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おうちでできたら感激♡エッグベネディクトのソースの作り方

朝食やブランチの定番として、さまざまなホテルのダイニングやカフェで食べられるようになったエッグベネディクト。とろーりしたポーチドエッグの上にかかった黄色いソースは、さまざまな具材のまとめ役です。そこで、エッグベネディクトに欠かせないソースの作り方を紹介します。

人気継続中! エッグベネディクトとは

本場アメリカではブランチの定番

パンケーキにフレンチトースト、アサイーボウル、グラノーラ・・・と、バラエティー豊かな朝食ブームに沸く中、相変わらず根強い人気を誇っているのがエッグベネディクト。
エッグベネディクトは半分にスライスしたイングリッシュマフィンの上に、ハムまたはベーコン、ポーチドエッグ、オランデーズソースというソースをかけた卵料理です。アメリカでは、エッグベネディクトはブランチの定番とも言える代表的なメニューの一つです。

エッグベネディクトは日本でも朝食やブランチの一品として人気

ニューヨークのレストランが火付け役!?

エッグベネディクトはアメリカ生まれですが、日本でのエッグベネディクトの人気の火付け役はニューヨークに本店を構え、東京にも上陸している「サラべス」。“ニューヨークの朝食の女王”と言われるほど、ブランチをすると言えばまず初めに名前があがる有名なレストランです。

1981年のオーナーのサラベスさんによるオープン以来、エッグベネディクトはフレンチトーストやオムレツと並んでサラべスの代表とも言える一品に。クラシックスタイルのエッグベネディクトらしく、自家製オランデーズソースに、パプリカとチャイブをトッピングしています。そのエッグべネディクトの美味しさは、レストラン格付けガイドブック「ザガット・サーベイ」で「ニューヨークNo.1デザートレストラン」に選出されたことでもわかります。

ニューヨーカーに愛されるサラべス。エッグベネディクトも有名

クラシックスタイルのサラべスのエッグベネディクト

エッグべネディクトに欠かせないソースって?

エッグベネディクトの味のまとめ役

エッグベネディクトの味の決め手の一つが、ポーチドエッグの上にかかったオランデーズソース。
オランデーズソースとは、泡立てた卵黄にたっぷりの溶かしバターを加え、塩と黒胡椒またはカイエンペッパーで風味付けしたクラシックな洋風ソースです。高級フランス料理の基本ソースの一つで、酸味とコクのある味わいが野菜や淡泊な味の魚料理などに合います。

エッグベネディクトとの相性は抜群で、フレンチの基本ソースにあげられるオランデーズソース

オランデーズソースの歴史

オランデーズソースはフランスのノルマンディー地方の卵黄バターソースがもとであると言われています。1651年頃、フランスの料理研究家フランソワ・ピエール・ラ・ヴァレンヌが、自身の著書でオランデーズソースと似たソースを記述しています。その後オランダのバターを使用してソースを作ったことから、オランダ風のソース=オランデーズソースと呼ばれるようになったと言います。

エッグべネディクトの美味しさの一つ!基本のオランデーズソースのレシピ

エッグベネディクトをソースまで手作りして、自宅でのんびり味わうのも楽しいひと時。
エッグベネディクトのオランデーズソースは見た目がマヨネーズに似ていますが、作り方もほとんど同じです。オランデーズソースの材料の違いはバターを使うこと。エッグベネディクトによく合うソースに仕上げるコツは、常に熱湯で湯煎しながらソースをかき混ぜて、きれいに角を立たせることです。

材 料(2~3人分)

卵黄 1個分
レモン果汁 大さじ1
塩 少々
胡椒 少々
バター 40g

レシピ①

卵黄、レモン果汁、塩、胡椒を混ぜ合わせる。
バターを電子レンジなどで溶かす。一般的には澄ましバター(乳固形分を取り除いたバター)にして使うが、そのままでも良い。

レシピ②

卵黄の入ったボウルを湯煎の要領で温め(直火不可)、そこへ溶かしバターを少しずつ入れながら、もったりしてくるまでよく混ぜ合わせる。

レシピ③

途中何度か湯煎の熱湯を変えて温度が下がらないよう気を付けながらソースを混ぜ続け、マヨネーズ程度の固さになったら完成。

定番のエッグベネディクトに飽きたら、こんなバリエーションのエッグベネディクトはいかが?

クラシックなエッグベネディクトの具材やソースを変えることで、またひと味違った“進化系エッグベネディクト”が楽しめます。

スモークサーモンのエッグベネディクト

生ハムのエッグベネディクト

アボカドソースのエッグベネディクト

エッグベネディクトにかけるソースのバリエーションのレシピ

エッグベネディクトの基本のオランデーズソースをマスターしたら、次はバリエーションをつけたソースでオリジナルのエッグベネディクトに挑戦してみては。

バリエーション①アボカドソースのレシピ

材料
アボカド 1/2個(80g)
Aレモン汁 少々
A豆乳(牛乳) 大さじ4
A練りわさび 小さじ1~
塩・胡椒 適量
粗びき黒胡椒・レモン 適量

下準備
鍋に卵がかぶるくらいの湯を沸かしておく。
①アボカドをボウルに入れて軽くつぶし、ハンドミキサーで混ぜる。ある程度なめらかになったら、Aを加えてなめからになるように混ぜ、塩・胡椒で味を調える。
②ポーチドエッグの上にソースをかけて粗びき胡椒をふり、好みでレモンを添える。

バリエーション②ヘルシー 豆腐クリームのレシピ

材料
絹ごし豆腐 半丁
味噌 小さじ1
マヨネーズ 小さじ2
黒胡椒 適量

①すべての材料をバーミックス(または泡立て器)で攪拌する。
②好みの具をパンに挟み、ソースをかけて黒胡椒をふる。

バリエーション③簡単マヨネーズソースのレシピ

材料
マヨネーズ 大さじ1
牛乳 大さじ2
生クリーム 少々
粗びき黒胡椒 適量

①ボウルにマヨネーズ・牛乳を入れて600Wの電子レンジに20秒かける。取り出して生クリームを加え、よく混ぜる。混ぜるととろみがつく。
②ポーチドエッグの上にソースをかけ、好みで粗びき黒胡椒をふる。

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