2016/04/19
きたま
中華料理屋にいくと、裏面がパリッとしたキレイな羽ができている餃子をよく見ますよね。あれは餃子専用の機械がないと作れないのでは?なんて思っているあなたへ朗報です。実は家庭のフライパンでもしっかりはねがつく方法があるのです!今日からフライパンで本格餃子を楽しんで!
餃子をぱりぱりに焼くには、はねを作るという工程が重要になります。このはねがあることで食感がぱりぱりになること間違いなし!まずはこのはねを上手に作るためのコツを伝授します。
餃子のはねを作るのに必須なのが差し水。この差し水に水だけを使っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
実はこの差し水に小麦粉を混ぜておくと、はねが上手にできるのです。水と小麦粉の割合は、下記のとおりです。
水:小麦粉=10:1
フライパンで作った餃子のはね
小麦粉少ないとはねはできず、逆に小麦粉が多いとねちゃっとした水分の多いはねになってしまい、パリッと焼きあがりにくくなるのです。従って、この比率は餃子のはねをうまく作るための黄金比率ともいえるのです。
フライパンの中の餃子に差し水をした後の工程が重要になってきます。
差し水をしたあと、そのまま待っているだけでははねは作られません。
ここでフライパンの蓋を閉めてじっくりと蒸し焼きにすることで、きれいな羽ができ且つもっちりとした弾力のあるやわらかい餃子が作れるのです。
フライパンで餃子
蒸し焼きにした後、フライパンの中に油を投入し、焼き揚げるような状態を作り出すことで、餃子のはねがパリッと仕上がるようになるのです。
このとき上からまわしかけるのではなく、フライパンの鍋肌部分から油をながしこみましょう。そうすることで、フライパンと餃子の間の底の部分にもうまく油が入り込み、美味しいぱりぱりのはねを作りだすことができます。
フライパンで餃子
フライパンで羽根つき餃子
人気の羽根つき餃子は、ポイントさえ押さえれば意外と簡単。火加減に気をつけながら、フライパンで羽根をパリパリに焼き上げます。
豚ひき肉 80g
キャベツの葉 2枚
にら 1/4束
ねぎ 5cm
しょうがのすりおろし 少々
餃子の皮(大判) 12枚
A
酒、ごま油、片栗粉、しょうゆ 各大さじ1/2 ・ 塩、粗びき黒こしょう 各少々
小麦粉 サラダ油
1 キャベツ、にら、ねぎはみじん切り。水150mlと小麦粉大さじ1/2を合わせる。別器にAを合わせる。
2 ボールにひき肉を入れ、Aを加えよく練り混ぜる。粘りが出たら、キャベツ、にら、ねぎ、しょうがを加えて、さらに粘りが出るまで混ぜる。
3 餃子を包む。
4 フライパンにサラダ油をなじませ、餃子を並べ強火にかける。バチバチと音がしてきたら、計量カップの水と小麦粉をよく混ぜてから回し入れ、フライパンのふたをして弱火で6~7分蒸し焼きにする。
5 フライパンのふたを取り火を強め、羽根の縁がフライパンから離れ、パリッと薄く色づくまで焼く。火を止めて、フライパンに器をかぶせ、押さえながらひっくり返して取り出す。
フライパンで羽根つき餃子
いろいろ調べた結果行き着いた、羽根がぱりっぱりの餃子です。フライパンで作ります。
餃子(好みのレシピでどうぞ) 20個くらい
サラダ油(orごま油) 大さじ2
片栗粉 適量
1 焼く直前に餃子の底に片栗粉をまぶしていく。
2 フライパンに油を入れる。(まだ火はつけません)①の餃子の底にフライパンの油をちょんとつけ、端から順番に並べていく。
3 フライパンに水を130ccほど入れる。蓋をしてここで点火!強火で沸騰させます。(目安4分)
4火をつけてから4分ほど経ったら蓋を開け、弱火にします。フライパンの底に残っている水分を完全に飛ばします。
5 フライ返しで底を覗き好みの焼き加減まで焼きます。皿をフライパンにかぶせてひっくり返せばできあがり♪
フライパンで餃子をつくるコツはおわかりいただけましたでしょうか?パリッと底面を焼くためのちょっとしたコツさえつかめば、中華料理店の餃子のようなぱりっとした餃子が簡単につくれます。餃子専用の機械がなくともフライパンで焼けるというところがまた魅力のひとつでもあります。早速今日学んだ餃子づくりのコツをいかして、今日の晩御飯は餃子にしてみてはいかがでしょうか?
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