2016/05/31
kabumama
干した野菜は旨みも栄養もいっぱい!この記事は干し野菜の中でも、「大根の干し方」についてまとめました。1本丸ごと購入して、いろんな干し方で美味しく大根を食べましょう♪長期保存もできます!干した大根を使ったレシピも紹介します!
干し野菜とは、日当たりの良い場所で野菜を干して出来上がります。干した野菜は、もともと野菜にあった水分が抜けて、旨みが凝縮されたり、長期の保存ができ保存食として活躍したり、栄養素が凝縮されます。例えば、切り干し大根でいうと、普通の大根と比べ約15倍近くになります。
「大根を干す」と言っても、様々な干し方があります。大根を千切りにして干す干し方「切り干し大根」、輪切りにして干す干し方の「輪切り干し大根」、縦に切って干す干し方の「割り干し大根」、寒い乾燥した時期に干す干し方の「寒干し大根」など様々です。次はそれぞれの干し方を紹介します。
まず最初に紹介する大根の干し方は、切り干し大根の干し方です。この干し方はスペースもあまり使わず、初めて大根を干す方は切り干し大根から作ってみると良いでしょう。料理の完成形も細かくて小さいのでお子様も食べやすいです。
材料
大根:大2本
乾燥用ネット(3段):1個
切り干し大根の干し方レシピ①
大根の皮をむき、5mmの短冊切りにする。
切り干し大根の干し方レシピ②
ネットに入れて焼く1週間干す。夜は室内に戻す。カリカリになったら出来上がり。
切り干し大根の干し方レシピ~補足~
時間が経つと、白色の切り干し大根が段々と茶色っぽくなってきましたが問題ありません。
材料(4人分)
切り干し大根:60g
にんじん:1/3本
さつま揚げ:2~3枚
サラダ油:大さじ2
酒:大さじ2
砂糖:大さじ1と1/2
しょうゆ:大さじ3
塩:適量
①切り干し大根を戻し、水気をきってざく切りにする。つけ汁はとっておく。にんじんは4~5cmの細切り、さつま揚げは一口大のそぎ切りにする。
②鍋にサラダ油を熱して切り干し大根を炒めて全体になじんだらにんじんを加えて炒め合わせる。
③さつま揚げと①のつけ汁に水を足して3カップにしたものを加えて煮る。煮立ったら泡を取り酒・砂糖・しょうゆとひとつまみで調味し、落とし蓋をして煮汁が少なくなるまで20分ほど煮る。火を止めそのまま少しおいて味をなじませる。
次に紹介する大根の干し方は、割り干し大根です。干し方は立てに切ってつるさげる干し方です。切り干し大根と比べ、厚みがあることやお漬物などの調理がしやすい干し大根が出来上がります。普段の切り干し大根が飽きたら、こちらの干し方で調理してみても良いですね!
材料
大根:適量
ロープ:適量
割り干し大根のレシピ①
大根はピーラーで皮をむき、放射状に8等分に切る。
割り干し大根のレシピ②
ロープで結わいて風通しの良い雨の当たらないところで干す。漬物にも使いやすいです。
材料
割り干し大根:70g
切り昆布:大さじ1~
☆醤油:50cc
☆酒:30cc
☆味醂:20cc
☆鷹の爪〔種を取って小口切り:1本
①割り干し大根を戻し絞ったら、切って置いておく。☆をレンジで加熱する(700wsw30秒)。
②ビニール袋に大根おろしと☆を入れて揉み、空気を抜いて3時間ほど置けば出来上がり。
次に紹介する干し方は、寒干し大根のレシピです。寒干し大根とは、冬の寒い乾燥した時期に乾燥して作る干し大根です。寒干し大根の戻し方も切干大根などと同じで水で戻して食べます。凍み大根というのがありますが、寒干し大根と同じものです。寒い空気の中で出来た干し大根は甘みが増しています!
材料
大根:適量
寒干し大根の干し方レシピ①
大根は皮を剥いて茹でる。茹でた後は水に2日ぐらい晒す。水は1日1回変える。
寒干し大根の干し方レシピ②
大根に箸で穴を開け、ひもを通す。輪切りの場合は真ん中に棒を指して干す。
寒干し大根の干し方レシピ③
カラカラに乾燥まで干して出来上がり。
材料(6人分)
寒干し大根:60g
鶏もも肉:150g
三倍濃縮つゆの素:100cc
砂糖:大さじ1
水:500cc
①寒干し大根は茹で戻し、鶏肉は3cmぐらいに切っておく。
②鍋に水500ccとつゆの素・砂糖大さじ1を入れ、煮立たせる。沸騰したら茹で阿が得た大根と鶏肉を入れて蓋をして15~20分煮て出来上がり。
いかがでしたか?干し野菜の大根は、いろんな干し方があり、短い時間で完成する干し方もあれば、長い時間かけてゆっくり干していく干し方もありました。たくさん作っても長期保存が出来るから家計も助かります!
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