新米ママさん必見!カッテージチーズで赤ちゃんの口に合う離乳食作り
2015/10/27
aoi nomura
赤ちゃんにとって初めての肉料理として使いやすいひき肉は、離乳食に大活躍の食材です。ひき肉はいつから大丈夫?離乳食の調理法は?など気になる点をまとめています。赤ちゃんの成長に合わせた、食べやすさや栄養を考えたメニューもご紹介します。
ひき肉は、こまかく刻んであるので、まだ歯が生えそろっていない離乳食期の赤ちゃんにはじめて与える肉類として最適といえます。離乳食初期はまだ消化機能が未発達なため、肉料理には不向きです。
ひき肉は、離乳食中期の7~8カ月頃から与えると良いでしょう。脂身の多いものは消化の負担になるため、最初の離乳食としては、ひき肉の中でも脂身の少ない鶏胸肉やささみがお薦めです。
ひき肉は脂肪分が多く含まれている場合が多いので、はじめは鶏肉などの低脂肪のものを選んでください。タンパク質消化酵素は中期でも働きますが、脂肪を分解する酵素は後期以降でないと働きません。
離乳食で最初に与えるお肉としては、鶏ひき肉が良いでしょう。脂身が多いと消化機能が発達していない赤ちゃんにとっては負担になるので鶏ひき肉の中でも脂身が少ない胸肉やささみのひき肉が最適です。
細かく刻まれたひき肉でも、食事を始めたばかりの赤ちゃんにとっては、ぽろぽろと食べにくく飲み込むのが難しい場合もあります。ひき肉をさらに細かく刻んだり、茹でた後にすりつぶすようにすると、より食べやすくなります。
まだ飲み込むことも上手にできない時期なので、調理の最後に、片栗粉で軽くとろみをつけましょう。とろみをつけると喉を通りやすくなり、食べやすくなります。また、濃い味付けは負担になるので、味付けは薄めのおだし程度にしましょう。
鶏ひき肉は、離乳食中期から使える食材です。鶏ひき肉は、脂肪分が少ない「鶏むね肉」や「ささみ」を選びましょう。鶏もも肉は脂肪が多いので、離乳食後期の後半以降に使用するようにしましょう。
鶏ひき肉に慣れたら、離乳食後期には、豚ひき肉や牛ひき肉も食べさせてみましょう。ただし、まだ消化機能は未発達なので、脂肪分の多い部位は控え、赤身が多く、新鮮なものを選ぶようにします。
離乳食後期も、薄味に心がけましょう。鍋に水を沸騰させたら、おだしとひき肉と根菜類などの野菜をいっしょに茹でると良いでしょう。ひき肉は茹でるときに固まりになることもあるので、よくほぐします。ひき肉から出るアクはきれいに取り除き、野菜が柔らかくなるまで茹でます。
赤ちゃんが食べにくそうであれば片栗粉でとろみをつけます。とろみがあると、冷めにくくなるので、赤ちゃんに与える際は、温度を確かめて食べさせるようにします。
豚ひき肉:脂肪を落とし、くさみを取るため、熱湯で一度ゆでて水けをきって調理しましょう。ハンバーグや肉だんごなどを成形する場合は、生のまま成形し、加熱してもOKですが、中までしっかり火が通ったことを確認して。赤ちゃんが飲み込みづらいようなら、汁物などでとろみを付けましょう。
離乳食の完了期には、ひき肉に加え、薄切りのお肉も食べられるようになります。離乳食完了期といえ、まだ「食べる」ということに慣れていない時期なので、新鮮で脂身の少ない部位を選ぶことは大切です。
離乳食完了期には薄切りのお肉に挑戦するのもお薦めですが、歯が生えそろっていない赤ちゃんも多く、上手に噛むことがまだ難しい時期でもあります。薄切りのお肉も加熱後に細かく刻んで食べやすくします。
ひき肉も薄切り肉も、加熱しすぎると固くなる傾向にあるので、茹で過ぎたりしないよう気をつけましょう。固くなった場合は、他の豆腐など柔らかい食材に混ぜ込んだりすると食べやすくなります。
材料 (数回分)
鶏ムネ挽肉150g
豆腐(150g)1/2個
水1カップ(200ml)
玉ねぎ1/4個
ミックスベジタブル適量
顆粒だし ひとつまみ
醤油大さじ1/2
○片栗粉大さじ1
○水大さじ2
手づかみ食べを始める離乳食後期に最適なメニューです。栄養バランスもよくお薦めです。
材料 (10食以上)
とり挽肉約200g
絹ごし豆腐約120g
山芋約4㎝
玉ねぎ約小1/2
彩り野菜...にんじん約3㎝
彩り野菜...ブロッコリー約2房
醤油約小さじ1/2
片栗粉大さじ2
材料 (6食分)
豚ひき肉90g
茄子中1本(120g)
玉ねぎ小1/2個(120g)
水大さじ2
ベビーフードの和風だし小さじ2
砂糖ひとつまみ
しょうゆ少々(3滴くらい)
サラダ油少々
お魚や豆腐と違って、お肉は煮ると固くなるので、歯がないと噛みにくかったり飲みこみにくかったりします。最初に使いやすいのは、鶏のささ身やひき肉。淡白で赤ちゃんが好む味わいです。
離乳食のひき肉は、赤ちゃんにとっては食べやすく、ママにとっては調理しやすい、とても重宝する食材です。離乳食の時期に応じたひき肉を選び、赤ちゃんの成長に合わせた調理法で、ひき肉料理を取り入れて、ママも赤ちゃんも離乳食を楽しみましょう。
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