2016/05/05
takamaa
和食の基本といえばだしですよね。しかし今は粉末を使う人も多いはず!たまには、少し手間をかけてとった煮干しだしを使って料理してみましょう。上手なだしの取り方や煮干しだけじゃなく昆布や鰹節も使った合わせだしなどを使った和食料理の作り方を紹介していきます。
煮干しには「青手」と「白手」があります。スーパーには両方売っていますが、知らない人も多いのではないでしょうか?この2種は同じかたくちイワシだけど育つ温度によって違いがでます。作る料理や好みによって使い分けてみてください。
濃いだしがでる「青手」
薄味の「白手」
基本的に作ったらすぐ使い切るのが一番いいです。しかし2日程度は冷蔵庫で保存がききますので、煮だししたものはよく冷ましてから保存便やタッパーに入れて保存ひておくといいです。
毎回だしをとる時間がないひとにおすすめ!たくさん作って製氷器にいれて冷凍させ、フリーザーパックで保存すれば煮干しだしを使いたいときにすぐ使うことが出来て便利です。保存の目安は10日程度です。
①煮干しの頭とわたをとる。
手間がかかりますがこの作業をすると臭みがなくなりより美味しくなります。
②鍋に水をいれて煮干しを30分浸しておき、煮干しがふやけたら強火にかけ沸騰する直前に弱火にする。灰汁が出てきたら丁寧にすくいとり、約10分くらい煮る。
③煮干しをザルやキッチンペーパーでこしたら出来上がりです。
頭もワタも取らないままの煮干しを蓋付きの保存瓶に入れて一晩冷蔵庫でねかします。翌日煮干しを取り出したら煮干しだしの完成です。とっても簡単に作れるので忙しい人におすすめのだしの取り方です。
煮干しだしをとったらかならず出るのが「だしがら」ですよね。しかし毎回捨てるのは勿体ない!そこで「だしがら」を使ったレシピを紹介します♪
①だしがらの水分をしっかりと拭き取ります。
②よく温めたフライパンにごま油を入れだしがらをよく炒めます。
③調味料を入れて焦げないように味をつけたらゴマを入れて完成♪
<材料>
にんじん 1/4本
ごぼう 30cm
さやいんげん 8本
食べる小魚 30g
小麦粉 大さじ2
A溶き卵 1個 冷水 カップ3/4 小麦粉 カップ1
Bめんつゆ カップ1/4 水 カップ1/4 砂糖 大さじ1
大根おろし 適量
しょうがのすりおろし 適量
すだち 適量
サラダ油 適量
<作り方>
①にんじんとごぼうは3cm長さの細切りにし、さやいんげんは縦半分に3等分する。ごぼうは水にさらす。
②ボウルにAを入れ、サックリと混ぜ合わせて衣を作る。
③だしがらと切ったにんじん・ごぼう・さやいんげんを合わせて小麦粉をふり混ぜ、衣に入れて軽く混ぜる。
④170℃の油に1/8量ずつ落とし、形を整えながら揚げる。その間に小鍋にBを入れて天つゆを作る。
⑤器にかき揚げを盛り、天つゆ、大根おろし、しょうが、すだちを添えて完成♪
栄養のバランスもよく、煮干しだしはカロリーも2kcalと低いためダイエットにも適していますね。さらにら煮干しに多く含まれている成分といえばカルシウムです。上記で紹介しただしがらを活用して上手に摂取するといいですね。
<作り方>
①お好みの具材を食べやすい大きさに切る。
②作った煮干しだしに煮崩れない具材を先に入れてだしを火にかけ、沸騰したら弱~中火にし蓋をしてしばらく煮る。
③5〜10分ほど煮て具材に火が通ったら、火の通りやすい具材を入れる。
⑤全体的に火が通ったら一旦火を止め、味噌を入れる。
⑤再度中火にかけ、温めたら完成。
<作り方>
①長芋は皮を剥いてすりおろしておく。
②鍋に水と煮干しだしを入れて沸騰したら1〜2分煮出す。
③火を弱めて味噌を入れた後、長芋を流し入れ軽く煮たら完成♪
栄養満点の煮干しだしは作りやすく食べやすいお味噌汁が一番合うと思います。毎日いろんな具を入れれば飽きません。積極的に摂取してほしいです。
<作り方>
①鍋に水と煮干しだしを入れて沸騰したら砂糖、醤油、酒を加える。
②鶏ひき肉を鍋に入れ手早くほぐして灰汁をとり、水溶き片栗粉でとろみをつける。
③煮出した里芋にあんかけをかけて完成♪
<材料>
冷凍うどん 2玉
焼き豚(薄切りのもの) 4枚(約50g)
カットわかめ(乾燥) 大さじ1
ねぎ 10cm
にんじん 1/4本
みょうが 2個
白いりごま 大さじ1
粉唐辛子(なければ一味唐辛子) 適宜
A
煮干し 30g
酒 1/4カップ
しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ1
みりん 小さじ1/2
<作り方>
①煮干しだしを作る。
②煮干しだしの鍋に酒、しょうゆ、塩、みりんの材料を入れ、2~3分煮る。
③ねぎ細切りにして水にさらす。みょうが薄切りにし水にさらす。にんじんと焼き豚は、細切りにする。わかめはさっとゆでて水にとり、水けを絞る。
④うどんをたっぷりのお湯で袋の表示時間どおりにゆでる。すぐに流水で洗い、ざるに上げて水けをしっかりときる。器に盛り、具材をのせてだしをかけ、白いりごま、粉唐辛子をのせたら完成♪
<焦がしねぎ鍋つゆ>
長ねぎ 1/2本(50g)
玉ねぎ 1/2個(100g)
にんにく(みじん切り) 2片分
酒 50ml
油 大さじ4
みりん 大さじ2
オイスターソース 大さじ1
しょうゆ 大さじ5~
A 煮干し 10g
A だし昆布 5g
A 水 1000ml
塩 各適宜
<作り方>
①煮干しは頭と内臓をとり、Aを合わせて30分ほどおく。 その間に鍋に入れる野菜の下準備をしておく。
②土鍋に油、長ねぎ、玉ねぎ、を入れてこんがりとするまで炒める。
③土鍋に酒を回しかけてアルコールを飛ばしたら置いておいたAのだしを土鍋に入れる。沸騰直前で昆布を取り出し、10分ほど煮たら煮干しを取り出す。
④みりん、オイスターソース、しょうゆを入れ、味を濃いめに塩で整えて具を入れて煮たら完成♪
私のオススメのレシピを紹介させてもらいました。どれも煮干しだしがよくきいていて、優しいコクのある味になっています。ぜひ、作ってみてください!
最後まで見ていただいてありがとうございます。煮干しだしにはいろんな使い道があり、一年を通してさまざまな料理に活用することができます。だしをとるのは手間がかかりますが栄養もあるので、冷凍保存などをして上手に活用していきたいですね。
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