山の恵み、山菜!これからの季節に役立つ山菜のレシピ(*^^*)
2016/03/15
rinrorinro
山菜のみずは湿地に自生しています。とてもみずみずしい山菜です。皮剥きの下処理をきちんとすると、とてもおいしく食べることが出来るのも、山菜のみずです。一本のまま漬け込むこともできますが、今回は下処理したみずの簡単で美味しいレシピを紹介します。
山菜のみずの正式名称は“うわばみそう”と言います。湿気の多いところに自生しています。
春先から秋まで新鮮なみずを食することが出来ます。
灰汁が少なく、みずみずしい山菜です。私は結構好きな山菜です。
5月頃のみず
赤みずです。
根元が赤いので、この呼び名で呼ばれています。
根元の赤いところは、ネバネバしているので、このネバネバの食感を楽しむこともできます。
赤みずとあおみずです
あおみずの正式名称はヤマトキホコリと言います。
今回は赤みずの紹介です。
9月頃のみず
ムカゴも食べることが出来ます。
茶色の部分の実は、地域によって呼び方が違うことがあります。いずれも花が終わって実がついたものです。
葉を取り除いたものです。
山菜のみずは灰汁が少ない山菜なので、下処理も簡単です。ただし、若いみずは皮がそれほど気になりませんが、皮が気になる人は、皮を剥く作業があります。
薄い皮をむきます。
先端の方を「ポキッ」と折って、「スー」っと引っ張ると上手にむけます。
みずを折りながら皮を剥いていきます
料理で使う時の長さに折りながら、皮を剥いていきます。
※皮をむいてから、水に漬けると、みずがくるくると丸まってしまうので注意!!
沸騰したお湯に塩を入れ、山菜のみずをさっと茹でます。
みずの根の赤い部分が緑色になったらオッケー!
茹ですぎに注意です。目安は2~3分くらいです。
簡単で美味しい。
材料 4人分
ミズ 200g
塩昆布 20g
下処理したみずに市販の塩昆布を一晩冷蔵庫に置くだけ!
材料 4人分
みずの実 一袋
めんつゆ 適量
作り方
1 鍋にお湯を沸かします。塩を一つまみ入れます。
2 みずの実を入れ30秒~1分茹でます。茶色い実が緑色にサッと変わってきたらOK 。
3 茹ったら冷水でしっかり冷ます。
4 めんつゆ合わせて出来上がりです。
材料 (4人分)
ミズ(うわばみそう)1束
豚バラ1パック
玉ねぎ1個
塩コショウ適量
創味シャンタンDX小さじ2
サラダ油適量
すりおろしニンニク少々
作り方
1 みずは下処理をしておきます。
2 豚バラは4cmくらい、玉ねぎも5mm巾位の千切りにします。
3 フライパンにサラダ油を入れ、豚バラ、玉ねぎ、ミズの順に入れ火が通るまで炒めます。
4 火が通ったら、おろしニンニク、塩コショウ、創味シャンタンDXを入れひと炒めします。
※最後に塩コショウで味を調えて完成です。
材料 2~3人分
赤みず 80g
味噌 大さじ1
山椒の葉 適量
※生姜やニンニクを入れてもよい
お酒のおつまみに。ご飯のお供にお勧めです。山菜みずの風味を楽しむことが出来ます。
作り方を動画で紹介します。
材料 2~3人分
みず 120gくらい
味付きかずのこ 適量(お好みで)
作り方
下処理したみずと味付き数の子をあわせるだけです。
山菜のみずには優れた薬用効果があります。
ビタミンが多い山菜です。特にビタミンCを多く含みます。
ビタミンCには、かぜ予防、がん予防、抗酸化作用、解毒作用があります。
また、ムチンを含んでいます。ムチンはヌメリの多い部分にたくさん入っています。でも、熱に弱いので、生で食べることでより効能が発揮されます。
ムチンを多く含む食品
ムチンは納豆、オクラ、モロヘイヤ、つるむらさき、里芋、山芋、なめこなどに含まれています。そのムチンが山菜のみずにも含まれているのです。
ムチンは、細胞の保護や潤滑物質としての役割を担っています。
ということは、ムチンには、胃の粘膜をうるおし、保護したり、肝臓や腎臓の機能を高める作用もあり、細胞を活性化し、老化の防止に役立ちます。
更に、消化を促す作用もあり、便秘を改善します。そのうえ、タンパク質を無駄なく活用させる働きがあるので、スタミナの増強にも役立ちます。
山菜は春先のユキノシタやふきのとうから始まり、1年中楽しめます。今回は山菜のみずについての記事でした。山菜のみずを食べてみようかなと思っていただけましたでしょうか?
みずの根元の赤い部分に栄養がたくさん含まれているのです。その部分を生で食べたり、サッとお湯をかけていただくなどして食べると、ネバネバ成分の効能をたくさんもらうことが出来ます。
山菜のみずは冷凍保存には向きませんが、水煮をして缶詰や瓶詰、真空パック保存は出来ます。でも、やはり山菜は取り立ての風味を楽しんで食べるのが一番いいと思います。旬の山菜を楽しんでみませんか?
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