おやつにどうぞ♪揚げないからヘルシー焼きドーナツ人気レシピ!
2016/02/19
o-chandesu
2016/04/12 更新
トリュフはとても簡単に手作りできるのをご存知でしょうか?初心者さんにも安心なトリュフのレシピから失敗を防ぐポイント、「テンパリング」と呼ばれるワンランク上の仕上げワザまでをご紹介しました。トリュフ作りは初めての方も経験のある方も、ぜひレシピを参考にして下さい。
口の中でとろける食感がたまらない美味しさのチョコレートトリュフ。見栄えがいい上に少ない材料で簡単にできるため、バレンタインだけでなく、ちょっとしたプレゼントとしても人気の手作り菓子です。
材料(直径約2.5cm 約15~20個分)
<ガナッシュ>
ミルクチョコレート 150g
生クリーム 70cc
<コーティング>
ミルクチョコレート 100g
<仕上げ>」
ココア(無糖) 適量
◎チョコレートを細かくきざむ
◎作業台にオーブンシートを敷く
ガナッシュ用チョコレートをボウルに入れる。
鍋に生クリームを入れて中火にかけ、沸騰直前まで温め、チョコレートの上から注ぐ。チョコレートが溶けてクリーム状になるまで泡立て器でよく混ぜる。
①のボウルを涼しいところに置き、チョコレートを冷ます。時々、空気が入らないように気をつけながらゴムベラで全体をゆっくりと混ぜる。
②がもったりと重たく感じる程度の固さになったら、15~20等分になるようにスプーンなどですくい、作業台の上に並べる。
冷蔵庫に入れ、15~30分程冷やす。
③を冷蔵庫から取り出し、手のひらで丸める。ガナッシュが温まると手にベタベタと付いてまとまらなくなるため、冷水などで手を冷やしながら作業する。(ガナッシュに水分が付かないように注意する)
コーティング用チョコレートを50~55℃の湯で湯煎し、かたまりがなくなるまで溶かす。
手のひらに⑤を付けてガナッシュをひとつ乗せ、ころころと転がすようにしてコーティングする。
⑥の周りにココアをまぶしつける。
出来上がったトリュフは冷蔵庫で3~4日保存できます。ガナッシュを丸めるときは必ず手を冷やしながら!冷えた手で力をかけずにコロコロすると、きれいなまん丸のトリュフを作ることができます。
気合をいれてトリュフを作ったのに大失敗!プレゼントなのにどうしよう…焦りますよね。
◎トリュフが固まらない
◎混ぜているうちにモロモロと分離してきてしまった
トリュフ作りでもっとも失敗しやすいのはガナッシュを作る工程です。レシピどおりに作業したつもりでも、少しの違いが失敗の原因になってしまうことがあるのです。
よくある失敗の原因をまとめます。
レシピどおりにきっちりと量っても、鍋に移すときに少し残っていたり、沸騰させて減ってしまっていたり。わずかに生クリームの量が少なかっただけでガナッシュが分離してしまうことがあります。生クリームはへらなどできれいにすくい取り、温めすぎに注意しましょう。
チョコレートは生クリームの熱で徐々に溶けていきます。チョコレート全体にまんべんなく熱が伝わったところで混ぜると乳化を起こし、なめらかなクリーム状のガナッシュになります。ところがチョコレートに充分に熱が伝わらないうちに混ぜてしまうと、部分的に温度の違いができ、冷えた部分がダマになって乳化しなくなってしまうのです。特に冬場は室温が低いのでチョコレートが溶けにくく、より注意が必要になります。
これを防ぐには、チョコレートの入ったボウルを湯煎にかけ、チョコレートが周りから溶けてきたら生クリームを混ぜるようにします。チョコレートの量が多く溶けにくい時は、生クリームを入れた後にふきんなどを被せ、軽く保温状態にしてから混ぜ始めると上手に混ぜることができます。
チョコレートは高温になると脂分が分離してしまいます。真夏には板チョコが白くなったりしますね。脂分が分離した証拠です。板チョコなら食べても大丈夫ですが、ガナッシュ作りに分離は厳禁!湯煎はあわてず、50℃くらいの湯でゆっくりと溶かしましょう。
水分も分離の原因になります。トリュフ作りに使う器具はよく水気をふき取り、湯煎の湯や蒸気が入らないように気をつけましょう。
上手にできたガナッシュは、そのまま食べたくなるほどツヤツヤです。
ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に作れるガナッシュ。でもやっぱり不安、という方のために”絶対失敗しない”として人気のレシピをご紹介します。初心者さんでもぶきっちょさんでもこれなら安心!
