鯖のお刺身があまったら・・・鯖のお刺身のアレンジレシピまとめ
2016/05/20
klatz
サヨリという魚はご存知でしょうか?名前は知っているけど、見た目はあんまり分からない人もいると思います。そんなサヨリの簡単な説明から捌き方、刺身や刺身のアレンジのレシピと美しくも弱く繊細な高級魚サヨリについて、ご紹介します。
最大40㎝まで成長する白身魚でサンマと似ている外見なだけに青魚のような鮮やかさがあります。旬は春で味は脂は少なく、淡白細身で食べれる部分は少なく、寿司や刺身の生食や天ぷらや椀だねと和風の薄味との相性は大変によい高級魚
サヨリは警戒心がとても強く釣るのは難しいです。人や船の影が見えると途端に逃げていきます。釣る時は少人数がよいでしょう。
サヨリにはコマセという魚をおびき寄せるエサを使って、釣るのですが大人数ではコマセだけでサヨリはお腹がいっぱいになり、釣り人のエサに反応しなくなります。サヨリを釣ったら、内臓を摂りましょう。サヨリの鮮度落ちはエサによって、早いからです。
捌き方を学び、刺身を出来るようになるとサヨリ料理の幅が広がります。サヨリのウロコは手を取れるほどの脆さなので、繊細に扱いましょう。
胸ヒレの後ろの所に包丁をおき、垂直に切って頭を落とします。
肛門まで切れ目を入れて、内臓を取り出します。
中骨に沿って、身を切りますが背中側の皮一枚を残して切りましょう。
胸開きの完成です。
中骨の下に包丁を入れ、刃先を中骨に当てながら、尾まで切ります。
内臓のあった場所にある黒い腹膜の骨をすきとります。
皮を手で剥ぎます。皮を剥いだら半分に切り、そぎ切ると完成です。
捌いている途中でエラの部分に白いダニのようなものがいたら、それは寄生虫ですので、エラと一緒に処理しましょう。サヨリを胸開きした時、お腹が黒いですがこれは苦いので包丁やキッチンペーパーで取り除きましょう。
材料(二人分)
サヨリ3匹
大葉3枚
レモン3切
捌いたサヨリを食べやすい大きさに切る。
クルクル巻き、真ん中に切れ目を入れる、盛り付ける。
刺身にしたサヨリは半透明でとても食べやすいです。わさび醤油やポン酢がおすすめ!やはり、サヨリは刺身で食べるのが一番ベストです。
材料(4人分)
サヨリ2匹
だしこぶサヨリが隠れるくらい
醤油、わさび、木の芽適量
お好みで茹でたたけのこ適量
だしこぶを水で戻します
タッパーに昆布を敷いて、サンマにおろしたサヨリを並べます。
上から昆布を被せ、冷蔵庫で1時間休ませる。
皮を端から手で引っ張って剥きます。剥ぎ取りにして出来上がりです。お好みで茹でたけのこや木の芽を盛り付けるのも良い。
サヨリの刺身とだしこぶの相性はよく、淡白な味にダシが効くことで刺身にはない奥深い味に仕上がります。
余った刺身でも大丈夫ですが刺身が出来るほどの鮮度の良いサヨリでないと美味しくはならないので注意しましょう。
材料(1人分)
サヨリ3尾
酢飯1合
敷物お好みで
↑今回は卵・海苔・しそを使いました。
●漬けダレ
醤油大さじ1
みりん大さじ4
酒大さじ4
●酢飯(1合分)
酢20cc
砂糖10g
塩5g
酢飯を作りましょう。
砂糖・塩・酢を混ぜた合わせ調味料を作り、炊いたご飯にボウルなどに入れ替え、合わせ調味料を入れ、ご飯は切るように混ぜ、冷めたら完成です。
醤油・みりん・酒を混ぜ、鍋で一煮立ちさせた漬けダレを作ります。
タレが覚めたら、小口におろしたサヨリを30分ほどを漬け込みます。
器に酢飯を盛り、海苔やしそを敷きます。今回は薄焼き卵・焼き海苔・しそを使いました。
漬け込んだサヨリをのせて、完成です。ネギやゴマを散らせてもおいしいです。
刺身であまったサヨリを漬けすることでマグロとは違う、サッパリと食べれます。一工夫でショウガを入れたり、炒ったサヨリの骨を漬けダレにいれて、サヨリのダシが漬けだれの味が面白くします。
材料(4人分)
サヨリ12匹
塩こしょう少々
小麦粉1カップ
卵1個
パン粉2カップ
サラダ油適量
サヨリは頭を落とし、内臓を出す。背後から包丁を入れて開く。
①に塩コショウをして、小麦粉、卵、パン粉の順につけていく。
170℃のサラダ油で3分中火で揚げたら、器に移し、レタスとすだちを添えて、完成です。
サヨリのフライはキスに似た食感でポン酢で食べるのがよいでしょう。刺身のなめらかさはないですが、火の通ったサヨリはふんわりとしています。
鋭い矢のような美しいサヨリの捌き方・レシピはタメになったでしょうか?刺身や揚げ物と意外と幅広い食材に驚かされました。
鮮度のいいサヨリを手に入ったら、刺身からお試しください。
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