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スパイシーな香りと甘さがたまらない!シナモンロールの厳選レシピ☆

みんな大好きなシナモンロール。おうちで手作りできるのはご存知ですか?手間をかけて作ったシナモンロールの味はまた格別です。王道レシピから有名カフェの味を再現したレシピ、カロリー控えめレシピまで、おすすめを7つご紹介します。

【おススメレシピ・王道部門】料理研究家のシナモンロールレシピ

材料(6個分)

<シナモンロール生地>
 強力粉 300g
 ドライイースト 小さじ1と1/3
 砂糖(あれば三温糖) 大さじ2
 塩 小さじ1/2
 卵(Mサイズ) 1個
 牛乳 120~130ml
 バター(食塩不使用) 30g

<フィリング>
 シナモンパウダー 8g
 砂糖(あれば三温糖) 100g
 強力粉 大さじ2
 バター(食塩不使用) 60g

打ち粉用の強力粉 適宜

<アイシング>
 粉砂糖 80g

下準備

・バターと卵を室温に戻す。
・卵液を作る。卵を割りほぐし、45℃程度(触ってみてやや熱いと感じるくらい)に温めた牛乳を混ぜながら加え、180mlの卵液にする。

レシピ

①ボウルに強力粉を入れる。真ん中(少しくぼませる)にドライイーストと砂糖、ボウルの端に塩と砂糖を入れる。真ん中へ卵液を少しずつ加え、全体を練り混ぜる。

②しっとりとなじんだら、バターを潰しながら混ぜる。バターが混ざったら生地をひとまとめにし、打ち粉(分量外)をした台に取り出す。生地を台にたたきつけるようにして伸ばし、二つ折りにしたら手のひらでぐいぐいと押して伸ばす。生地を伸ばしては折るを5~6分、ときどき生地の向きを変えながら繰り返す。

③なめらかになった生地をひとまとめにしてポリ袋に入れる。口をふんわりと閉じ、室温で40分ほど置いて、一次発酵させる。
一次発酵の間にフィリングの材料を混ぜ合わせる。

④シナモンロール生地が3~4倍に膨らんだら、打ち粉をした台に取り出す。麺棒にも打ち粉をし、25cm×50cmの長方形になるように伸ばす。生地の巻き終わり5cmの幅を除いて全体にフィリング用バターを塗り、シナモンシュガーを振り掛ける。

⑤手前からくるくると巻く。巻き終わりを閉じて形を整え、ナイフで6等分する。

⑥天板にクッキングシートを敷き、⑤のシナモンロールを並べる。ラップをかけて20分ほどそのまま置き、二次発酵させる。オーブンを190℃に予熱する。

⑦シナモンロールがひとまわり大きく膨らんだら、ラップを取って190℃で15分焼く。

⑧アイシングを作る。粉砂糖と水大さじ1をよく混ぜる。

⑨シナモンロールの粗熱が取れたら、上から⑧を回しかける。

レシピのポイント

日本でシナモンロールといえばこれ!料理研究家 阿部徳恵さんのアメリカンシナモンロールレシピです。
イーストが塩と反応すると生地が膨らみにくくなるため、①でボウルに入れるときは直接触れないようにしましょう。

【おススメレシピ・サクふわ部門】デニッシュシナモンロールのレシピ

材料

<シナモンロール生地>
 牛乳 140ml
 砂糖 25g
 インスタントドライイースト 7g
 中力粉 250g(薄力粉と強力粉1:1でも可)
 塩 4g
 溶かしバター 20g
 無塩バター(折込み用)125g

<フィリング>
 卵黄 1個
 ブラウンシュガー 40g
 溶かしバター 20g
 バニラエクストラクト 20g 
  (又はバニラエッセンス 数滴)
 小麦粉 20g
 シナモンパウダー 7g