材料(約20個人分)
製菓用チョコ 200g
生クリーム 100㏄
※動物性脂肪分35%のもの
<仕上げ>
ココアパウダー 適量
チョコペン(ホワイト) 1~2本
板チョコ(コーテング用) 適量
◎トリュフを並べる道具(バットやまな板など)にオーブンシートを敷く
◎製菓用チョコを細かく刻む
①小さい鍋に生クリームを入れて火にかける。沸騰直前で火を止め、製菓用チョコを加えてやさしく溶かす。チョコレートが溶けにくければ湯煎にかける。
②チョコレートが生クリームとなじむまで、鍋を氷水に当てながらゆっくりと混ぜる。
③スプーンですくったときにぽってりと固まるくらいになったら、オーブンシートを敷いたバット(まな板)に20等分になるように取り出す。スプーンを2本使って塊にすると便利。
④③を冷蔵庫に入れ、15~20分冷やし固める。
⑤④を取り出し、手でコロコロと丸める。ガナッシュがべとついてきたら冷蔵庫で冷やしながら作業する。
⑥【トリュフにココアパウダーをまぶす場合】小さめの器にココアパウダーを用意して⑤を入れ、スプーンで周りにまぶす。
⑦【トリュフをチョコレートでコーティングする場合-1】コーティング用チョコレートを湯煎で溶かす。フォークに⑤をひとつ乗せ、コーティング用チョコレートをまんべんなくかけて乾かす。
⑧【トリュフをチョコレートでコーティングする場合-2】チョコペンを湯煎で溶かし、⑦の表面が乾いたら斜めに線を引くようにして模様を描く。
このレシピでは、生クリームの温めに使った鍋にチョコレートを加えます。こうすることで生クリームの目減りを防ぎ、チョコレートを溶けやすくしています。製菓用チョコレートは板チョコと比べると硬く刻みにくいですが、より本格的な味わいのトリュフになります。なめらかなガナッシュにするために頑張って細かくしましょう。チョコレートが水分と触れないように注意を!
材料(一口サイズ 約60個)
板チョコ 5枚
生クリーム 200ml
ココアパウダー 20~30g
生クリームをぼそぼそとしてくる程度までしっかりと泡立てる。
電動ミキサーを使うと便利。
板チョコを手で割り、800wの電子レンジで30秒加熱する。
取り出して全体を混ぜる。
チョコレートがとろとろになるまで、電子レンジでの加熱を繰り返す。(およそ4回程)
①の生クリームに③を入れ、ゴムべらでしっかりと混ぜ合わせて冷蔵庫に入れる。
1時間冷やすと、丸められる程度の硬さになる。
④から1個分の分量を取り出し、ラップを使って丸める。
ココアパウダーを周りにまぶして完成!
生クリームを加熱しないため、温めすぎによる失敗がありません。泡立てが足りないと、後から出てくる水分で水っぽくなってしまいます。ぼそぼそになるまでしっかりと泡立てましょう。
また、チョコレートを電子レンジにかける時は、必ず様子を見ながら30秒ずつ行い、その都度全体をよく混ぜてください。部分的な加熱のしすぎを防ぐことができます。
「テンパリング」とは、チョコレートに含まれるカカオバターの粒子を細かくするための温度調節作業のこと。粒子を細かく一定にすることで、口に入れたときにふわっと溶ける口当たりのよいチョコレートになります。
トリュフをチョコレートでコーティングするときにテンパリングしたものを使うと、つややかで上品なトリュフに仕上げることができます。
本格的なテンパリングは、温度計とにらめっこしながら温度の上げ下げを何度も繰り返す繊細な作業。それだけに失敗も多く、せっかくのトリュフをだいなしにしてしまうこともあります。そこで、シンプルなステップのテンパリング方法をご紹介します。
コーティング用チョコレートを細かく刻む。
2/3量をボウルに入れて湯煎にかけ、50℃まで温度を上げる。
※湯気や水蒸気がチョコレートに触れないように注意!
①を湯煎から外し、残りのチョコレートを加えて空気を入れないように混ぜる。
ダマがなく全体がなめらかな状態で、チョコレートの温度が32℃まで下がったら完成。
テンパリングが終わったチョコレートを、ステンレス製で平らなもの(包丁やパレットナイフなど)に少し取って様子を見てみます。時間が経ってしっかりと固まってくればテンパリング成功です。
トリュフのレシピと失敗しないためのポイントをご紹介しました。トリュフは、オーブンや専用器具いらず・シンプル材料でOKの手作り派の強~い味方です!ぜひ、レシピを参考に美味しいトリュフをたくさん作ってください。
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