
・生姜…5g
・白胡麻…大さじ1(6~7g)
・花椒…小さじ1
・八角…1~2かけ
・塩…小さじ1
鷹の爪10~15g(20~30本ぐらい)と一味唐辛子か粉唐辛子30gを用意する。
鷹の爪の半分を小さく小口切りにする。
残りを半分に切る。
ピーナッツをすり鉢で砕いておく。
具になるのであまり細かく砕き過ぎないようにします。
花椒小さじ1を用意する。
白胡麻大さじ1を用意する。
八角を1片から1~2かけほど折っておく
ニンニクと生姜を薄切り、玉ねぎをみじん切りにしておく。
★ネギの青いところはフライパンや鍋に入る大きさに折っておきます。
小口切りにした鷹の爪と一味/粉唐辛子、砕いたピーナッツ、白ごまを鍋に入れる。
分量外のゴマ油大さじ1を入れて、よく混ぜ合わせる。
にんにくチップ/ガーリックチップを作る
深手のフライパンか鍋にサラダ油を入れる。
薄切りにしたニンニクを入れて弱火でじっくりと揚げる。
きつね色に揚がったら別皿にとっておく。
フライドオニオンを作る
ニンニクを揚げた油にみじん切りにした玉ねぎを入れる。
弱火でじっくりと揚げる。
きつね色に揚がったら別皿にとっておく
油に辛味と香りをつける
・ニンニクと玉ねぎを揚げた油に半分に切った鷹の爪と生姜、ネギの青い所、花椒、八角を入れる。
・弱火でじっくりと揚げる。
15~20分たったら全ての材料を取り出す。
油を注ぐ
・辛味と香りをつけた油を唐揚げなどと同じ170度ぐらいまで上げる。※菜箸を入れてシュワシュワと気泡が出るような温度です。
・鷹の爪と一味/粉唐辛子、砕いたピーナッツ、白ごまを入れておいた鍋にゆっくりと油を回しかける。
粗熱が取れたらガーリックチップとフライドオニオン、ゴマ油、塩小さじ1を入れる。
保存する
煮沸消毒をして完全に乾かした瓶に、ラー油を漏斗で注ぐ。
①鷹の爪の種は辛いものがお好みならそのまま使い、辛さを控えめにするなら取り除きます。
②ガーリックチップとフライドオニオンは具になるので、絶対に焦がさないように注意する。
③油を入れる時は、ゆっくりと鍋をかき混ぜながら回し入れます。
※シュワっと湯気が立つので注意。吸い込むとむせます。
本格的に作る基本のラー油は、1年保存が効きますので、一度頑張って作れば
一年間もこのおいしいラー油が楽しめるのも嬉しいですね。
次に電子レンジで簡単に作れるお手軽な手作りラー油の作り方をご紹介します。
思い立ったらすぐに出来るうえに、洗い物も簡単なのが嬉しいですね。
簡単なのに味も本格的なので、ぜひお試しください。
粉唐辛子(一味唐辛子) 30g
粉山椒 小さじ1
ごま油 適量
※今回はごま油150gくらい(ごま油の比重は0.93)
※唐辛子類:ごま油=1:10 程度の割合でラー油としては十分。
粉唐辛子と粉山椒を保存瓶のなかで混ぜる。
大さじ2-3くらいのごま油を加えて混ぜる。
唐辛子類を湿らせるというイメージ。
ごま油を瓶の8分目まで加える。
ざっくりまぜる。
電子レンジ500Wで1分。
量にもよるけど、MAX2分。
※それ以上加熱したい場合は、一度冷まして、再加熱ということで。
ラップはなし。
電子レンジで簡単に作れるお手軽手作り・ラー油の作り方⑤
加熱したものに追いオリーブ、じゃなく追いごま油。
この追いごま油は、加熱でとんだごま油の香りを補充する目的。
加熱多め→辛味UP・ごま油の香りDOWN
加熱少なめ→辛味DOWN・ごま油の香りUP
というイメージ。
以上で完成。
すぐに作れる簡単な手作りラー油のレシピですね。
このままでも、シンプルでおいしいですが、
さらにスパイスを入れると本格的なラー油に近づきます。
最後に、最近注目されているスーパーフード「キヌア」を使った手作りの食べるラー油の作り方をご紹介します。
キヌアは栄養成分がすばらしい「スーパー穀物」
・キヌアの脂質はオリーブ油の主成分のオレイン酸など不飽和脂肪酸の割合が多いことから、健康に良い脂質です。
・タンパク質もまた良質で、須、準必須アミノ酸をバランスよく含み、主要な穀物に比べると高いアミノ酸スコアとなっています。
・キヌアはビタミンB群やビタミンD、E、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも豊富に含んでいます。
○キヌア 大さじ3
○にんにくみじん切り 大さじ1
○アーモンド(細かく刻む) 大さじ1
○すりごま 大さじ1
○一味唐辛子 大さじ1
○輪切り唐辛子 小さじ1
○ごま油 50㎖
○油 30㎖
*醤油 大さじ2〜
*きび糖(砂糖) 大さじ1〜
*塩 適量
キヌアを沸騰したお湯で10分茹で水気を切っておく。
○をフライパンで炒める。
にんにくがカリカリになったら火を止め冷ます。
*と1を加え混ぜ合わせ完成。
煮沸した瓶に入れる。
美容食材アーモンドも入った、身体に優しい手作りラー油のレシピですね。
おいしくきれいになりたい、そんな願いを叶えた万能の調味料です!
手作りのラー油のレシピをご紹介してきました。
ラー油は、スパイスが香る絶品の調味料ですので、ぜひ自分好みのスパイスや唐辛子を選んで、マイラー油を作ってみるのも楽しいですね。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局