<ドリュール>
 卵黄 1個
 水 大さじ1

<シュガーグレーズ>
 粉糖 50g
 卵白 8g

レシピ

動画で分かりやすく紹介されています。

レシピのポイント

デニッシュ生地を使ったシナモンロールのレシピです。サクサクのデニッシュにしみこんだシナモンフィリングがたまりません。

【おススメレシピ・銀幕部門】フィンランド流シナモンロールのレシピ

材料((16個分)

<シナモンロール生地>
 強力粉 300g 強
 薄力粉 100g
 グラニュー糖 50g
 ドライイースト 6g (小さじ2)
 粗挽きカルダモン 小さじ1.5
  ※粗挽きが手に入らない場合は
   ホールのカルダモンをすり潰す
   またはパウダーを使用する。
   パウダーは量を少なめにする。
 卵 1/2個
 塩 小さじ1/4
 牛乳 250cc
 バター 50g

<フィリング>
 バター 50g
 グラニュー糖 大さじ2
 シナモン お好みで

<仕上げに>
 残りの溶き卵
 粗挽きアーモンド
  又はパールシュガー お好みで

下準備

・バターを室温に戻してやわらかくする。

レシピ

①ボウルに強力粉250gを入れる。上からグラニュー糖を加え、隣にドライイーストと粗挽きカルダモンを入れる。溶き卵の半量を開いたスペースに流し入れる。

②別のボウルに薄力粉150gと塩を入れる。

③牛乳を電子レンジで42℃くらいに温める。
 ①のボウルに一度に加え、木べらでぐるぐるとよく混ぜる。

④②のボウルの中身を少しずつ加えながら混ぜていく。途中で固くなってきたら手を使って、粉っぽさが消えるまでよく捏ねる。

⑤バターを加え、全体をよく捏ねる。

⑥バターが生地になじんだら、ボウルの中身を台の上にあける。15分ほど伸ばすように捏ね、生地に粘りを作る。

⑦生地が手から離れるようになったら、丸めてボウルに移す。乾かないようにラップをかけ、濡れふきんを被せて40℃で30分発酵させる。(一次発酵)

⑧台に打ち粉をし、一次発酵の済んだ生地を取り出して2等分する。どちらか片方は作業するまで乾かないようにボウルに入れ、ラップをかけておく。もう片方の生地を20cm長さの棒状に伸ばす。

⑨麺棒を使い、伸ばした生地を35cm×25cmの平たい長方形にする。

⑩⑨の上に軽くバターを塗り、上から2cm程度を残して、グラニュー糖の半量とシナモンパウダーをふりかける。

⑪手前から生地を巻いていく。巻き終わりをしっかりと閉じ、形を整える。

⑫スケッパーなどで三角形になるように8等分する。

⑬細い部分を上にして置き、中央をはしで押してしっかり潰す。

⑭クッキングシートを敷いた天板にシナモンロールを並べ、乾かないようにラップを被せて濡れふきんを乗せる。
 ボウルに残した置いた残り半分の生地も同様に整形し、天板に並べる。
 (この後の二次発酵で生地が膨らむので、間をあけて並べる。天板に入りきらないときは2回に分ける。)

⑮40℃で10分間二次発酵させる。

⑯オーブンを220℃に余熱する。生地の上に溶き卵を薄く塗り、アーモンドを乗せる。
 220℃で12分焼く。

レシピのポイント

映画『かもめ食堂』に登場したシナモンロールはフィンランド流。日本ではアメリカのシナモンロールが有名ですが、実は発祥の地は北欧なのです。さわやかな香りで甘さ控えめ、大人なシナモンロールのレシピです。

【おススメレシピ・あのカフェの?部門】スタバ風シナモンロールのレシピ

材料(6~8個分)

<シナモンロール生地>
強力粉  100g
薄力粉  100g
砂糖  40g
ドライイースト  小さじ1
ぬるま湯  80cc
バター  70g(フィリング用含む)
バニラエッセンス  少々
溶き卵  1個分

