健康志向の方必見!玄米の美味しい炊き方、下準備を紹介します。
2016/11/30
サンクオール
やわらかくしっとりとした食感と、さつまいもの素朴でやさしい甘みが特長の【芋羊羹】。家庭でも簡単に作れる点も魅力です。そんな芋羊羹の基本のレシピから、ちょっと変わった(それでいて美味しい!)アレンジレシピをご紹介いたします!!
寒天を使用した、芋羊羹の基本レシピです。
所要時間は30分ほど。
手作り芋羊羹ならではの、やさしい味わいが特長です。
【材料 ※4人分】
さつまいも:400g
寒天:1/3本(3g)
水:120cc
砂糖:50g
寒天を水につけて戻しておきます。
さつまいもを切り、水につけてあく抜き後、濡れたままラップをかけてレンジで8分ほど加熱します。
蒸し器を使う方法もあります。
竹串が問題なく通るようになったら、熱い内に皮をむきます。
皮をむいたさつまいもをフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで混ぜます。
フードプロセッサーがない場合は、ポテトマッシャー等でさつまいもを潰します。
それから、ステンレス製のザルで裏ごしします。
鍋に水分を切った寒天をちぎって入れ、水を入れ火にかけて煮溶かします。
寒天が溶けてから、鍋に砂糖を加えます。
③の中に④を入れ、かき混ぜます。
容器に入れ、平らにのばし、祖熱が取れてから冷蔵庫で冷やして完成です。
紫芋で作れば、上品な紫芋羊羹ができます。
異なる色のさつまいもを使えば、おしゃれな芋羊羹も……。
こちらは、寒天を使用しない芋羊羹のレシピです。
寒天を使った芋羊羹より柔らかく、しっとりとした食感が特長です。
【材料 ※4人分】
さつまいも:500g
砂糖:50g
塩:ひとつまみ
さつまいもの皮をむき、2㎝ほどの厚さに切ります。
ボウルや鍋に水をたっぷり入れ、1時間ほどアク抜きをします。
さつまいもを蒸し、熱い内にすり潰し、裏ごしします。
※方法は、【基本レシピ③と同じです】
さつまいもを鍋に入れ、砂糖と塩を加え、底を焦がさないようにしゃもじ等で弱火でかき混ぜます。
ねっとりしてきたら火を止めます。
熱い内に型に詰め、祖熱が取れてから冷蔵庫で冷やして完成です。
芋羊羹の中にさつまいもの甘露煮を入れた、ちょっと贅沢なレシピです。
さつまいもの以外には、栗、りんご等を芋羊羹に加えると美味です。
【さつまいもの甘露煮の材料】
さつまいも:お好みの量
砂糖:さつまいもの重量の20%
皮をむかずに5mmほどの厚さに輪切りにし、20分ほど水につけてアク抜きします。
鍋に入れ、アクが出るまで弱火で茹でます。
アクが出たら、茹で汁を捨てます。
さつまいもが浸る程度の水を入れ、砂糖を加え、弱火で煮ます。
水が蒸発したら甘露煮の完成です。
甘露煮をのせ、上からラップをします。
平らな道具で押し付けます。
後は、冷蔵庫で冷やして完成です。
焼き芋のように芋羊羹をほっこりと焼くレシピ。
まるでスイートポテトのような味わいになります。
香ばしい焼き色と、バターの風味が食欲をそそります。
はちみつ等をかけても美味しいです。
芋羊羹の基本レシピから、一風変わったアレンジレシピまでご紹介いたしました。
いかがだったでしょうか。
ここで、芋「羊羹」の歴史豆知識を少しご紹介したいと思います。
もともとは中国の料理で、読んで字のごとく羊の羹(あつもの)であった。これは羊の肉を煮たスープの類だが、冷めることで肉のゼラチンによって固まり、自然に煮凝りの状態となる。
鎌倉時代から室町時代に、禅僧によって日本に伝えられたが、禅宗では肉食が戒律(五戒)により禁じられているため、精進料理として羊肉の代わりに小豆を用いたものが、日本における羊羹の原型になったとされる。
日本で古くから親しまれてきた芋羊羹。
長く親しまれてきた理由は、日本人にとって親しみ深い食材【さつまいも】を主な材料として使っていて、なおかつ作り方が簡単だからではないでしょうか。
この記事のレシピが、皆さんのご家庭でのおいしい芋羊羹作りに少しでも役立つことができれば幸いです。
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