お刺身の賞味期限☆新鮮おいしく食べ切るレシピをご紹介(^^♪
2016/03/18
にゃに
スーパーの魚コーナーにある太刀魚を皆さんはどのように食べていますか?焼きたり、煮たりしていませんか?鮮度のいい太刀魚は刺身がとてもおいしいんです。今回は太刀魚について、捌き方、刺身のアレンジ料理を紹介します。太刀魚の見方が変わります。
たちうおは、「太刀魚」と書く通り、体が刀のように長く、銀色に光っている魚です。世界中の温暖な海域に生息し、日本では北海道より南の全ての海で見ることができます。南北を回遊する魚で、春から夏に北上し、秋から冬に南へ戻ります。
光に反射する姿は銀色にまるで手入れの行き届いた日本刀のように鋭利かつ鮮明な光沢感は放つ太刀魚。初めて見る人は驚きと感動があるでしょう。美しい体を持っていますが歯はとても鋭く、噛まれないように気を付けないといけません。
イカやタコを食べる獰猛な肉食性でエサとなる生き物を消化する酵素が強く、太刀魚自身が死ぬとその酵素で身を崩し始めます。
白身でくせのない味、身は柔らかく崩れやすい。初夏から秋が旬で中国地方や瀬戸内海で釣れます。
刺身は皮を細かく切り、ワサビ醤油で食べるのがオススメ。マグロの大トロのような味でお気に入りになる人もいます。
太刀魚をよく洗います。
太刀魚の頭を落とします。
お腹を裂いて、ハラワタを取り出します。
お腹を水でよく洗います。
歯ブラシ等で腹膜を取り除きます。もう一度、しっかりと全体を水洗いします。
背ビレの両側に包丁を入れます。
手で背ビレを引っ張って、尻尾側からはがします。キッチンペーパー等で水気をしっかりと拭きとります。
この後、3枚におろして刺身やたたきやそのままぶつ切りで塩焼きと美味しくお召し上がりください。
多少、手間は掛かりますがこれを習得すると太刀魚を捌けるので習得しておいて損はありません。
背骨は長く頑丈な骨なので絶対に取りましょう。水で洗う際には塩水を使いましょう、水道水で洗うと太刀魚の銀色の素のグアニン層が濁ってしまいます。
鮮度が落ち、刺身に向かなくなった太刀魚の銀色の部分は生臭いので包丁などで落としましょう。
材料(1人分)
タチウオ(ブツ切り)8cm程度
大葉(飾り用)1枚
太刀魚を大名おろしにします。
食べやすいように皮目に少しだけ切れ目を入れ、切りつけて皿に盛り、完成です。
鮮度の良い太刀魚の刺身は柔らかい身と切れ目の入った皮の食感が大変おいしいです。刺身の皮は必ず切れ目を入れましょう。
刺身の他には炙り刺身という、鯛の刺身でする湯引きのような調理方法や太刀魚を細かく切る事で太刀魚の皮をアクセントとなるたたきと刺身からアレンジをする事も楽しみの一つです。
材料(1~2人分)
太刀魚(お刺身用)3分の1本
塩適量
お酢適量
大葉、カボス、レモンなど適量
太刀魚を三枚におろして中骨を抜き、開いた方に塩をまんべんなくかける。
5分ほどおいたら、ボウルなどに酢を適量入れて、塩を洗い流し、ペーパーで拭き刺身のように食べやすく取り付けて出来上がりです。
塩と酢で脂ののった太刀魚をさっぱりに仕上げていて、醤油は不要です。ポイントは塩をしっかり洗い流し、拭き取る事がです。
この料理は刺身出来るような鮮度のいい太刀魚を使いましょう。
材料(1人分)
太刀魚数きれ
醤油・みりん・酒 1:1:1各大匙1
昆布少々
醤油・酒・みりん・昆布を鍋で煮きって冷ましておく
太刀魚を漬け込み、冷蔵で保存する。1時間以上で次の日でもOK
刺身したけど、余った時に作るにはうってつけです。ほんのり甘い醤油ダレがくせのない太刀魚の味と相性がいいです。醤油漬けされた太刀魚でお茶漬けというのもいいです。
材料(2人分)
タチウオ2切れ
片栗粉大さじ1~1.5
ピーマン2個
プチトマト4個
レモン1/4個
塩少々
コショウ少々
揚げ油
太刀魚を分量外の塩水で洗って水気を拭き取り、両面に骨まで細かく切り込みを入れ、1切れを2~3つに切る。塩コショウを振る。
ピーマンは縦に4~6等分に切り、ヘタと種を取る。レモンは半分に切っておく。
揚げるための油は170℃に予熱し始める。
太刀魚の切り込みにも丁寧に片栗粉をつけ、170℃の油でサクッと揚げ、油をきる。
続けてピーマンを素揚げにし、色が鮮やかになったら油をきり、塩を振る。
器に太刀魚、ピーマン、プチトマト、レモンを盛り付け、完成です。
鮮度が落ち、刺身に出来なくなった太刀魚をあっさりとから揚げしたものです。片栗粉にまぶし、揚げる事で太刀魚のやわらかい身を崩さずに済みます。
太刀魚のレシピは参考になりましたでしょうか?崩れやすい身という難しい魚ですが、そのおいしさに多くの人が好きになるでしょう。
新鮮な太刀魚が手に入った際にはうまく捌き、刺身やアレンジに挑戦してみてください。
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