<フィリング>
(生地の材料から取り分けたバター 大さじ2)
シナモンパウダー  小さじ2〜3
片栗粉  大さじ1
砂糖  大さじ1

下準備

・バターを室温に戻してやわらかくする。

レシピ

①ボウルにドライイーストと砂糖少々を入れ、ぬるま湯でふやかす。

②別のボウルにバターをいれ、泡立て器で練る。白っぽくクリーム状になったら砂糖を加えてすり混ぜ、フィリング用に大さじ2を分けておく。

③②のボウルに溶き卵を少しずつ加える。その都度よく混ぜ、バニラエッセンスも加えて混ぜる。

④③に強力粉と薄力粉を合わせて振り入れ、①を加える。ゴムベラで全体をよく混ぜ、ラップをかけて室温で30分寝かせる。

⑤フィリングを作る。②で取り分けたバターとフィリングの材料を合わせ、よく混ぜる。

⑥生地が2倍くらいまで膨らんだら、押すようにしてガスを抜く。オーブンを230℃に予熱する。

⑦台と生地の表面に打ち粉をして麺棒で生地を伸ばす。20cm×30cm程の長方形になったら、奥側を2cm幅くらい残してフィリングを塗る。

⑧⑦を手前から巻く。巻き終わりをしっかりと閉じて包丁で6~8等分し、切り口を上にしてマフィン型に入れる。(マフィン型がなければクッキングシートを敷いた天板に直接乗せる)

⑨230℃のオーブンにシナモンロールを入れ、10分焼く。

⑩粗熱が取れたら、お好みでシナモンロールの上からアイシングを回しかけてデコレーションする。

レシピのポイント

人気のスターバックスのシナモンロールの味を再現したレシピです。大きさは本物より小さいですが、ふんわりしっとりの食感がやみつきになりそうです。

【おススメレシピ・ホームベーカリー部門】シナモンロールレシピ

材料(10cmのタルト型8個分)

<シナモンロール生地>
 強力粉 210g
 薄力粉 40g
 ドライイースト 5g
 塩 4g
 卵 Mサイズ1個
 牛乳 110ml
 グラニュー糖 20g
 無塩バター 35g

<仕上げ>
 溶き卵 適量

<フィリング>
 無塩バター 10~15g
 ブラウンシュガー 30g
 シナモンパウダー 小さじ1

<アイシング>
 卵白 20g
 粉糖 100g
 レモン果汁 小さじ1/4

下準備

・バター(フィリング用)を室温に戻す。
・ブラウンシュガーとシナモンパウダーを混ぜ合わせる。
・焼き型にショートニングや油(分量外)を塗る。
・台に打ち粉(分量外)をする。
・オーブンを220℃に予熱する。

レシピ

①ホームベーカリーのパンケースに生地の材料を入れる。(イースト投入口のあるタイプは、ドライイーストのみ投入口へ)
 生地作りコースを選択してスイッチを押し、出来上がったら台に取り出す。

