だしさえ作ってしまえば、レシピいろいろ!だしを使ったレシピ特集
2016/02/25
chiabon
にぼしと言えば、カルシウムたっぷりの食材としても有名ですよね。そのにぼしを使ってだしを取れば、カルシウム以外にも栄養たっぷり!でも、にぼしのだしってどうやって取るの?と、思っている人も多いのでは?そこで今回は、にぼしを使っただしの取り方をご紹介します。
今の世の中で、きちんと自分でだしを取ってから調理をしている人はどれぐらいいるのでしょうか?粉末だしが流通し、だしの取り方さえ知らない若者も多い現代ですが、実は化学調味料を使った粉末だしでは味わえない美味しさが、天然だしにはあるのです。まず、だしと一言で言っても、カツオだしや昆布だし、にぼしだしなどの種類がありますが、ここではにぼしのだしについてご紹介させて頂きますね。
まず、にぼしにはどのような効果があるのでしょうか?まず、にぼしだしはかつおだしに比べると、甘みのあるだしが取れるのが特徴です。カルシウムに至っては、何と牛乳の200倍も含まれています!さらに鉄分やビタミンDも豊富に含まれていますので、とても栄養豊富な食材なんですね。しかもかつおだしや昆布だしに比べると、比較的安価なところも良い所です。
また、とある小学校ではこの煮干しパワーを取り入れたところ、欠席数が減ったとの報告もあるぐらい、にぼしの効果はすごいのです!ぜひ積極的に摂取して欲しいものです。
それでは早速、にぼしだしの取り方をご紹介します。まず、にぼしの頭を取って身を分けて内臓を取り除いておきます。次に水ににぼしを入れてから1晩そのまま放置しておきましょう。実はたったこれだけなのです。にぼしだしは、煮たてて作る人も多いようですが、煮たてるとどうしてもにぼしのにおいがきつくなりがちです。この水出しだとにぼしの生臭みがほとんど気になりませんよ。
上品なにぼしのだしを取る場合には、この水出し方法が一番なのですが、もちろんにぼしだしは、煮たてて取る方法もあります。その際にはにぼしから出てきたアクを救いながら取っていきます。煮出したにぼしだしの方が、水出し方法よりも濃いめのだしが取れますよ。水出しでも煮出しでも、だしの取り方は好みにもよるかもしれませんね。
上記の方法で、にぼしのだしを取ってからお味噌汁や煮物などに使っても良いのですが、実はにぼしで取っただし汁には、実はカルシウムはほとんど含まれていないのです。やはりにぼし自体を食べなければ、カルシウムは摂取されないんですね。となれば、にぼしの粉末だしを作れば、にぼしを丸ごと摂取できるわけですから、育ちざかりの子どもやお年寄りの方にもオススメですよね。
では、にぼしの粉末だしの作り方をご紹介します。まず、にぼしの頭と腹を取ってから、2回に分けて3分ずつ電子レンジで加熱します。1度加熱したらしばらくそのまま放置して冷まし、冷めたら再び加熱してください。水分をしっかりと飛ばすことで、粉砕しやすくなります。その後、ミルやミキサーを使って粉砕すれば完成です!これならカルシウムもしっかり摂れますよ!
粉末を作ったら、もちろんお味噌汁や煮物など、全ての調理に使えます。浅漬けにかけて少しにぼしの風味を足してみたり、そのままご飯にふりかけ代わりにかけて食べたり、炒めものやサラダにも使えます。もちろんチャーハンにも入れてもO.K!使い方は様々ですね。
自家製の粉末だしは、作ったら乾燥剤を入れて密閉瓶に入れて保存しておきましょう。常温保存でも2カ月近くは保存可能ですよ。実はこの粉末だしをカレーやハンバーグなどの洋食メニューにも入れている人も多いようです。育ちざかりの子どもやお年寄りがいるご家庭では、様々な料理に毎日少し加えてあげると良いかもしれませんね。
いかがでしたか?にぼしの効果を知った上で、さらにだしの取り方を知れば、簡単にだしが取れますし、早速だしを取ってみたい!と思いませんでしたか?特に小さなお子さんがいるご家庭では、化学調味料で作られた偽物の粉末だしを使わずに、できれば自然の味がする自家製のだしで調理してあげて欲しいものです。子どもの味覚を作り上げるのは親の役目。子どもに食材の本当の味を教えてあげるのも親の役目ではないでしょうか?化学調味料に頼らず、ナチュラルライフを心がけてみて下さいね。
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