②①で取り出した生地をきれいに丸める。表面が乾燥しないようにかたく絞った濡れふきんを被せ、15分寝かせる。

③生地の綴じ目を上にして台に置き、麺棒を使って25cm四方に伸ばす。きれいに巻けるように、しっかりと角を作るように伸ばす。

④とじしろになる部分(生地の向こう側1cm幅)を残して表面にバターを塗り、混ぜ合わせたブラウンシュガーとシナモンパウダーを広げる。

⑤④をくるくると巻いて、巻き終わりをしっかりと閉じる。包丁で8等分に切り、タルト型に入れる。
 天板に並べ、35℃で40分発酵させる。

⑥発酵が終わったら表面に溶き卵を薄く塗り、200℃で12分焼く。
 焼きあがったらすぐに型から出して冷ます。

⑦アイシングを作る。卵白を溶き、粉糖とレモン果汁を加えてつやが出るまであわ立て器で混ぜる。
 シナモンロールの粗熱が取れたら上から回しかける。

レシピのポイント

時間のかかる生地作りをホームベーカリーにお任せしてしまうレシピです。手がかからずにいいですね。もちろん手捏ねでも作ることができます。

【おススメレシピ・おうちにあるもので部門】ホットケーキミックスでシナモンロールレシピ

材料(直径約8㎝のもの 8個分

◎ホットケーキミックス 150g
◎水 大さじ4強
◎酢 小さじ1/2
バター 60g
シナモンパウダー 大さじ1弱
砂糖 大さじ2

<アイシング>
卵白 約大さじ1/2
粉砂糖 50g
レモン汁 小さじ1

①ボウルに◎を入れて泡立て器でよく混ぜ合わせる。

②まとまってきたらラップで包み、冷蔵庫で1時間寝かせる。

③台に打ち粉(分量外)を振り、②を取り出して麺棒で伸ばす。

④小さめに切ったバターを③の中央に乗せる。

⑤左右を折りたたんで重ね、麺棒で伸ばす。

⑥生地の向きを変えて、左右を折りたたんで重ねる。これをまた麺棒で伸ばす。
⑤~⑥を5回ほど繰り返して捏ねていく。

⑦⑥をラップで包み、冷蔵庫で1時間寝かせる。

⑧オーブンを190℃に予熱する。寝かせていた⑦を取り出し、5mm厚に伸ばす。

⑨シナモンと砂糖を全体にふりかける。

⑩端からくるくると巻き、8等分する。

⑪天板にクッキングシートを敷き、断面を上にして⑩を並べる。

⑫190℃のオーブンで15分焼く。

⑬アイシングを作る。アイシングの材料を全て泡立て器で混ぜ合わせ、絞り袋に入れる。絞り袋は小さめのビニール袋でもOK。

⑭シナモンロールの粗熱が取れたら、⑬の袋の端を小さく切り、上からかけて乾かす。

レシピのポイント

シナモンロールだけのために強力粉やイーストを揃えても、余ってしまったらもったいないですね。ホットケーキミックスならどこのスーパーにも置いてあって手軽です。

【おススメレシピ・低カロリー部門】カロリー控えめのビターシナモンロールレシピ

材料(お好みのケーキ型1台分)

<シナモンロール生地>
 強力粉 250g
 バター 大さじ1
 牛乳 180cc
 砂糖 大さじ3
 ドライイースト 小さじ1

<フィリング>
 練乳 大さじ1
 はちみつ 大さじ2
 インスタントコーヒー 大さじ1
 シナモンパウダー 小さじ1
 くるみ あれば少々

<アイシング>
 練乳 大さじ2
 粉砂糖 大さじ2
 スキムミルク 大さじ1
 水 大さじ1

下準備

・オーブンを170℃に予熱する。

レシピ

①生地の材料をホームベーカリーのパンケースに入れ、生地コースで一次発酵まで行う。

②シナモンロール生地をガス抜きし、ひとつにまとめて濡れふきんを被せる。そのまま15分休ませる。

③くるみを除くフィリングの材料を合わせ、よく混ぜる。

④②の生地を麺棒で伸ばし、平たい長方形にする。巻き終わりの場所を避けて③を全体に塗り、お好みで砕いたくるみを散らす。

⑤手前からくるくると巻き、巻き終わりをしっかり閉じる。

⑥⑤を6~7等分し、型に並べる。

⑦40℃で40分置き、二次発酵させる。

⑧170℃のオーブンで25分焼く。

⑨アイシングの材料を混ぜ合わせ、焼きあがって粗熱の取れたシナモンロールに回しかける。

レシピのポイント

ダイエット中だけどどうしてもシナモンロールが食べたいときに。バターと砂糖の量を抑え、代わりにはちみつや練乳を使うことで、甘さしっかりなのに低カロリーなシナモンロールレシピです。これならアイシングをたっぷりかけても罪悪感ありません!

いかがでしたか?

シナモンロールを作るにはホームベーカリーがあると便利。手捏ねの場合は、捏ね具合や発酵の見極めなどが少し難しく感じるかもしれません。でも焼きあがったときの喜びは手作りならではです。多少失敗したり、形が崩れても大丈夫!シナモンロール作りを楽しんでくださいね♪

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